約3割のユーザーで内定年収UP!転職ドラフト実績レポート【2022年版】

2022-12-23 11:00

約3割のユーザーが指名時より年収アップ!内定年収についての実績レポート

企業から年収付きの指名が届いたり、他のユーザーの指名額から市場のニーズを体感してみたり、開催期間中のライブ感・ワクワク感は、転職ドラフトの醍醐味の一つです。

ただ、ITエンジニアの年収全体が上昇傾向で、指名額も年々高まっており、「指名時にこんなに高い提示年収だとしても、内定時にはどうなっているのだろう?」と疑問に思う方もいるかも知れません。

そこで指名時の提示年収と内定年収の差分を調べてみると、結果は以下の通りでした。

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今回は提示年収と内定年収について、転職ドラフトのデータをさらに深ぼって調査していきます。

2人に1人は提示金額700万円超え!指名額の分布を調査

まずは、指名時の提示年収がどのくらいなのかを見ていきましょう。

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提示年収700万円以上の人は、2人に1人(51%)に。前回調査した2019年7月〜2021年6月の3人に1人(36%)に対して、割合が増加しています。

また、約85%が600万円以上という結果になりました。

ここからは約半数を占める提示年収700万円以上の人に、スポットを当てて見ていきます。

企業とユーザーの期待値の調整結果が内定時の年収に

転職ドラフトには、内定年収が指名時に提示した年収の90%を下回ることを禁止する「提示年収90%ルール(以下、90%ルール)」があります。

とはいえ、

  • 提示年収の90%までは内定年収が下がる可能性がある
  • 提示年収が高くなればなるほど、90%になった場合の振れ幅も大きくなる

など、気になる部分も多いはず。

では、実際に提示年収700万円以上で指名された人は、どのくらいの年収で内定が決まっているのでしょうか?

内定年収の提示年収比 内定ユーザーの比率
106-110% 7.78%
101-105% 8.89%
100% 50.00%
95-99% 21.11%
90-94% 12.22%

調査対象期間:2021年7月〜2022年6月

提示年収700万円以上の場合、50%のエンジニアが提示年収のまま内定していることがわかりました。

一方、もう半分の人は内定年収が提示年収から上下する結果となっています。これには転職ドラフトのサービス特性や仕組みが影響しているのかもしれません。

提示年収から内定年収が決まるまでの仕組み

  • 参加企業はエンジニア個人のスキル・キャリアを理解し、現年収等の年収決定バイアスがかからない年収を提示。提示年収をベースに選考をスタートする
  • 指名は参加企業に公開された形で行う競争入札制のため、市場のニーズを反映した形で提示年収が決まっている
  • 90%ルールにより、企業がとりあえずの金額提示をするといったスカウトが生まれづらい。また、ユーザーは90%が下限になっていることで安心して指名を承諾できる
  • 企業との面談・選考が進む中で(ユーザーが)交渉に臨む際に、他社の提示年収や指名を活用できる
  • ユーザーと企業との面談や選考の中でより具体的な期待値をすりあわせる土台が指名承諾時点で形成されるため、双方が納得いく形で最終の内定年収・条件を決めやすい

最終オファーの内容は、ユーザーと企業の接点(面接など)の中でお互いの期待値や将来像をすり合わせつつ、決まっていきます。

提示年収の100%未満で内定した人も、90%ルールの範囲内で双方の期待値をすり合わせた上で、最終的な内定年収とオファー内容に納得して内定を承諾しています。

ユーザーと企業の期待値を合わせて幸せなスタートをきることは、転職において重要なポイントの一つとなるはずです。

指名獲得前に知っておきたい転職ドラフト便利機能

転職ドラフトを利用した転職活動がユーザーにとってよりよい経験になるよう、私たちも日々サービスの改善を行っています。

2022年6月の再提示リクエスト機能リニューアルもその一つです。
待遇面などの調整は面接を行いながらでもできますが、指名の承諾前からより柔軟にユーザーと企業とでフェアに期待値の調整ができるようになりました。
提示年収(高すぎるor低すぎる)や指名内容(期待されていることがわかりにくいなど)の再提示をリクエストできるので、指名でつながったせっかくの縁を無駄にしたくない方に、ぜひ役立てていただきたいです。

詳しくはこちら↓
年収や期待値をより調整しやすく!再提示リクエスト機能をアップデートしました

さらに、指名の際に企業が使える「【100%保証】カード」という提示年収を下回らない目印となるオプションもあります。
他にも、他社選考待ちOKなど面談を承諾する際の安心材料になるカードもあるので、指名の際にこういったカードがついていたらぜひ注目してみてください。

まとめ

今回の調査では、47%の人が提示年収と同額、28%の人が提示年収を上回る年収で内定していることがわかりました。

内定年収が提示年収を下回ったとしても、転職ドラフトを利用した人のうち92%(2021年7月〜2022年6月)は年収アップを叶えています。指名をもらった企業に少しでも興味があれば、前向きに検討してもらえると嬉しいです。

内定年収について詳しくはこちら↓
【2022年版】転職ドラフトで転職したITエンジニアの年収はどのくらい上がるのか?

今後も、ユーザーのみなさんが安心して利用できるように、疑問や不安にはできる限り応えていきたいと思っています。
90%ルールに違反する内定年収の提示があった場合などは、転職ドラフト運営に遠慮なくご相談ください。

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