こんにちは!転職ドラフト開発のMです!
第1回の開催から時間も過ぎまして、なななななんと!
採 用 決 定
された方が出てきたんですよ!! 嬉しい限りです!!!
という訳で、転職ドラフトを使って転職を決めた方にインタビューさせていただきました。
―M: こんにちは!
R: こんにちは!
略歴
Rさん(仮名)
大学中退後web系ベンチャーに未経験エンジニアとしてJoin.
20台前半の爽やか青年。趣味はポーカー。
出会いへの扉
―M: 早速ですが、転職ドラフトを知ったキッカケって何でしたか?
R: 「転職をしようと思っている」と友人に話したら「最近こんなのがあるらしいよ」って教えてもらって。その友人はエンジニアじゃないんですが、たまたまプレスリリースを見たそうです。
―M: おおおおお。口コミ嬉しいですー!参加してみてどんなところが面白かったですか?
R:一番面白かったのは、年収が可視化されていたことですね。
勉強会は行きますが、積極的に外の人と関わるタイプでもなかったので、他の会社の年収を知らなくて。「どんな人がいくら貰っているのか?」が見えて面白かったです。
―M: ご友人に感謝です。
ラブレターに時間を
―M: 指名された時の気持ちって覚えていますか?
R: 「おおっマジか!!」という感じでした (笑)
―M: (笑) 「指名されないかも」と思っていたのですか?
R: それもありますが、一番ビックリしたのは提示年収ですね。
転職ドラフトは「指名されたらいいな」くらいの気持ちで登録していて、転職活動自体は人材紹介エージェントを利用して進めていたんです。数社受けて、二次面接くらいまで進んでいました。その頃にちょうど転職ドラフトが開催されて、一応指名があるか確認してみたら、数社から指名がありました。
―M: そこで金額を見て驚いた、と。
R: はい。エージェントからは「経験の浅い20代前半のあなたなら上限はxxx万円くらい」という金額を聞いていたんです。まぁそのくらいなのかなとは思っていたんですが、それよりかなり高い金額で指名されて「え?どういうこと?」って。
―M: (Rさんの指名一覧を見ながら)おー、上限と言われた額より250万円くらい上がありますね!差もそうですけど、20代前半でこの金額は、評価されている感がありますよね。
R: ありました。指名されて嬉しかったです。他にも「ちゃんとレジュメを読んでくれているな」と感じられたところも嬉しかったですね。「若いながらに〜」とか指名した理由を細かく書いてくれていて。
―M: レジュメを読んでくれているとわかるとグッときますか?
R: そうすね!転職サービスのメールでよくある様な「ID何番様のご経歴を拝見し〜」だけだと
「本当に読んだのかな?テンプレじゃないかな?」って首を傾げてしまいます。
―M: あれ、萎えますよね。転職サイトに登録したらそんなメールが何十通も届いたり。
R: そうですよね、そういうの見ると「ああ、うん……」って感じになる。
「どうせ誰でも良いんでしょ?条件にマッチした人にテンプレメール送ってるんでしょ?」って。
―M: 企業が転職ドラフトを使うためのツールには、一斉にテンプレメールを配信する機能は付いていないんです。テンプレメールって何も伝わらないよねと思っていて、一人一人をちゃんと見て、ラブレターを書いて欲しかったから付けませんでした。そこに共感を得られてとても嬉しいです。
転職成功者に花束を
―M: 複数者からの指名がありましたが、全社会ってみたのですか?
R: 企業Aには会ってないですね。承諾はしたのですが、メッセージのやり取りしかしていません。
―M: 企業Aって他の指名より提示年収が高いところですが、なぜ会わなかったのですか?
R: 単純に企業Aの事業にあまり興味が沸かなかったんですよね。やりたくないとか、面白そうに思えないというわけではないのですが、「やりたい」という気持ちにならなかったんです。
―M: そういうの、ありますよね。結局どこに転職したのですか?
R: 企業Bです。
―M: 企業BってRさんに指名した中で一番提示年収が低い企業ですよね。一番高い企業とは100万円以上違う。企業Bに決めた理由はなんですか?
R: 大きく2つあります。1つは企業Bの事業が面白いなって思ったことですね。自分の中の「仕事するってこういうことだよね」という世界観に近いな、と。2つ目は選考でエンジニアの方とお話して「この人たちものすごく面白いな」と感じたことですね。
―M: 年収というよりも、一緒に働く人たちや、考え方が合うことが大事だったんですね。今回の他の参加者の行動結果を見ても、お金だけで選ぶわけではない、という傾向が出ています。個人的にはお金を稼ぎたいだけなら、もっと他に仕事はあるかなと(笑)
R: 自分の中でいくら以上ならOKという基準があったのですが、指名してくれた企業からの提示年収はどれもその金額を上回っていました。だからその中で、50〜100万円の差があっても、そこで迷うことはありませんでした。
これが例えば「すごく良いなと思った会社の年収が自分の基準を下回っていて、他の会社が基準を上回っている」という話なら別なんですけどね。
―M: ちょっとイジワルな質問ですが、企業Aからの指名が1,000万円なら会いに行きました?(笑)
R: (笑)まあそれは多分、行ってましたね。面接には必ず。
―M: お金の魔力すごい(笑)
あなたの賃金の物語
―M: ちなみに、現年収から年収、上がりました?
R: だいぶ上がりました。2倍近く上がりました。
―M: 2倍!すげぇ……。衝撃的な上がり方ですが、正直今まで「買い叩かれていた感」ってありました?
R: 少しだけ。すごく不満だった訳ではないですけどね。経験が浅いから年収が低くても仕方ないかなって気持ちはあったんですよ。でも業務でスキルを身につけていく中で「成長に比例して上がってはくれないな」とは感じていました。
―M: 今までの倍近くの提示年収で指名された今はどう思いますか?。
R: 上がった分、業務に求められる姿勢や成果は大きく変わるんじゃないかなと思います。だから「本当に大丈夫かな。期待され過ぎなんじゃないかな」とか、不安も結構ありました。
―M: 同じように、予想以上に高い提示年収で指名されて、逆に不安になった、という話は他の方からも聞いています。これ、どうやったら解消されると思いますか?
R: 例えば前職でRailsを書いていたのですが、PHPを使う会社から指名が来た時に「PHP、業務で使ってないけど大丈夫かな」と思いました。そういう時に企業から「Rubyができる人なら言語の差に対応していく力があり、PHPもできるはずだと判断して指名しました」みたいな説明があれば、指名する側とされる側の勘違いというか、すれ違いがなくなるかなと思います。
R: あと、僕自身、転職は初めてなので、中途採用されてから業務に入っていくフローを知りませんでした。研修はあるのかとか、入社日からいきなりissueをもらって本番のPHPのコードをデプロイするのかとか。先に入社後フローや求められていることが説明されていたら安心感があると思います。
―M: それ、良いですね!
未知との遭遇
―M: 先に年収が提示されることが転職ドラフトの特徴の1つですが、この仕組みはいかがでしたか?
R: すごく良かったです!転職活動をして自分にマッチする良い会社に出会えても、最後に残念な年収を提示されると、お互いに時間を無駄にした感がすごいんですよ。
―M: あるある。
R: あとは探りあいが嫌なんですよね。
「希望年収いくらですか?」とか聞かれて「このくらいです」って答えたら「なるほどね〜」とか。何が「なるほど」なんだろう?って。
希望年収とマッチしているかどうかで選考されるのも何か違うと思いますし。
―M: モヤモヤしますよね。先ほどの、提示年収が高すぎて不安という話とも関連するのですが、面接の中で提示年収の根拠を聞きましたか?
R: 伺いました。どうしてこの金額なんですか?って。若くて経験は短いけれど、その中で色々なことを経験して吸収してきた力やポテンシャルを評価していただいたようです。
―M: その根拠に納得感はありましたか?
R: ありましたね。年収って大部分は実績とスキルで決まるけど、別の要素も少しあるのでは、と思っていたんです。例えば、ポテンシャルや期待値みたいなものがあるのかなと。そういう評価の仕方があることを、採用担当者の方々に直接聞けたことはとても良い経験でした。
―M: 今回のドラフトでは内定時の年収について、指名時の提示年収の20%減まではOKというルールでしたが、指名時の提示年収と実際に決まった年収に差はありましたか?
R: 若干ありました。数%くらいですね。
―M: よかったー。その額で納得感はありましたか?
R: 特に問題無いですね。20%のルールは知っていたし、そもそもの上がり幅が大きかったし。下がった根拠はちゃんと説明していただいて「それはそうだよね」って納得できるものでした。感情的な問題ですけど、100万の桁が変わると言われたら壁を感じたかもしれませんね。
―M: なるほど。ちなみに提示年収を決める側の担当者さんたちにも話を聞いているのですが「20%も落としたら内定を蹴られるんじゃないか」って結構悩んでるみたいです。
※「提示年収が600万円でも480万円に下がるかもしれないんだろ?下がりすぎ!」
というご意見や不安はかなり散見されましたので、第2回からは10%にルールが変更される予定です。
転職サイトで聞かれる無慈悲な過去の情報
―M: 第1回転職ドラフトでは現職の年収を聞いていないのですが、もし必須入力だったらどうでしょうか?
R: あー、現職の年収があると、バイアスが掛かりそうですね。少し抵抗感があります。現職の年収と今の実力って必ずしも合致しているとは限らないし、純粋にスキルで評価して欲しいです。
―M: もし、現職の年収が必須入力で500万円って入れたとして、510万円という提示年収で指名されたら……
R: たとえ「現職の年収で決めたわけじゃないよ」って言われてもモヤモヤしますよ。
800万円って入力してたらどうなるんでしょうね?
―M: そんな感じの転職サイト利用してましたか?
R: 一応、一般的な転職サイトには登録しましたが、すぐに使うのをやめました。レジュメをちゃんと書いたのにコンビニ店長候補とか意味不明なオファーがたくさん来たので。
天国と地獄
―M: 転職ドラフトの「ここ、すごくよかったな」と思うポイントを教えていただけませんか?
R: 僕は若いので、年齢で年収が抑えられているなと感じていました。エージェント経由で面接に行くと「xx歳ですか、お若いですね」みたいな会話で始まることもありましたし。ですが、転職ドラフトでは20代前半としか表示されていないから変なバイアスがかからなかった。転職ドラフト経由だとスキルベース、経歴ベースで会話が始まっていく。そこが面白いなって思いましたね!
―M: 会話の中で「えっ! xx歳なんですか!?」みたいな話題になるんですね。
R: はい。場合によって一次面接の時は年齢の話が出ないこともありました。
先入観なしで話せているんだなって実感しましたね!
―M: 今日はずっと良いことばかり聞けてすごく嬉しいんですけど、転職ドラフトのよくなかったところって何かありますか?
R: 自分のスキル、受けている企業や提示年収などが公開されていることに抵抗がある人はいると思いますね。
いくつもある冴えた生き方
―M: 転職ドラフトってどんな人におすすめできると思いますか?
R: もちろんシニアの方にもおすすめできると思いますが、僕は、小規模ベンチャーで2年間インターンしました、みたいなすごく若い人や学生なんかにも向いていると思います。
知人に何人かいるのですが、彼らはエンジニアとして普通に仕事ができるスキルがあるように見えます。でも当人からは「新卒でどこを受けるか悩んでる」と相談されることがあるですよ。
そんなにできるのになんで今更、新卒枠で選考を受けるんだろうって思うんですよね。
―M: なるほど。新卒だと新卒枠で受けなきゃいけない、という思い込みが発生するんですかね。
R: 最初から、転職ドラフトのようなスキルで評価してもらえるサービスで挑戦していいと思うんですよ。インターンでも経歴をちゃんと書いて実力を示すことができるなら、欲しい企業はいっぱいありますよね。
―M: あると思います。まさにプロ野球のドラフトみたいな感じになりますね!
R: あとはちょっと変わった経歴の人に向いている気がしますね。大学中退してベンチャーに入ったちょっと変わっている自分が実際に使ってみて、そう思っていますので。
グッドラック!
―M: 最後に、今後参加したい・しようかな・どうしようかなと思ってる人たちに向けてメッセージをください!
R: エージェント経由でも何でも、実際に会って話を聞いてみるのは面白いと思います。
ただ、転職ドラフトは先に年収が提示されるので「なぜこの金額なんですか?」って聞けるんですよね。企業によって見方が違っていて面白かったし、参考になりました。そのあたりがおすすめですね。
―M:ちなみに、次も出てみたいですか?(笑)
R: 常に自分の外部評価がわかると面白いと思うんですよね。
また1年後に参加して提示年収が変わってなかったら、外から見て自分は成長してないということ。
転職は考えてないですが、外部から評価されたい欲求が結構ある方なので、また参加してみたいとは思いますね。
―M: じゃあ1年後とかに「俺は成長したぞ!」って自信を持って参加して……
R: 提示年収が上がっていたら、嬉しいですね!
―M: 新しい職場での活躍もしてほしいですが、また参加していただける日も待っていますね!本日はありがとうございました!!
あなたも転職ドラフトに参加しませんか?
転職ドラフトとは?
- 企業がITエンジニアを【年収つき】で競争入札するサイト
- どの企業が、どんな人に、いくらの提示年収で指名したかが公開されます
- 第1回ドラフトの提示年収は、20代平均で約630万円!
- 登録して友達を紹介すると、お好きなオライリー本を1冊プレゼント!