こんにちは。
転職ドラフト運営チームです。
企業から年収付きの指名が届き、その額を他のユーザーも閲覧できるのは転職ドラフトの醍醐味の一つです。
しかし、
「高い提示金額の指名からは本当に内定がでるのかな?」
「90%ルールはあるにせよ、内定年収は提示年収より下がるのでは?」
という不安や疑問の声が届くことがあります。
そこで今回は、提示年収と内定年収の実態について、転職ドラフトのデータを元に調査していきます。
3人に1人は提示金額700万円超え!指名額の割合とは
提示年収が高ければ高いほど「本当に指名されているのか」「最低ラインまで下がってしまうのでは」といった不安がでてきます。
まずは提示年収の金額別割合を確認しておきましょう。
調査対象期間:2019年7月〜2021年6月
転職ドラフトでの提示年収は、3人に2人が600万円以上、3人に1人が700万円以上という結果となりました。
この結果を踏まえて、全指名の半数以下である年収700万円以上の方にスポットをあてて調査していきます。
高年収の指名は、内定年収がむしろ高い!?
転職ドラフトには、内定年収が転職ドラフト上で提示した年収の90%を下回ることを禁止する「提示年収90%ルール」(以下90%ルール)があります。
そうは言っても、
- 提示年収の90%までは内定年収が下がる可能性がある
- 提示年収が高くなればなるほど、90%になった場合の振れ幅も大きくなる
など、不安なものは不安ですよね。
そこで見てほしいのがこちらのデータです。
提示年収に対する内定年収の割合(%) | 内定数の比率 |
---|---|
90~94 | 4.8% |
95~99 | 13.6% |
100 | 67.3% |
101~105 | 4.1% |
106~110 | 7.5% |
111~ | 2.7% |
調査対象期間:2019年7月〜2021年6月
700万円以上の提示年収に対して何%の年収で内定したかを調べてみたところ、なんと 80%以上の方が提示年収と同じ、またはそれ以上で内定 していました!
提示年収より内定年収が下がった方は、20%以下という結果。
また、提示年収400万円〜699万円でも調べてみたところ、面白い事実もわかりました。
提示年収より内定年収が下がった方の割合は、提示年収700万円以上の方が低かったのです!
数ポイントの差なので、高年収の提示のほうが内定時に年収が下がらないと断言はできませんが、少なくとも 提示年収の金額の高低は、内定年収の増減にはほとんど影響しない と言えそうです。
最初に年収を提示する転職ドラフトの特性上、企業の採用担当者は時間をかけてレジュメを読み、指名前から本気でユーザー様に向き合います。
今回の結果は、年収付きのスカウトという特性があるからこその数字なのかもしれませんね。
提示金額を100%保証!指名時の嬉しいオプション
提示年収より内定年収が下がるのは全体の20%弱ですが、やはり内定時に下がってしまうのは気分の良いものではありません。「下げている企業がわかると嬉しい」というお声もありました。
ただ、内定年収が下がってしまった過程には様々な要素があります。
下げている企業を公表するのは難しいのですが、じつは指名の際に企業が使える「【100%保証】カード」というオプションがあるのです。
「【100%保証】カード」は、内定年収が指名の年収から上回ることはあっても、下回ることがないという目印になります。
また、他社選考待ちOKなど、面談を承諾する際の安心材料になるカードもあるので、指名の際にこういったカードがついていたらぜひ注目してみてください。
まとめ
今回の調査では、多くの人が提示年収の100%以上で内定していことがわかりました。
提示年収より内定年収が低くなることもありますが、指名をもらった企業に少しでも興味があれば、前向きに検討してもらえると嬉しいです。
もし90%ルールに違反する内定年収提示があった場合は、運営が厳正に対処するので遠慮なくご相談ください。
今後も、安心して利用できるサービスであり続けられるよう、ユーザー様の疑問や不安にできる限り応えていきたいと思います。お気軽にご意見をいただけますと幸いです。