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今は、「待つ」ことも立派な転職活動です。

2020-09-30 12:13

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こんにちは。
転職ドラフト開発担当のマコトです。

このサイトをご覧になっている方は『転職』というものに多少は興味のある方が多いのかと思いますが、昨今はコロナ禍ということもあり、転職市場がどうなっているのか?今転職しても良いのか?など気になっている方も多いのではないかと思います。

人間誰しも、心に迷いや不安がある時は要らぬ失敗を招くもの。
そこでこの記事では、我々が現状をどう捉えているか?などをお伝えしていきたいと思います。

まずは、転職ドラフトが保有するデータから「現在のエンジニア転職市場」について客観的な数値を見てみましょう。

ドラフトデータから見る転職市場

まずはエンジニアの転職市場動向を知るために、2020年の転職ドラフト参加企業の指名数を比較しました。

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1月と比較して4月の指名数が約1/3に減少しているのが分かりますね。2月回より転職ドラフトが隔月開催から毎月開催に変わったことも関係しているものの、この下がり幅を見ると エンジニアの転職市場がコロナの影響をダイレクトに受けている と言えます。

この状況をより多角的に見極めるために、さらに細かいデータを見てみましょう。

指名数を増減させる要因を大きく分けると「転職ドラフトの参加者数」と「企業の採用意欲」があります。この2つを比較したのが以下のグラフです。

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こちらのグラフでは「転職ドラフトの参加者人数」の推移の他に、企業の採用意欲を測るために「参加者あたりの指名数※1」を示しています。

1~4月を比較すると、ちょうどコロナの影響が本格化した2月頃から「参加者数」が大きく減少しました。つまり 転職を考えている人が大きく減ったわけ ですね。みんな様子を見始めたのです。

さらに「参加者あたり指名数」も減少していることから、 企業は採用するエンジニアを厳選し始めた 、つまり企業の採用意欲・または傾向もコロナ禍をきっかけに変化・低下したという可能性がうかがえます。

4月以降は「参加者数」も「参加者あたり指名数」も下げ止まり、微増に転じており、ある程度の回復傾向が見えるようにもなりましたが、まだまだコロナ第二波など予断を許さない状況です。

結論:転職市場は決して良い状態ではない。しかし、積極採用企業もあり

データを見ると、転職市場の冷え込みはある程度底を打ったように思われます。しかしまだまだ本調子とは言い難い状況です。手放しで「今すぐ転職だ!」なんてとても言えないのが正直なところですね。もし転職活動をするにしても、いつもより慎重になった方が賢明だと思います。

具体的には、転職先が決まる前に現職を辞めるようなことは、平常時以上におすすめできません。

暗い話ばかりではしんどいので、いくつか明るい話もお伝えできればと思います。

採用活動に慎重になる企業が増加する一方で、現在も積極的に採用を続けている企業もちゃんと存在しています。転職ドラフトでも直近回(2020年9月回)に新たに4社の企業が新規に参加するなど、続々と参加企業は増えています。

また、以前から転職ドラフトに参加し続けているコネヒト株式会社(以下コネヒト)は、コロナ禍においてもエンジニアの積極採用を続けている企業です。その採用方針について、CTOの伊藤氏は以下※2のように語ってくれました。

採用方針については社内で話し合ったのですが、結果として「コロナ禍の状況ではあるものの 長期の視点で見て、採用は続けていこう 」という判断になりました。
というのも、コネヒトはインターネットサービスを運営する会社である以上、大変な状況でもエンジニア採用を止めてはいけないと思っているからです。

この様に、コロナ禍で採用活動を控える企業もあれば、長期的視点で採用を継続してる企業もあるのです。結局の所は その企業次第 です。もし今転職するなら、単純な平均的な市場の好不調だけを切り取って見るのではなく、このように積極的な企業を見つけて出会えることが、今は大事なのではないかと思います。

進む、あたらしい働き方への改革

重ね重ねお伝えしますが、転職市場はまだ先行き不透明で、転職を積極的におすすめする時期とは言えない状況です。ですが、コロナの流行をきっかけとして、今多くの企業に変化が生まれています。

その一例として社員の健康を優先する方向に働き方の改善などがあります。具体的な例としてはIT企業を中心としたリモートワーク推進企業の増加です。

転職ドラフトでも2020年6月回において、リモートワークを前提とした働き方を応援するキャンペーンを実施しました。その結果、6月回の全指名409件のうち、26%にあたる108件がリモートワーク前提の指名でした。

この26%は、新型コロナウィルス対策による一時的なリモートワークではなく、コロナ後もリモートワークを前提とする指名です。「新しい働き方」としてのリモートワークが広がりつつあることが分かります。

リモートワークの転職を応援する 『#リモート転職ドラフト』キャンペーン

また、採用における面談もオンライン化が進んでいます。

この流れを受け、転職ドラフトでは選考を受けるエンジニアが面談方法を「来社」か「オンライン」のいずれかで選べる機能をリリースしました。6月回において 「オンライン」を選択可能な企業は99%を超えている ことから、企業が社員だけでなく求職者の健康面も配慮している様子がうかがえます。

コロナウィルス対策に伴う「面談方法設定機能」リリースに関するお知らせ

まとめ

と、いうように転職市場は冷えており、今は転職におすすめの時期ではない、としつつも明るい話題をできるだけ多めにまとめてみました。

これからの企業はコロナ禍の状況に適応することで生き残り、採用力を高めて行くことが予想されます。安全な環境に、安全な方法で転職できるなら今の時期の転職も検討の余地はあると思いますが、くれぐれも慎重に。

腰を据えて情報収集をしたり、レジュメや職務経歴書をしっかりと書くことも立派な転職活動です。

今は待つことも、転職の成功には大事です。

転職ドラフトでは今後もエンジニアに少しでも多くの選択肢を提供できるように、客観的なデータを公開していくことはもちろん、これからも新しい機能をリリースしていきます。

あなたの転職活動に、転職ドラフトが役立てられれば幸いです。

※1 「参加者あたりの指名数」は1名あたりの参加者が各ドラフト回において受けた指名数の平均です。参加企業数や1企業あたりの指名数によって変動するため、企業の採用意欲を測る一つの指標になります。

※2 引用元はこちらの記事です。コネヒトが採用に対してどのような思いで取り組んでいるのかについて熱く語っていただきました。もしよろしければ御覧ください。
エンジニア採用は止めない。積極採用を続けるコネヒトがオンライン面接で工夫していること

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