転職ドラフトは、レジュメを登録すると企業から年収付きで指名が届く、エンジニア向けの転職サービスです。今回は、転職ドラフトを活用したエンジニアの体験談ブログから、よくある疑問やお悩みを解決するのにぴったりの体験談を紹介します。
「市場価値を知りたい」で参加してOK?
転職ドラフトを活用する理由って?
エンジニア経験が浅くても活用できる?
レジュメの書き方ってどう工夫するの?
自分の希望年収ってどう示すのが良いの?
指名をもらえないときはどうすれば良いの?
「市場価値を知りたい」で参加してOK?
「現職の評価が、自分の実力に見合っているのかわからない」「転職意欲はまだ低いんだけど、転職ドラフトに参加してもいいのかな?」そんな気持ちでこの記事を読み始めた方も多いのではないでしょうか?
実は、転職ドラフトを通じて転職成功をした多くの方が「転職しよう!」ではなく「市場価値を知りたい!」と参加をしています。
今の仕事に大きな不満があったわけではなく「自分に対する客観的な評価が気になっていた」「先輩や同僚に薦められて」など、一般的な転職の動機とは異なるきっかけで参加をしているエンジニアがいるのです。
「まずは自分の市場価値がどれくらいなのか見てみよう」(dais0nさん)
新卒で入社してから約3年経ち、案件をこなすにしても、慣れによって特に悩むだったり新しく学ぶことが少なく、自分にとって少し快適すぎると感じて
社内の別のチームにいくか、会社を変えてしまうかと考えたときに、まずは転職活動をしてみて、自分の市場価値がどれくらいなのかを見てみようと
freeeへ論理入社をした話
「後輩が指名されたと打ち明けてきたことがきっかけ」(TVTanさん)
転職ドラフトに参加したのは、実は「転職しよう」という思いからではなく、同僚(後輩)の「転職ドラフトで指名されたので話を聞きに行ってきます!」と打ち明けてきたのが(しかも業務中!)きっかけ
その同僚曰く、「転職するしないに関わらず年収が提示されるので自分の価値がわかりますよ」とのこと
転職ドラフトで転職活動をしてみて
転職ドラフトを活用する理由って?
もともとは「市場価値が知りたい」と参加した多くのエンジニアが転職したくなったのは、どんな理由からでしょうか?
企業がしっかりとレジュメを読んでくれていること、内定前に年収を提示があるのでミスマッチが起こりにくいこと、現年収を伝えなくても転職活動が可能なことなどは、特に参加の理由となるポイントです。
「レジュメを熟読してくれる」(むーてくさん)
転職ドラフトで入札がかかると、指名した企業は指名理由をメッセージに乗せて送ってくれます。そのほとんどの企業がとても詳しく指名理由を記述してくれていたのが印象的でした。事業の内容、自社の現在状況、課題の説明に加えて、指名した人のどのようなスキルに注目し、それが自社の課題とどうマッチしていくのかということを詳しく説明してくれます。
面談に進んでからも、こちらの手の内をよく知っている上で話が進むので、最初から突っ込んだ会話ができます。
SIerの元エンジニア営業マンが転職ドラフトを使って転職成功した話
「先に年収を提示してミスマッチを防ぐ」(aomaさん)
転職ドラフトの一番画期的だなーと思うポイントなのですが、現職の年収を教えることなくまず企業側から年収を提示してくれます。 しかも提示した年収の90%は保証されているので、内定後に話が違うじゃないかーといったトラブルもありません。
転職ドラフトではそういったミスマッチを事前に防ぐことができます。
転職ドラフトをオススメする5つのポイント
「前職の給料を採用の材料とされない」(yotuba_engさん)
一般的な日本の採用フローで前職の給料見合いで〜というのが起こらない
レジュメと呼ばれる個人の職歴書・スキルシートに見合う書類で年収を提示されるため、エンジニアという技術力が大切なお仕事で、きちんと技術力や実力を判定して指名しようという企業の努力も感じられます。
転職ドラフトを使って転職したRailsエンジニアの体験談
エンジニア経験が浅くても活用できる?
転職ドラフトへの参加は、一定以上のスキルや経験をお持ちの方に限らせていただいています。だからと言って、経験年数での参加制限があったり、CTOやEM(エンジニアリング・マネージャ)のポジションに就いてなければダメというわけではありません。
新卒1年目でも転職ドラフトを上手に活用している事例が見られます。
運営から「一年目で頑張ってますね」のフィードバック (Ragnarさん)
レジュメを提出すると運営の方に「一年目で頑張ってますね」的なフィードバックをもらい、かなり嬉しかったのを覚えている。(ドラフトを受けるにはレジュメの審査があり、フィードバックがある。)
そして参加一回目のドラフトで、4 件の指名を受けた。これにはかなりビビった。どの指名の額も年 200 万ほど上がっている額だったし、どの会社も自分が知っているようなサービスを持つ会社で現実味がなかった。
リモート転職した話
レジュメにちゃんと目を通してJoinした先の未来を想像してくれた(筋膜リリースさん)
Webアプリケーションエンジニアとして新卒で働いていく中で、自分のフルスタック性と課題解決能力に対して正当な評価が与えられているのか疑問に感じた
8企業ほどにご指名いただきました。自分のレジュメのどういったところを見て、現在の企業に対してどういったコミットを(してほしい|してくれる)というメッセージが来ると、ちゃんと目を通して私がJoinした後の未来を想像してくれたのだと感じ好印象
転職ドラフトを利用してみて
レジュメの書き方ってどう工夫するの?
転職ドラフトのプロセスを楽しめるのは、レジュメ審査に通過したエンジニアだけ。企業に熟読してもらい、自分にあった企業から指名をもらってワクワクするには、どんなレジュメが書ければよいのでしょうか?
構成の編集方法、実績と強みを書くことの重要性、自身のポリシーに気付いてもらう方法などをチェックしてみましょう。
構成をしっかり編集する(むーてくさん)
筆者は4本のレジュメに大体共通の構成を適用していました。
1. 取り組み概要
2. 取り組みの背景
3. 具体的取り組み
4. 取り組み結果
SIerの元エンジニア営業マンが転職ドラフトを使って転職成功した話
自分の実績と強みをわかりやすく明記する(hiyorico76さん)
レジュメを作成する点で重要なこととしては、自分の実績と強みを明記すること。Markdownを利用して担当者に分かりやすいようこれらを記載することが重要
提示年収額上位の方のレジュメを参考にしたり、レビュー機能を利用したりしてレジュメを完成
年収提示型サービスで勝ち取る転職戦略
ポリシーに気づいてもらうことを狙って、エピソードは取捨選択する(old_horizonさん)
転職ドラフトのレジュメは自由記述がメインコンテンツであることから、自分自身でアピールしたいポイントを選ぶことができます。
私はプロジェクトで起きた問題の対処・取り組んだ改善を丁寧に記載することにしました。
それぞれの具体例から「プロダクトに必要と考えたことは技術面に限らず、他のメンバーと協力して進めていく」というポリシーに気づいてもらうことを狙って、エピソードは取捨選択しました。
転職ドラフトをやってみた話
自分の希望年収ってどう示すのが良いの?
希望年収をレジュメに任意で記入ができる転職ドラフト。慣れるまではこの希望年収欄の使い方も気になるもの。
ゆっくり転職活動をする場合は希望年収を変動させて自分の相場を見極めたり、あえて希望年収を書かずに参加することで自身の市場価値と向き合うなど、自身の転職意欲や方針で決めるとよさそうです。
希望年収を変動させて自分の相場を見抜く(hiyorico76さん)
転職ドラフトでも参加回数を繰り返していくと自分のキャリアにあった年収相場が見えて来ます。もし、ゆっくり転職活動をされるようでしたら、希望年収を現在の年収に100万、200万と回数に応じて変動させ、オファー数や自分をウオッチしている企業数など観察して、自分の相場を見抜くと良いかと思います。
年収提示型サービスで勝ち取る転職戦略
強い転職意欲がなかったので希望年収は少し強気に(考えさん)
そこまで強い転職意思がなかったので希望年収は少し強気にしましたが、結果として希望年収よりも少し高い金額で指名をしてくれた企業に内定できました。感謝!
転職ドラフトで思わぬ良縁に恵まれ、転職に至りましたので体験談を書きます
希望年収を書かないで年収10%UP(marumori514さん)
お給料も10%程上がりました!
僕は希望年収書かないでエントリーしました。 提示していただいた金額は妥当な感じなので強いこだわりがなければ入れなくてもいいかなと思います。
コロナ真っ只中に転職ドラフトで転職に成功した
指名をもらえないときはどうすれば良いの?
審査を通過して参加したとしても、必ず指名がもらえるとは限りません。なかなか指名がもらえない不安な気持ちになるエンジニアも多いもの。まずは指名の最終日まで放置して、それでも指名がなかったらレジュメを書き直して再参加をしてみましょう。
最終日までとりあえず放置(ちょこさん)
大体1ヵ月ごとにドラフトが開催されて、2週間くらい指名してもらえる期間があるんですが、最初は全く指名されずレジュメ良くなかったかなと思ってました。
でも、「指名は最終日に偏る傾向があります」みたいなことが書いてあったのでとりあえず放置。
結局最後の3日間で5社に指名いただくことができました。
転職ドラフトの体験談
レジュメを書き直して再参加(Tomoyuki Hataさん)
他の人のレジュメや転職ドラフトの記事を参考にして、自分のレジュメを書き直しました。特に、以下の点を意識しました。
・箇条書きを使って文章量を減らし、章を分けて、訴えかけたいことを明確にする。
・具体的な資格の名前や、GitHub リポジトリへのリンクを添える。
・全体的な概要よりも、自分がしてきたことを書く。
また、OSS 活動に関するレジュメは全体公開にしました。
レジュメを書き直してからドラフトに再挑戦したところ、会社がレジュメを見てくれる回数が明らかに増えました。ドラフト1回分で3社から指名をもらい、そのなかには1位指名も含まれていました。
Web 開発系への転職で年収が 1.4 倍になりました
まとめ
転職ドラフトに実際に参加したエンジニアの体験談は、運営のどんな言葉よりもリアルに実際の姿を語ってくれる貴重な財産です。今回の記事を読むことで、あなたの不安や疑問が少しでも軽くなりますように。