ITエンジニアが選ぶ "読みたい" 技術書ランキング【2024年6月公開】

2024-06-24 11:00

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スキルアップのために技術書を読む方は多いと思いますが、専門的な書籍のお値段は少々お高め。
そこで転職ドラフトでは、一定の条件を満たすことで技術書をプレゼントするプログラムを2つご用意しています。

1つ目は、友達紹介プレゼントです。転職ドラフトを紹介した方、紹介された方それぞれにオライリー社の書籍を差し上げています。
そして2つ目は、カムバックボーナス。久し振りに転職ドラフトに参加してくださった方に、技術書プレゼントを実施しています。

今回は友達紹介プレゼントのリクエストランキングTOP5と、2つのプログラムでリクエストされた技術書の中から、転職ドラフト運営が独自目線でピックアップした技術書をいくつかご紹介します。

次に読む技術書選びの参考にしてみてください!

■目次
友達紹介プレゼント技術書ランキング
友達紹介プレゼントの技術書から、独自目線でピックアップ
カムバックボーナスの注目書籍

友達紹介プレゼント技術書ランキング

まずは友達紹介プレゼントでリクエストの多かった技術書トップ5を発表します!

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昨年、友達紹介プレゼントでリクエストされた書籍は全部で165冊。
そのうち約19%の人が『データ指向アプリケーションデザイン ―信頼性、拡張性、保守性の高い分散システム設計の原理』(オライリー・ジャパン)を選んでいました。

2019年に発売された当初から注目度は高く、現在でも人気を保持し続けています。
リブセンス社内でも過去に読書会が開かれており、多くのエンジニアに読まれているようです。

まだ読んだことがない方は、転職ドラフトの友達紹介プレゼントでゲットしてみてください!

ランキングで紹介した書籍の情報はこちら
・Martin Kleppmann(斉藤 太郎 監訳、玉川 竜司 訳)『データ指向アプリケーションデザイン ―信頼性、拡張性、保守性の高い分散システム設計の原理』オライリー・ジャパン、2019年
https://www.oreilly.co.jp/books/9784873118703/
・Titus Winters、Tom Manshreck、Hyrum Wright 編(竹辺 靖昭 監訳、久富木 隆一 訳)『Googleのソフトウェアエンジニアリング―持続可能なプログラミングを支える技術、文化、プロセス』オライリー・ジャパン、2021年
https://www.oreilly.co.jp/books/9784873119656/
・Mark Richards、Neal Ford(島田 浩二 訳)『ソフトウェアアーキテクチャの基礎―エンジニアリングに基づく体系的アプローチ』オライリー・ジャパン、2022年
https://www.oreilly.co.jp//books/9784873119823/
・Eric Freeman、Elisabeth Robson(佐藤 直生 監訳、木下 哲也 訳)『Head Firstデザインパターン 第2版 ―頭とからだで覚えるデザインパターンの基本』オライリー・ジャパン、2022年
https://www.oreilly.co.jp/books/9784873119762/
・Sam Newman(佐藤 直生 監訳、木下 哲也 訳)『マイクロサービスアーキテクチャ 第2版』オライリー・ジャパン、2022年
https://www.oreilly.co.jp/books/9784814400010/

友達紹介プレゼントの技術書から、独自目線でピックアップ

ここからは友達紹介プレゼントで複数の方にリクエストされた技術書の中から、転職ドラフト運営が独自目線でいくつかピックアップしてご紹介します。

ソフトウェアアーキテクチャの基礎 ―エンジニアリングに基づく体系的アプローチ

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本書は、ソフトウェアシステムの成功に不可欠なアーキテクチャについて網羅的に解説しています。アーキテクチャ設計に必要なスキルや知識を現代的な視点から解説しており、実践的な例を通じて効果的な設計、構築、維持について学ぶことができます。

また、アーキテクトが果たすべき役割や、コミュニケーションスキルやソフトスキルの重要性にも触れています。経験のあるエンジニアで、これからアーキテクトを目指す方にとってはオススメの一冊です。

Mark Richards、Neal Ford(島田 浩二 訳)『ソフトウェアアーキテクチャの基礎 ―エンジニアリングに基づく体系的アプローチ』オライリー・ジャパン、2019年
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Head Firstデザインパターン 第2版 ―頭とからだで覚えるデザインパターンの基本

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オブジェクト指向プログラミングにおけるデザインパターンを解説したロングセラー書籍の第2版です。

教育心理学に基づいたビジュアルを用いた解説やクイズなど、読者が主体的に学び、成長できる工夫が凝らされています。

GoFのデザインパターンについて、これから学んでみたい方や挫折経験のある方にも推奨されています。

Eric Freeman、Elisabeth Robson(佐藤 直生 監訳、木下 哲也 訳)『Head Firstデザインパターン 第2版 ―頭とからだで覚えるデザインパターンの基本』オライリー・ジャパン、2022年
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ロバストPython ―クリーンで保守しやすいコードを書く

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近年注目が高まっているPythonで、型ヒントを活かしながら、メンテナンスを重視したエラーが出にくいコードを記述する方法を指南する技術書です。

静的解析やテストなどPythonで活用できるツールなども数多く紹介されており、実務にもすぐに役立つでしょう。

実際にコードを記述した経験のある方におすすめで、自身の書くコードをさらにベストな状態に近づける手助けとなるはずです。

Patrick Viafore(鈴木 駿 監訳、長尾 高弘 訳)『ロバストPython ―クリーンで保守しやすいコードを書く』オライリー・ジャパン、2023年
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セキュアで信頼性のあるシステム構築 ―Google SREが考える安全なシステムの設計、実装、保守

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Googleのエキスパートによる、安全かつ信頼性の高いシステム設計のベストプラクティスを紹介した技術書です。

システムの設計から保守に係る技術的な面はもちろん、チームとして取り組むにあたっての組織文化についても解説されています。

セキュリティの重要性や取り組み方を学ぶことができ、セキュリティの信頼性を高めるためのエンジニアリングアプローチを深めたいSREエンジニアにオススメです。

Heather Adkins、Betsy Beyer、Paul Blankinship、Piotr Lewandowski、Ana Oprea、Adam Stubblefield 編(Kuma Arakawa 監訳、渡邉 了介 訳)『セキュアで信頼性のあるシステム構築―Google SREが考える安全なシステムの設計、実装、保守』オライリー・ジャパン、2023年
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カムバックボーナスの注目書籍

友達紹介プレゼントの上限金額は税込5,500円ですが、カムバックボーナスでは税込8,800円までの書籍を選ぶことができます。そのため、リクエストされる技術書は比較的高額なものが多いです。

ここからはカムバックボーナスで複数リクエストがあった書籍をいくつか紹介します。

詳解 システム・パフォーマンス 第2版

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Linuxベースのオペレーティングシステムとアプリケーションのパフォーマンス分析と向上に焦点を当てた技術書です。
第2版ではperfやBPFなどの新たなツールの解説や、クラウドコンピューティングに関する部分が追加されました。

Linuxの知識を深めてエンジニアとしてスキルアップしたい方は、ぜひ手に取ってみてください。

本書の総ページ数は940ページ。
「読み切れるのか…」という精神的な負担も大きいからこそ、プレゼントという機会にリクエストする方が多いのかもしれません。

「詳解 システム・パフォーマンス 第2版」については、リブセンスに所属するエンジニアもブログで紹介しています。よろしければご購入前にご覧ください。
https://made.livesense.co.jp/entry/2023/01/24/083000

Brendan Gregg(西脇 靖紘 監訳、長尾 高弘 訳)『詳解 システム・パフォーマンス 第2版』オライリー・ジャパン、2023年
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マネジメント3.0  適応力の高いチームを育むための6つの視点

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この書籍は、Jurgen Appeloによって創案された新しいマネジメントモデル「マネジメント3.0」を解説しており、世の中で広く知られるきっかけとなった一冊です。
マネジメント3.0で重要とされる以下の6つの視点に対して、理論と実践の両面から解説しています。

  • 人々を元気づける(Energize People)
  • チームに委任する(Empower Teams)
  • 制約を揃える(Align Constraints)
  • コンピテンスを育む(Develop Competence)
  • 構造を成長させる(Grow Structure)
  • すべてを改善する(Improve Everything)

複雑適応系やアジャイル開発に基づく新しいマネジメントアプローチに関する豊富な情報と、実践的な示唆が評価されています。

従来の階層的な組織を超えた新しい視点やアプローチ方法を求める方に特にオススメの一冊です。

Jurgen Appelo(藤井 拓 訳)『マネジメント3.0 適応力の高いチームを育むための6つの視点』丸善出版、2022年
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転職ドラフトのプレゼントで新たなスキルを身につけよう!

プレゼントの特性上オライリー社の書籍が多くなりましたが、気になる技術書は見つかりましたか?

転職ドラフトは、ITエンジニアの皆さんのスキルアップを応援したいという思いから、プレゼントをご用意しています。

お友達に転職ドラフトを紹介する際には、今回の記事のURLも一緒につけて、誘ってみてください。
また、最近転職ドラフトに参加していない方で、「今の自分の市場価値を知りたい」「転職をしたい」と思っている方は、ぜひぜひ参加お待ちしています!

転職活動や市場価値を知るだけでなく、新しいスキルを身につけるチャンスとしても、転職ドラフトを活用していただけたら嬉しいです。

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