皆さん知ってましたか?
転職ドラフトでも「エージェントサービス」が受けられるということを。
今回は転職ドラフトが「転職エージェントサービスβ版」を開始した経緯や具体的にどんなサービス展開をするのか、そしてその想いは何なのかを担当に直撃し、聞いてみました!
転職ドラフトの抱えている課題を解決しようと思ったらエージェントサービスにいきついた
早坂 まゆみ(写真左):2014年に株式会社リブセンスに入社、転職ドラフトには2016年から参画。現在は転職ドラフトの中でユーザーサポート・営業・エージェントチームの全体責任者を務める。
大倉 潤也(写真右):2012年に株式会社リブセンスに入社。様々なメディアにてカスタマーサクセス・エージェントなどクライアントに対する採用支援を経験し、現在は転職ドラフトの副ユニットリーダーとして事業開発全般を担当。
ーエンジニア専門の転職エージェントって世の中にたくさんありますよね?そんな中、転職ドラフトでもエージェントサービスを開始したのはなぜでしょうか?
大倉: 転職ドラフトはいわゆるダイレクトリクルーティングと呼ばれるサービスで、企業から年収付きの指名(年収確約スカウト)が届くことが大きな特徴です。
指名内容や年収を見てから選考に進むことができるのですが、選考に関するやり取りは基本的に企業とユーザーで直接行ってもらう仕組みになっています。
ただ、やっぱり転職って大きな決断だし、少なからず不安もあると思うんです。誰しも最善の選択をしたいはずですから。
そんなときに気軽に相談できる人がいたらいいよなあ、という思いは転職ドラフトを運営する中でずっと抱えていました。
早坂: 何かあったときの相談窓口はもちろんあるんですが、ちょっと気になるなとか、なんとなく不安だなと思っても、わざわざ窓口に相談するのってハードルが高いですよね。
実際にいただく問い合わせの内容も「あ、そんなに気にしなくていいんだよ…!」みたいなことも多かったりするんです。
大倉: ありますよね。転職活動に慣れてないので分からないことは多々あると思います。
他にも、企業は全く気にしないことだけど自分からはちょっと言い出しづらいこともあると思うんです。
例えば、過去に指名をもらったにも関わらず、忙しくて返事ができなかった企業ともう一度コンタクトを取りたいというようなケース。一旦連絡を途絶えさせてしまった手前こちらからは声を掛けづらいですよね。
こういったケースは、企業としては改めて話をできる機会が持てるので、気にせず声を掛けてほしいものなんです。
そんなときに、自分の代わりに企業に連絡をとってくれる人がいたらいいよな、と。
早坂: エージェントサービスを転職ドラフトがやる意義ってあるの?という話はチーム内でも出ましたが、転職ドラフトの抱えてる課題を解決しようと思ったらエージェントサービスにいきついた、という方が正しいかもしれません。
転職ドラフトエージェントは他のエージェントとどう違うのか?
ーそれがエージェントサービスを始めるきっかけだったのですね。
大倉: はい。他にも
- 興味はあったけど、企業の実情が分からないので辞退した
- 複数社から指名があり、各社の返答期限を延ばしてほしい
- 気になる企業との選考なので、面接ポイントなど分かれば教えてほしい
- お見送りとなったが、理由が開示されず今後の転職活動に活かせない
といったお問合せが来たケースもありました。
この辺りは現在の転職ドラフトではサポート出来ていない部分なので、エージェントサービスを介してサポート出来るのではないかと思い、サービス開始を決めました。
ーでは、サービスを始めるにあたって特に意識された点などはありますか?
早坂: やるからには一般的なエージェントサービスの課題や問題点は払拭したいと考えていました。転職ドラフトも既存の転職サービスでよく見かける大量スカウトメールの一斉送信や年収が最後に提示されることへのアンチテーゼとして始めたのがきっかけでしたから。
大倉: その中でも大きい課題だと思っているのは、一般的な転職活動は現年収ベースで年収が決まってしまうケースがほとんどだということです。
現年収という情報が事前に伝わってしまっている以上、企業側では無意識的に年収査定の基準の一つになってしまっていると思うんです。
転職ドラフトでは「現年収でなく実力で評価される世界を作りたい」という思いから、現年収を非公開にして、実力で年収を決めてもらっています。エージェントサービスでもそれが実現できないはずはないと考えていました。
だからこそエージェントサービスでも現年収を非開示にした上で、企業との選考のサポートを進めていくことに決めました。
ー企業側の反応はいかがでしたか?
大倉: 通常の転職エージェントは現在年収、希望年収、最低希望年収の3つは企業側へお伝えするのが一般的なので、最初からすんなり受け入れてくださる企業は多くないです。
そのため、現年収非開示で紹介できる企業は決して多くないのが現状です。
ただ、転職ドラフトも最初はそうだったんです。
選考を始める前に年収を提示したり、さらにはそれをサイト上で公開するなんてことは当初は考えられない、絶対無理だ、という反応も多くありました。
ですが、一部の企業が転職ドラフトのビジョンに共感してくださり、今では450社程の企業にご利用いただくまでに成長しました。エージェントサービスにおいても現年収非開示で紹介できる企業を広げていきたいと考えてます!
ひとりでは踏み出せないときの相談相手として活用してほしい
ーなるほど。少しずつ企業にも変化があったのですね。それ以外にも特徴などもありますか?
大倉: 転職ドラフトをご利用いただいているユーザーにこれまでに利用したエージェントサービスについてのアンケートを取った事があるのですが、「こちらの要望を聞いてくれない」「エージェントの都合で希望に合わない案件をどんどん紹介された」などの声がありました。
中でも、仕事中やプライベートの時間でもお構いなしに、頻繁に電話が掛かってきて困った。という声が非常に多く聞かれました。
毎回電話でやり取りすることに対して、心理的にしんどいと感じている方がほとんどだと感じたため、我々のエージェントサービスでは転職ドラフト内のメッセンジャー機能で気軽にやり取りが出来るようにしています。
早坂: 電話が気にならない人も中にはいると思うんですけど、問答無用で電話がかかってくるのって嫌じゃないですか。そのため、連絡手段を電話・メール・メッセンジャーから好きなものを選べるようにしています。
大倉: 他にも、希望に沿った企業の紹介をするだけではなく、転職ドラフトで指名を受けた企業とのやりとりもサポートしたいと考えてます。
例えば冒頭で話した通り企業のことがよくわからなくて、一人では踏み出せないというときの相談相手として使ってもらえたらと思っています。
具体的には
- 次回の転職ドラフト開催に向け、レジュメの見直しをしてほしい
- 以前指名をもらった企業と改めて接点を持ちたい
- 指名をもらったけど、希望と違うので相談して欲しい
- 雇用形態(業務委託)や働き方について事前に相談してほしい
といった、様々な要望にも出来る限りサポートしていきたいです。面接対策や選考ポイントの整理なども勿論対応可能です。
ーチャット機能で転職や転職ドラフトについて気軽に相談出来る機能はこれまでなかった機能なので、是非活用して欲しいですね!
大倉: はい!現年収の非公開に応じてくれる企業限定の紹介となる分、たくさんの企業を紹介できるわけではないのですが、気持ち悪さの残る転職活動にはならないようサポートしたい、そういうことを考えてやっています。
将来的には初回の選考が終わったタイミングで年収提示をしてもらうなど、転職ドラフトならではの価値や機能をエージェントサービスでも提供できないか、もっともっと模索していきたいと思ってます。
もし興味がある方がいたら気軽に相談してみてください!
転職ドラフトエージェントの特徴
- 現年収非公開で選考に進める企業を紹介してもらえる
- やりとりは電話じゃなくてもOK
- 指名された企業との選考サポートにも利用できる
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