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会いたい企業が選びやすくなる!「あなた」だけに届く指名メッセージの秘密

2022-04-27 16:00

相対企業が選びやすくなるメッセージの秘密とは?のキャッチビジュアル

転職ドラフトは、レジュメを登録すると企業から年収付きで指名(年収つきスカウト)が届く、エンジニア向けの転職サービスです。

2016年に転職ドラフトがスタートしてから、2021年12月回までに合計4万4358件(指名金額総計2900億4978万円)の指名が行われてきました。

最近の転職サービスでは、企業から求職者にダイレクトにメッセージを送る採用方式、ダイレクトリクルーティングが拡がりを見せていますが、転職ドラフトの指名の際に届くメッセージは少し特殊です。

転職ドラフトで指名メッセージを受け取った方からは、「まさしく自分宛てのメッセージだと感じた」という声がよく届きます。

そこで今回は、転職ドラフトの指名の際に届くメッセージの特徴について調査してみました。

多くの返信を受け取っている企業が、ユーザーに思いを伝えるためにどんな工夫をしているのかをポイントと例文でご紹介します。
会ってみたい企業を選ぶ際に、今回紹介した内容を参考にしてみてください。

全体の返答率と承諾率

最初に、全体の指名に対しての返答率と承諾率について見てみましょう。

2021年の転職ドラフトにおける指名返答率

返答率は指名全体の約92%という結果となりました。

企業から届くスカウトメッセージへの返答率は一般的に数%から約20%といわれますが、転職ドラフトの参加ユーザーは指名に対してほぼなんらかのリアクションが行われていることがわかります。

2021年の転職ドラフトにおける指名承諾率

続いて、承諾率(指名を受けて、カジュアル面談や採用選考に進んだ割合)を見てみると、約3割の方が指名を受けて次のステップを選択していることがわかります。

こうした指名に対するリアクション率の高さは、全体の指名のうち約62%が希望年収とほぼ相違がない指名金額でなされていることだけではありません。転職ドラフトの指名承諾率の高さの裏には、ユーザー・採用担当双方から開示される情報の質の高さ、そして量の多さも関係しているのです。

転職ドラフトにおける指名の特徴

転職サイトに登録してスカウトメッセージを受け取った際に、以下のように感じたことはないでしょうか。

  • 誰にでも送っていそうな内容だった
  • レジュメ(職務経歴書)に関係のない内容だった
  • 企業PRばかりで一方的、自分たちの話しかしていない
  • 文面に対話姿勢が見られない

こうしたスカウトメッセージでは、求職者であるユーザーの感情が動きにくく、返答率が低いことも頷けます。

転職ドラフトでは素直に嬉しいと思える指名を受け取ってほしいという思いから、対話姿勢のメッセージが届きやすいようにいくつかの工夫をしています。

なかでも審査を通過しフィードバックを行った濃いレジュメ(職務経歴書)は大きなポイントです。
ユーザーが時間をかけて作り上げた濃いレジュメをもとに、企業は指名を行います。指名の際には、エンジニアの野望ややりたいこと、これまでの経験と照らして、個別具体的なメッセージが送られます。
そこには野望ややりたいことを汲み取った上で、他の誰でもない「あなた」をなぜ必要としたか、採用担当の人柄や価値観まで伝わるようなメッセージが送られることが多いので、受け取ったエンジニアは自分ごととして受け取りやすいことが多いです。

直近の2021年1月回から12月回を対象に調査すると、転職ドラフトに参加する企業の採用担当は、平均して1回あたりの開催に際して8.08時間をかけて指名を行っています。この数字からも、企業がレジュメをよく読み、候補者一人ひとりに向き合った個別のメッセージが送られている傾向があるとわかります。

とはいえ、実際のところどのようなメッセージが届いているかはブラックボックスなところも多いと思います。そこで次の章では、メッセージを送る側である採用担当がユーザーに思いを伝えるために意識しているポイントについて調べていきます。

会いたい企業が選びやすい指名メッセージとは

転職ドラフトでの指名メッセージへの返答率は92%とかなり高めです。
その高い返答率は、企業側の思いを伝える工夫や採用担当が一人ひとりのレジュメを読み込み理解しようとする努力があってこそ。

今回は、実際にどのような指名文を送っているかや、指名文を考える際のポイントについて、返信を多くもらっている企業にご協力いただき情報を提供していただきました。

ラクスル株式会社

はじめにご紹介するのは、ラクスル株式会社です。

  • 指名メッセージを書いている採用担当の人柄や働く姿が伝わり、社風や大事にしたいカルチャーへの理解・共感ができるようにする
  • 指名されたポジションで活かせるスキルや姿勢が具体的にわかり、入社後に活躍できるイメージを持ちやすくなる

採用する側は「この人とぜひ話してみたい」と思いながら指名メッセージを送るので、「あなたのこの部分に魅力を感じました」というメッセージがメインになりがちです。

もちろん、自分を評価してくれることはとても嬉しいのですが、ユーザーが「会って話してみたい」と思うに至るには、給与や仕事内容だけでなく、カルチャーフィットも背中を押す要素となります。

ラクスル株式会社のように、担当者が自分の働き方や仕事への向き合い方などを採用したい方のスキルや野望などと結びつけて伝えることで、指名ユーザーは企業のカルチャーについて知ることができ、返信の際の判断材料が増えます。

スキルと人物像の結びつけも、判断材料を増やすことに繋がるので、ユーザーは判断がしやすくなるでしょう。

では、それらのポイントをもとにした例文をご紹介します。

ご経歴を拝見させていただき、まず野望に非常に共感をしたこと、また全体を通して意欲的で行動力のある方であると感じ、是非一度お話をさせていただきたいと思いお声がけいたしました。

まず、野望に関して。
私自身も2016年に初めてマネジメントを任せていただいてから今日までプレイングマネージャーとしてやってきました。
チームメンバーの人数が増えてくればマネジメントに特化したほうがいい局面もありますが、エンジニアリングマネージャーは現場からの信頼があってこそだと私は思っています。信頼を得るためには現場での課題やメンバー状態を肌で感じる距離にいることが大切であると感じており、今日までプレイングマネージャーを続けてきました。
でもそれは簡単なことではなく、Aさんのような長所をお持ちであるということも重要なスキルだと思います。

次に経歴に関して、全体的にそれぞれの局面における課題をしっかりと捉え、それに対して適切なソリューションを展開をされていると感じました。
また、それぞれの課題に対してご自身が中心となって行動されている様子が見受けられ、そういう点がリーダーとしての信頼につながっているのだと感じました。

私たちの開発チームではグローバルな組織を目指しており、徐々に海外メンバーも増えてきました。Bさんにお声掛けしているポジションは、特に英語を使うチャンスの多いポジションのため、留学経験も活かしていただけるのではないかなと思います。

是非、一度カジュアルにお話しさせてください!

株式会社サイカ

次にご紹介するのは、株式会社サイカです。

  • 「もっとここが聞きたい」と強く興味を持っているポイントが伝わり、面談時のイメージが湧きやすくなる
  • 現時点でのスキルやマインドだけでなく、企業で注力したい方向性と自身が今後学びたい技術のマッチングがわかることで、入社後の中長期にわたるキャリア・スキル開発の可能性を検討することができる

転職ドラフトのようなダイレクトリクルーティング型の転職サービスでは、指名メッセージが企業との最初の接点になります。
「なぜ自分にメッセージを送ったのか?」「どの部分に興味を持ってもらえたのか?」「面談や面接で何を話せばいいのか?」などがわからないこともあり、不安に思うエンジニアも多いのではないでしょうか?

そのようなとき「もっとここが聞きたい!」と企業側から言ってもらえると、「面談ではこんなことを話せるといいな」と選考に進んだ際のイメージも湧きやすくなりますよね。

また、エンジニア組織の今後の展望などと合わせて、期待されるスキルセットの人物像、そして習得を期待する技術そのものまで具体的に伝わってくると、判断材料として企業からの提示内容をより検討しやすくなるのではないでしょうか。

上記のポイントを含んだ指名メッセージの例文がこちらです。

「いま抱えている課題」に記載させていただいた通り、私たちは知識と成長意欲に基づいた技術的チャレンジができるソフトウェアエンジニアを必要としています。B様が私たちの求めるスキルとご経験をお持ちなのではないかとお見受けし、指名させていただきました。

理由1:エンジニアとして成果を出すためのフォームが形成されている
別業種から未経験でエンジニアへ転身されており、そもそもの学習能力が高いと感じました。
開発経験においても、バックエンドメインでScala、Golang、MicroServicesを経験されており、AWSも一通りご経験されていると感じました。
また、スケジュール管理や要件調整など、事業成長のための技術以外の細かい動きが能動的にできている点も素晴らしいと思います。
技術的な部分ですと、Spannerの移行などややこしそうな案件なども経験されており、複雑な課題にも粘り強く取り組める方だとお見受けしました。移行の際、どの観点で技術選定し、どのような検証をしたのかなどは読み解けなかったため、ぜひカジュアル面談でお聞かせいただきたいと思います!

理由2:今後の方向性がサイカと合致している
サイカではソフトウェアエンジニアとして総合力のあるエンジニアを増やしたいと考えており、野望欄に書いてあった内容にとても共感しました。
今後学びたい点にGolangを挙げており、サイカの技術スタックともマッチすると思います。

指名の際は、今回ご紹介したような「指名理由」のメッセージの他にも、「何を任せたいか」についてのメッセージも送られます。
紹介した企業以外も、ユーザーに熱い思いを込めてメッセージを送っています。それぞれのユーザーにあてて時間をかけて指名メッセージを考えている採用担当の思いを、あなたもぜひ受け取ってみてください!

指名は対話である

指名を送る企業側の思いや工夫ポイントから、指名におけるメッセージは必ずしも文章が長ければ良いというわけではなく、対話姿勢を大切にしていることがわかります。

  • 社風や将来像:野望や経歴に真摯に向き合っている
  • マッチング:企業が何をしたいのか、なぜあなたがほしいのか、どの点を評価しているのか
  • 会話(感情):なぜ今、あなたにメッセージを送っているのか

こうした、受け手と送り手双方の「個人」が見え、本当に相手に話しかけているようなメッセージだからこそ、ユーザーもしっかりその思いに答えようと感じることが、返答率の高さにつながっているのでしょう。

レジュメを読んでもらうにはどのようなアプローチがあるか

一方で、指名を受ける側であるエンジニアのみなさんから、企業に対して行えるアプローチとしては以下のような方法が考えられます。

  • レジュメのブラッシュアップ
  • ラブコールを利用する

最初にレジュメをブラッシュアップすることから始めましょう。詳細はこちらに記載していますが、転職ドラフトでは無料で何度でもレジュメへのフィードバックを受けられます。積極的に活用して、濃いレジュメを作り上げていきましょう。

レジュメの完成には相応の労力がかかりますが、企業の採用担当も相応の労力をかけて向き合ってくれています。前回の調査では、開催回ごとに一企業あたり100件以上のレジュメを見ています。根気強くブラッシュアップしていきましょう。

また転職ドラフトでは気になる企業にラブコールボタンを押して、アピールすることも可能です。企業の採用担当はラブコールも必ず確認していますし、ラブコールされると非常に嬉しいものです。少し気になった、話を聞いてみたいと思ったときはラブコールしてみましょう。

最後に

いかがだったでしょうか。今回は転職ドラフトの指名の際に届くメッセージについて調査してみました。

より希望に近い転職先と出会うために根気強くレジュメを書いたのに、ほとんど内容を読んでいないと感じるメッセージが届き、心が萎えてしまった経験もあると思います。

転職ドラフトは他の転職サービスとは違い、指名時点で得られる情報量が豊富で、面談に進むかどうかの判断がしやすいのも特徴の一つです。

転職サービス経由で送られてくる企業からのメッセージに飽き飽きしている方もいるかも知れませんが、そんな方こそ転職ドラフトに参加して「あなた」だけの指名を体験してみてください。

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