2024年3月にスタートした転職ドラフト特別回も、11月の開催で第3回を迎えました。
ユーザー・企業共に想定よりも多くのみなさんにご参加いただき、うれしいことによいご縁も生まれています。
今回は第1回〜第3回のデータとともに転職ドラフト特別回を振り返りつつ、来年以降の転職ドラフト特別回のこれからについてもお伝えします。
目次
1,「第3回 転職ドラフト 特別回」の実績
2,2024年の特別回開催をデータで振り返る
3,転職ドラフト特別回の採用状況
4,参加企業からの声
5,2025年も開催予定!ご参加お待ちしています!
「第3回 転職ドラフト 特別回」の実績
まずは11月に行われた第3回転職ドラフト特別回にもスポットを当ててみます。
第3回では、特別回初の提示年収2,000万円の指名が出ました!
その他の実績は以下のとおりです。
開催期間:2024年11月8日(金)13:00〜2024年11月14日(木)23:00
参加ユーザー数:136人
参加企業数:163社
総指名数:416件
指名承諾率:29.09%
最高提示年収:2,000万円
UU指名率:77.2%
1人あたりの指名数:3件
第2回と同等数のユーザーや企業にご参加いただき、指名承諾率は過去2回の特別回と比べて高くなりました。ハイクラスエンジニアの採用は企業側はもちろんユーザー側も慎重になりやすいと予想していましたが、UU指名率や一人あたりの指名数、指名承諾率なども通常回と大きく乖離しないという結果になりました。
また、今回最も多く指名を獲得した方は、19指名されていました。
詳しいデータは以下のURLから確認できるので、ぜひチェックしてみてください。
※提示年収の閲覧には、転職ドラフトへの会員登録が必要です。
第3回 特別回入札結果
続いて、指名を受けたユーザーの職種・役割の比率もみていきましょう。
バックエンドエンジニアとフロントエンドエンジニアは、ITエンジニアの多くが経験する職種のため、転職ドラフトでは、通常回、特別回に関わらず指名率が高い傾向にあります。そして、順位は変われど5位までの職種は第1回〜第3回の間、変わっていません。
その中でも第3回で大きく順位が動いたのが、エンジニアリングマネージャーでした。第3回では、プレイヤーへの指名傾向が少々強まったようです。
2024年の特別回開催をデータで振り返る
転職ドラフト特別回は2024年3月を皮切りに、これまで3回開催されました。
ここでは2024年に開催された第1回〜第3回の転職ドラフト特別回について、参加ユーザー数や指名数などの数値面を振り返ってみましょう。
開催期間:
第1回▶2024年3月8日(金)13:00〜2024年3月14日(木)23:00
第2回▶2024年6月6日(木)13:00〜2024年6月12日(水)23:00
第3回▶2024年11月8日(金)13:00〜2024年11月14日(木)23:00
参加ユーザー数:485人(延べ数)
参加企業数:490社(延べ数)
総指名数:1354件
指名承諾率:27.1%
ありがたいことに、総指名数は1000件を超えました。参加数については、第2回の参加企業数162社、参加ユーザー数123人から微増しており、安定してきています。
続いて、職種ごとの指名比率もみてみましょう。
さきほどの2024年の特別回全体のグラフと同様、バックエンドエンドエンジニアとフロントエンドエンジニアは上位に入ります。
2位のエンジニアリングマネージャーは第1回で指名が多かったため、上位にランクインしています。
また、各回で安定してTOP5に入っているのがテックリードとインフラエンジニアですが、特にテックリードは通常回とくらべて、かなり比率が高くなっています。
エンジニアリングマネージャーもしかり、特別回ではやはりエンジニア組織を牽引する人材に注目が集まっていると言えそうです。
転職ドラフト特別回の採用状況
私たちの想定以上に参加・指名が多かった2024年の転職ドラフト特別回ですが、実際に採用が出ているのかが一番気になる部分ではないでしょうか?
第1回〜第2回については内定も複数件出ており、通常回と同様またはそれ以上の採用率となっています。
また、内定までの日数は第1回、第2回ともに最短50日以内でした。
通常のドラフトと比較して業務委託採用の割合が若干高いので、「まずは業務委託から」というニーズがお互いにマッチしている可能性もあるかもしれません。
とはいえ、通常回に比べてまだまだ採用数が少ないので、今あるデータでは可能性があるとしか言えません。今後さらにマッチングが増やせるように、転職ドラフト運営チームもサービスの改善を続けていきます。
参加企業からの声
転職ドラフト特別回は、まだまだ駆け出しフェーズです。
「これはいい!」とお褒めいただくこともあれば、「もっと良くなれば…」というご意見もいただきます。
ここでは、実際にご参加いただいた企業の採用担当者からの声を少しだけご紹介いたします。
特別回、ここがよかった!
・返信率が高いので、ハイクラス人材としっかり会える場として価値を感じている
・ユーザーがCTOクラスなので、カジュアル面談だけでも採用担当として良い経験になった
特別回、もっとこうしてほしい!
・指名期間1週間は短すぎる。思うように指名が送れなかったORもう少しゆっくり検討したい
・年収が高いこともあり、どうしても転職に慎重な方が多いように感じた
データベースの質は、審査に通過したユーザーのみが参加できる転職ドラフトだからこその部分ではあります。また、転職に慎重な方が多い一方で、採用には繋がらなくても企業として得られるものがあるという、私たち運営も気づいていなかったご意見もいただきました。
指名期間については、複数の企業様から同じような声をいただくことがありました。
まだお約束はできませんが、来年以降でそういった声をサービスにも反映していければと思っています。
2025年も開催予定!ご参加お待ちしています!
2024年の転職ドラフト特別回は想定以上のご参加もあり、うれしいことにご縁も着々と増えています。
ハイクラスエンジニアの採用でお悩みの企業や、転職を考えているユーザーのみなさん、ぜひ次回特別回へのご参加をお待ちしています!
詳細が決まりましたら、またあらためてご案内予定です。来年以降も転職ドラフトおよび、転職ドラフト特別回をよろしくお願いいたします。