スキマ時間に気軽に情報の発信や収集ができるTwitterは、最新情報のキャッチにはもってこいです。
著名な方の発言から知識を深めることもできて、Web界隈のトレンド、講演会情報や、あるトピックに対しての第三者コメントなど様々な情報をいち早く入手することができます。
気軽に使えるからこそ、せっかくなら仕事に役立つ情報も得られればと考える方もいると思いますが、誰をフォローしたら良いのか迷ったり、いつのまにか友人知人ばかりのタイムラインになってしまうこともありますよね。
そこでこの記事では、転職ドラフトの参加者でも多くいるバックエンド・フロントエンド・インフラ・データサイエンスの分野に分けて、転職ドラフトを運営する株式会社リブセンスの社内エンジニア数名の意見を元に、オススメのTwitterアカウントをご紹介します!
もう少し視野を広げてTwitterを楽しみたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
バックエンド
masuidriveさん
https://twitter.com/masuidrive
32歳のときに渡米し、中嶋聡氏とともにBigCanvas, Inc.を立ち上げる。その後、料理写真共有サービ「ミイル」の開発や、飲食店向けの予約台帳サービス「トレタ」のCTOなどを経て、現在は株式会社Bloom&Co.のCTOとして活躍中。
お風呂でプログラミングをすることから、「風呂グラマー」の愛称でも親しまれている。
masuidriveさんは、GitHubやYouTubeでのアウトプットの豊富さが魅力的です。
GitHubではRubyやJavaScriptで書かれたアウトプット、YouTubeではトラックパッドの自作動画や、これまでや今やってるプロジェクトの紹介などを行っており、モノ作りのヒントになる情報が満載です。
日々のツイートからは、好きなことを楽しんでいるという感じが伝わってきます。
プロダクト開発など何かを楽しく作りたい方などは、刺激がもらえるアカウントだと思います。
masuidriveさんは、転職ドラフトReportでも何度か取材をさせていただきました。
以下の記事も合わせてチェックしてみてください!
関連記事
トレタ増井氏×桂対談 - エンジニアが年収700万円台の壁を越えるためには何が必要?(前編)
増井雄一郎対談 - 35歳定年説を覆す、40代現役Webエンジニアの死活監視
Rui Ueyamaさん
日本とアメリカのGoogleでソフトウェアエンジニアとして勤務しながら、スタンフォード大学大学院のコンピュータサイエンスを卒業。
8ccという小規模Cコンパイラの作者でもある。
Rui Ueyamaさんが発信されるアメリカと日本の仕事の仕方や価値観などの違いについてのツイートは、とても興味深い内容が多いです。
実際の経験に基づいた投稿には、日本で働いているだけでは気づきにくい観点や鋭い考察が含まれています。
また、無料で公開されているCコンパイラ作成についてのオンラインブックには、「これが無料⁉」と驚く方も多いはず。
汎用的に使えるスキルを説明した内容とRui Ueyamaさん自身もおっしゃっているので、まだ読んでいたい方は一度目を通してみてはいかがでしょうか?
そして推薦してくれたリブセンス社内のエンジニアから激推しされていた猫たちの写真にも注目です!その仲良しな姿は日々の癒しを与えてくれます。
Junichi Ito (伊藤淳一)さん
SIerや社内SEを経て、現在は株式会社ソニックガーデンにてRubyプログラマとして活躍中。「プロを目指す人のためのRuby入門」の著者としても知られている。
リブセンスのエンジニアから「ブログや本はわかりやすく、参考にすることが多い」という意見が出た伊藤さん。
Twitterでは技術関連の発信が参考になることはもちろん、時折発信されるビジネススキル的な部分(エンジニアとして、社会人として役立つスキル)もかなり参考になります。
初心者向けの情報も多いので、駆け出しエンジニアの方にもオススメです。
Masayoshi Takahashiさん
https://twitter.com/takahashim
技術系電子書籍の制作・販売を行う株式会社達人出版会代表取締役であり、日本Rubyの会代表理事も務める。 著書には『たのしいRuby』『Rails3レシピブック 190の技』(共著)などがある。
日本Rubyの会の運営や技術書典の立ち上げに関わるなど、エンジニアコミュニティが活性化する起点を作り出しているTakahashiさん。
出版社の代表取締役ということもあり、書籍に関するトピックスが参考になります。
フロントエンド
TAKさん
Webデザイン&マークアップ&フロントエンドをしていたWeb制作者から、現在は一部上場企業でフロントエンドエンジニアとして活躍中。
CSSの設計やコーディングルールなど、日常の業務で活用できる情報を積極的に発信されています。
Twitterだけでなく、noteやZennでのアウトプットもかなり読み応えがあります。フロントエンドでのコーディングやデザインに慣れている方だけでなく、学び始めたばかりという方にもオススメです。
Yosuke Furukawaさん
https://twitter.com/yosuke_furukawa
複合機メーカーや携帯ゲーム会社を経て、現在はリクルートテクノロジーズで勤務。開発だけでなく、テックリードとしてメンバーの育成も行っている。
また、Node.js日本ユーザーグループ代表として、カンファレンスへの登壇などでも活躍中。
ソフトウェア開発関連だけでなく、エンジニアのパフォーマンスなどに関しても優良な記事やサイトを定期的にシェアされており、添えられたFurukawaさんのコメントから学びや気づきを得ることができます。
エンジニアリングに関する情報を多面的に収集したい方に、ぜひチェックしていただきたいアカウントです。
Manabu Uenoさん
https://twitter.com/manabuueno
ソシオメディア株式会社取締役。『オブジェクト指向UIデザイン — 使いやすいソフトウェアの原理』をはじめ、多くの書籍を執筆しているデザイナー。
UIに関することだけでなく、ユーザーインタビューや設計に関する幅広い知識や、ご自身のデザインに関する考え方を発信されています。
なにかを生み出す上で大切にしたい行動や考え方に関するツイートは、タイムラインで見かけるたびについつい考えさせられてしまいます。
オブジェクト指向UIデザイン(OOUI)について学びたい方はもちろん、ユーザビリティやインターフェースのことが気になりはじめたエンジニアにもおすすめのアカウントです。
インフラ
徳丸 浩さん
EGセキュアソリューションズ株式会社 代表取締役。Webアプリケーションセキュリティを専門分野として、脆弱性診断やコンサルティング業務を行っている。
「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方」をはじめ複数の著書があり、それらは徳丸本と呼ばれて親しまれている。
エンジニアにとって必須とも言えるセキュリティ関連の情報を、日々発信されています。
近年多発するサイバー攻撃など、セキュリティ関連のニュースもタイムリーに取り上げているのも魅力の一つです。
徳丸氏のコメントと合わせることで理解が深まるので、今回はインフラで取り上げましたが、幅広くオススメしたいアカウントです。
データサイエンス
ところてんさん
株式会社NextInt 代表取締役。 「仕事ではじめる機械学習」「データサイエンティスト養成読本 ビジネス活用編」共著者であり、 データ分析、新規事業や業務改善のコンサル、ゲームディレクター、技術顧問、企業での研修・講演など幅広く活躍している。
SlideShareでのアウトプットが充実していて、DX関連の話題からチームマネジメントでの失敗談など、ビジネスパーソンとして読んでおきたい内容がわかりやすくまとめてあります。
Twitterでは、真面目な話からクスッとする冗談まで発信しています。
漫画やラノベの感想ツイートも密かな楽しみにしてるとの声も上がりました!
まとめ
今回は、それぞれの職種のエンジニアにとって参考になること・アクティブなアカウントであることを基準にご紹介させていただきました。
気になるアカウントは見つかったでしょうか?
「もっと楽しく情報収集がしたい」「実力のあるエンジニアの意見が知りたい」などのそれぞれの希望に合わせて、今回の記事を役立てていただければ幸いです。