■概要
- どの企業が誰に対していくらで指名しているのかが全部見えるのが転職ドラフトの魅力!
- だがしかし、最初に年収を提示した企業の金額にひっぱられて、自分の市場価値が低くなるケースがあるのではないか?
- なので、企業は年収を提示するときに、他の企業の金額を参考にできない『提示年収非公開モード』で開催をします!
※この仕様は2020年8月回のみとなり、8月回の返答期間終了後に通常通りに年収が参照できるようになります。
最初に指名した企業の年収や、過去の指名年収に影響されない「実力(レジュメやアウトプット)」のみで評価されるので、
- 最初に指名した企業の年収が低かっただけで俺の年収はもっと高くてよいはず!
- 過去に指名されたことがあるけど、何故か同じような金額でしか指名されない
- 成長したはずなのに指名金額が上がらない気がする
という方々は是非再び参加してほしいです!
■該当期間
2020年8月19日 13:00 〜 2020年9月10日 3:00(2020年8月回の指名開始から返答期限まで)
■背景
なぜ年収を公開しているのか
転職ドラフトはサービス開始時より、「実力が正当に評価される世界の実現」というビジョンの実現に向けて、日々プロダクト開発をおこなってきました。
しかし、サービス開始時は、そもそも「実力が正当に評価されているのかどうかすらわからない」という問題がありました。
・自分は今の企業から実力に見合った評価をされているのか
・自分と同じようなスキルの人はどれくらい評価されているのか
・転職するときの年収はどこを評価され、どう決まっているのか
まずはその現状を変える必要がある。
どんな企業が、誰に対して、どんな評価をしているのか?どれくらいの報酬を支払っても良いと考えているのか?
そういった情報を公開していくことで、エンジニアの世の中における実力と評価における適正値、いわゆる「エンジニアの市場価値」を可視化し、ビジョンの実現に近づけるのではないかと考えたのです。
そのため、転職ドラフトにおける指名は「どの企業が、誰に、いくらの金額を提示したのか」がリアルタイムで参照できるようになっています。また、過去の指名結果についても公開されています。
このことは、「不透明な転職市場の透明化」につながり、ビジョンの実現に一歩近づけたと思っています。
個人に取っては今後の方向性の参考になったという声をいただいたり、企業にとっては給与テーブルの見直しが起こるなど、具体的な変化も実感することができました。
なぜ年収を非公開にするのか
一方で、指名期間中に「どの企業が誰にいくらの金額で指名したのか」がわかることによって、企業が指名をする際、他の企業の指名金額や過去の指名結果を参考にしているケースが見受けられました。
また、指名を受けた方も「指名金額がその企業からの絶対的な評価なのか、他社の指名に影響されたものかわからない」という問題がありました。
「正当な評価」=「提示額」は、企業ごとに異なると考えており、その企業ごとに実力を判断して提示ほしい。もし他社の指名結果に影響されているようであれば、転職ドラフトの「実力が正当に評価される」というビジョンに相反しているのではないか。
このような考えのもと、2020年8月回の期間中において、『受け取った指名の年収が、過去も含め、企業や他のユーザーへ非公開』という仕様での開催を実施させていただくこととなりました。
なお、この特殊回の開催は2020年8月回のみとなり、翌9月回からは通常通りに年収が参照できる回となります。
転職ドラフトでは可能な限り情報を公開し、市場の透明性を高めることが「実力が正当に評価される世界」の実現に不可欠だと考えております。
そのため、公開されている年収を非公開化していくことなどは検討しておりません。
今回の結果を、今後の開催や開発の参考にしながら、引き続き「実力が正当に評価される世界の実現」に向けてプロダクト開発をおこなっていきます。
今後とも転職ドラフトをよろしくお願いします。