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人生を豊かにする選択に寄り添いたい。キャリアアドバイザー 矢崎が語る支援のリアル

2025-04-30 18:00

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「転職ドラフトエージェント」は、ITエンジニアに特化した転職エージェントサービス。職種特化型ならではの専門性と、一次面接後に具体的な年収とミッションが提示される、求職者目線のフローが特徴です。
2022年にサービスを開始し、企業から年収付きの指名が届く「転職ドラフトスカウト」で培ったノウハウを活かして、エンジニアのキャリア選択のサポートを行っています。

今回は、転職ドラフトエージェントの立ち上げから関わったキャリアアドバイザーが登場。求職者目線のエージェントサービスをつくりたいと願った当時から続く熱い思い、アドバイザーを上手に活用するコツなどを語ります。

株式会社リブセンス
転職ドラフト事業部 Tech Agentグループ キャリアアドバイザー
矢崎 憲太
飲食チェーン運営会社を経て、2012年から人材業界へ。立ち上げ間もない人材紹介会社にて約4年、インターネット、不動産、士業領域のリクルーティングアドバイザーとキャリアアドバイザーを経験。2017年にリブセンスに入社し、当初は「転職会議エージェント」のアドバイザーとして活動。2022年の「転職ドラフトエージェント」立ち上げにも携わる。

エンジニアに真摯に寄り添うエージェントサービスが存在することを示したい

ーー矢崎さん自身のキャリアをご紹介ください。

矢崎:大学卒業後、飲食チェーンを運営する会社に入り、ホールやキッチンの現場を経て、数店舗の店長を務めました。約5年間、目まぐるしい業務に追われながらも社会人としての基礎を築くことができ、密度の濃い新卒時代でした。
ただ忙しさのあまり、世の中の動きに触れて考える時間がなかなか持てず……もっと他の世界も経験してみたいと思うようになりました。私がキャリアアドバイザーという仕事の存在を初めて知ったのは、この最初の転職活動で自分が求職者になったタイミングです。

当時さまざまな業界の会社と面談の機会をいただいた中で、人材紹介会社にひかれたのは、世の中の動きに対し、黒子のような形で関われる点が面白そうだと感じたからです。求職者の方々には希望に沿った活躍の場を、企業側には事業成長をリードする人材を――仕事を通じてビジネス社会のニーズの変化をとらえ、自分なりの貢献がしたいと考えました。

実際、業務を始めてみると、一人ひとりと深く関わる仕事だけに、自分の未熟さに歯がゆさを覚えることもたびたびありました。でも、求職者の方や企業担当者の方とじっくり関係性を築き、二人三脚で目標に向かう道のりは、毎回勉強になることばかり。一緒に苦労した分、大きな達成感も共有できるこの仕事の魅力に、いつしかのめり込みました。

キャリアアドバイザーとして4年の経験を積んだあと、リブセンスに入社したのは2017年。さまざまな人材関連サービスを自社で運営しているため、エンジニアやデザイナー、マーケターなど幅広い職種のメンバーと関われる点に興味を持ちました。
入社後は、実際に他職種の専門的な知見を吸収できる機会も多く、自分の視野が広がった感覚があります。ときには職種特有の悩みを聞くこともあり、同僚相手だから話せる本音の部分を知れたことが、求職者の方々のお話を伺う際にも役立っています。

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ーー矢崎さんは「転職ドラフトエージェント」の立ち上げにも関わったそうですね。

矢崎:当時、幅広い業界を対象に人材紹介業務を行っていた中で、ITエンジニアの紹介に関してご相談を受ける機会が日に日に増えていました。「転職ドラフト」を運営するリブセンスが、その知見とデータベースを活かしたエージェントサービスを始めれば、業界全体に対してユニークな貢献ができるはずだと直感したのです。

「転職ドラフト」で培われたユーザー視点と私たちエージェントのプロ視点を掛け合わせ、働く人にとっても企業にとってもハッピーなキャリアデザインを追求したい――言葉にすると少し気恥ずかしいですが、そんな思いがありました。ITエンジニアの転職市場が過熱している今、エンジニアに真摯に寄り添うエージェントサービスも存在するのだと、社会に向けて示したいと。この思いは今も私たちチームの核にあると自負しています。

丁寧に対話を重ね、仕事に対する価値観を紐解く

ーーキャリアアドバイザーとして、とくに意識していることを教えてください。

矢崎:私がいつも頭に置いているのは、その方のキャリアというより人生を豊かにするために、どんなお手伝いができるか。たとえば、職歴だけ見ればそっくりな人が二人いたとしても、ご本人が仕事を通じて何を積み上げ、これからどのような人生を築いていきたいかによって、サポートの仕方は大きく変わってきます。

エンジニアというととにかく技術好き、モノづくり好きなイメージが一般には強いかもしれませんが、実際は十人十色です。自分が携わるサービスの成長に一番やりがいを感じる方もいれば、自分の知見を若い世代に伝え、チームを育てることに情熱を注ぐ方もいます。

アドバイザーとしては、各言語の経験年数や過去に携わったプロジェクトの内容、ご本人が果たしてきた役割などを把握することはもちろん不可欠ですが、それらはあくまでデータに過ぎません。そうした経験の中で、どんな部分にやりがいを感じてきたのか、どんな部分にミスマッチがあったのか。過去の経験とは直結しない領域も含め、どんな形で力を発揮できる状況が理想的なのか。対話を重ねながら、紐解いていくプロセスを大切にしています。

自分の気持ちをじっくり見つめ直すうちに、求めている答えは必ずしも別の会社にあるのではなく、現職の中で見つけられそうだと気づく方もいます。ときには私の方から、「転職せずに満足度を高められる道がないかも考えてみませんか」とご提案することもあります。
広い視野で将来を考えていただけるよう、いろいろなキャリアプランをお示ししたうえで、最終的に大切なのは「自分が人生の中で大事にしたいのは何か」に立ち戻り、悔いのない選択をしていただくことです。転職活動のさまざまな場面で気持ちが揺れ動く求職者の皆様に、フラットな視点で寄り添い続けることも、私の役割の一部と考えています。

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ーーこれまでの支援経験の中で、強く印象に残っているシーンはありますか。

矢崎:転職が決まった方々の喜びの声はどれも忘れがたいものですが、一つ挙げるなら、求職者ご本人ではなく配偶者の方からお電話をいただいた場面です。ご家族から連絡をいただいたのは、私のアドバイザー経験の中でも初めてでした。

給与が上がっただけでなく、ご家族との時間も増えたことを喜んでお電話くださったのですが、私にとって何よりうれしかったのは、配偶者様から「転職前と比べるとすっかり表情も明るくなり、毎日いきいきと仕事に向かっています」との言葉をいただけたこと。私自身、この仕事を続けてきて、この方の人生の転機に関わらせていただけて、本当によかったと感じられた瞬間でした。

ときにはイレギュラー対応も引き出す、アドバイザーの調整力とは

ーー転職活動中の求職者視点で、キャリアアドバイザーを上手に活用するコツを教えてください。

矢崎:その会社の社内にどんなメンバーがそろっていて、どんなタイプの人が活躍しやすいのか、アドバイザーを介することで第三者視点の情報が得られる点は大きいと思います。選考プロセスで直接話ができる人の数は限られていますので、こうした組織との相性を求職者自身が的確に見極めるのはなかなか難しいものです。

選考中、企業との間に立って調整役を果たしてもらえるのも、アドバイザーを活用するメリットと言えるでしょう。企業側にとっても求職者との出会いは一期一会ですから、ときにはイレギュラーな対応を取ってでも可能性を広げたい場合があります。そのあたりの感触を確かめながらギリギリの調整ができるのは、アドバイザーならではの強みです。

ーーたとえば、どんな調整が可能になるのでしょうか。

矢崎:私自身の経験から例を挙げると、スキルのベースが高く、仕事の完成度へのこだわりも強い求職者の方がご紹介先にフィットしやすいよう、通常の選考プロセスとは別に、仕事に対する価値観のすり合わせのための面談を設定させていただいたことがあります。最終的に、ご紹介先で新規の部署を立ち上げてその方がトップに就き、部下を持つ形でのご入社が決まりました。

一般的な採用面談スキルから言えば、本人のこだわりはあまり前面に出さず、企業側の意向を踏まえた回答をした方が選考は進みやすくなります。単純に面談慣れしていない方の場合なら、私も答え方のコツをお伝えしたかもしれません。でも、その方の場合、面談の場をそつなくこなすことより、仕事への熱意や譲れない想いを先方にしっかり伝えることの方が後々のために大切だと判断しました。
入社前にお互いに本音ベースの意見交換をしていただくことができ、私も安心してその方を次のステージへと送り出せました。

よりよい未来像を描くための初めの一歩をともに

ーーITエンジニアの支援経験が長い矢崎さんから見て、最近のエンジニア転職市場にはどんな傾向がありますか。

矢崎:一昔前に比べると、エンジニアに対して技術的なスキルだけでなく、プラスアルファのパフォーマンスを求める企業が増えていると感じます。
特に自社開発企業の場合、開発するサービス自体の競争環境が厳しくなっている中で、たとえば以前ならサーバーサイドの経験値があればよいとされていたポジションでも、最近はフロント周り、あるいはクラウドなどインフラ周りの知見も一定程度ほしいと言われるケースが目立ちます。選考の際、新しい技術やサービス、UXに対する感度を見ている企業も多いですね。

一般に売り手市場と言われる職種ではありますが、人気企業の目線は年々シビアになっており、求職者の間ではハイレベルな戦いが繰り広げられています。
私たちアドバイザーにとってはハードな部分でもあり、サポートのしがいのある部分でもあります。企業側の求めるレベル感をしっかり把握したうえで、求職者の方がその環境で発揮できそうな付加価値を効果的に伝えられるよう、今後も腕を磨いていきます。

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ーー最後に、理想のキャリアを模索中のITエンジニアの皆さんに向けて、メッセージをお願いします。

矢崎:キャリアに関するモヤモヤを吐き出したい、転職市場のトレンドを知りたいなど、少しでも気になっていることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。さまざまな選択肢を知り、頭の片隅にでも入れておくことが、いざ真剣にキャリアを検討する必要が出てきた場面で役立ちます。

新卒時代の私のように、普段キャリアについてじっくり考える時間も取れない方も中にはいらっしゃるでしょう。そんな方にこそ、私は一度アドバイザーと話してみることをおすすめしたいと思います。小さなアドバイス一つ、キーワード一つでも心に残るものがあれば、それが刺激となり、その後自分の将来に関わる情報が入ってきやすくなるものです。ご自身を知り、よりよい未来像を描く第一歩として、私たちを活用いただければうれしいです。


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