こんにちは、転職ドラフト運営です。
企業からあなたへ年収付きの指名が届く転職ドラフトでは登録ユーザ様やご利用企業を対象に定期的なアンケートを行っております。
今回は先日行った「リモートワークに関するアンケート」の結果を発表させていただきます!
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
■調査概要
エンジニア向け
対象者:転職ドラフトに会員登録している方
有効回答数:309名
期間:2020/11/15〜2020/12/3
方法:Googleフォームによるアンケート
企業向け
対象者:転職ドラフトご利用企業
有効回答社数:13社
期間:2020/10/16
方法:Googleフォームによるアンケート
アンケート結果:転職ドラフト登録ユーザ編
2020年、Web系エンジニアの63.75%は毎日リモートワークで仕事をしていた!
Q:直近半年の出社状況を教えて下さい
- 63.75%が毎日リモートワーク
- 16.83%は一切出社していない
- 週3日以上リモートワークで働くエンジニアは実に3/4以上
- 直近半年で完全に出社している割合はわずか8.09%
66%ものエンジニアが今後もリモートワークでの働き方を希望
Q:直近半年でリモートワークでの就業を体験した方にお聞きします。今後希望する働き方(主にリモートワーク)について、なにか気持ちの変化等はありましたか?
- 「リモートで働きたい気持ちが強くなった」が26.54%、「リモートでしか働きたくない気持ちが強くなった」が24.92%と多くのエンジニアは今後もリモートワークでの就業を希望
- どちらかといえばリモートで働きたい気持ちが強くなったを合わせると66.02%に。つまり、リモート側に心が動いているユーザは実に2/3以上
- 一方で出社して働きたい方向に気持ちが揺れるユーザも14%程度いた。「オフィスのありがたみが分かった」「気分転換にオフィスに行くのも良い」「オフィスのほうが効率が良い面も有る」などの意見も決して少なくはなかった。
- また「合理的な理由があればオフィスに行くことに懸念はない」という意見も少なからずあり、ユーザの合理性を感じた。
約3割のエンジニアはリモートワークのできない企業を選択肢から除外する傾向に
Q:今後働く企業を選ぶ時、リモートワークができるかどうか?はどのように影響しますか?
- 今後の会社選びの方針としてリモートワークができるかどうか?を要素の一つとして検討するは90%近くおり、もはやリモートワークができる事自体が会社選びの一つの基準となっている
- 一方で、「週5日毎日リモートで働ける会社しか選びたくない」「リモートワークができる企業しか選びたくない」は合計で28.8%と気持ちの変化と比較すると少ない印象
- これは、フルタイムリモートワークの企業が一般的とまでは認識されていなかったり、コロナが落ち着いた後どうなるかがわからないこと、また、そのような企業を探すことが困難であることが要因だと思われる
監視されることには強い拒否感も
Q:リモートワークができる企業を選ぶ上で、以下の情報はどれくらい気になりますか?
上記の設問に対し、非常に気になる、気になる、ほぼ気にしない、なんとも言えない、あまり気にしない、の中から非常に気になるを選んだ方の割合
- 転職ドラフトユーザは「リモートワークで就業することで待遇に変化があるかどうか?」に最も興味があるようだった。
- 当然、今後リモートワークを継続できるのか?にも高い興味が集まっていた。
- また、フリーテキストでの回答から下記のような傾向があることもわかった
- 就業時間よりも成果を評価できる体制になっているか?単に時間で評価するような企業はNo
- zoomなどへの常時接続は監視されているように感じるし、成果でモノを評価していないと感じられ、非常に嫌われる
- なぜ出社する必要があるのか?そこが明確であれば出社することに特に問題ない
- 適宜出社できる環境があることは効率面で良い面もあるし、気分転換などにもなることからアドバンテージとなるようだ
アンケート結果:転職ドラフト利用企業編
出社は多くても週に2日程度
Q:現時点でエンジニア職にある人が出社して働いている日数は平均するとどれくらいですか?
- 「1ヶ月に数日程度」「1週間に1日程度」「1週間に2日程度」を合計すると約7割のエンジニアが1ヶ月に1度は出社しているという意外な結果に
- 「 1週間に3日以上」という選択肢には回答がなかったことから、出社は多くても週2日程度と考えられる
約半数の企業でリモートワークの頻度に制限あり
Q:リモートワークにて働く際に何か条件や制限などで当てはまるものを教えてください(複数可)
- 約半数の企業でリモートワークの頻度に一定の制限があるという結果に
- 「職種/ポジションにより内容が変わる可能性がある」のポイントが高く、例えばマネジメント層には出社が求められるなどのシーンが伺える
- 「給与に何かしらの変化がある」というのはマイナスなものではなくリモート手当などプラスの要素だった
7割の企業はコロナ収束以降もリモートワークを継続
Q:今後のリモートワークの継続についてお答えください
- 約7割の企業がコロナの収束後もリモートワークを継続するという回答をしており、コロナを契機に恒常的なリモートワークを決定した企業の増加が伺える
- 一方で約3割の企業はコロナの収束後に制度の見直しを検討しており、各社にとっての最適解を模索しているといえる
最後に
- 今回のアンケートは登録ユーザ全体を対象に行なったものですが、300件以上のアンケート回答のご協力が得られました。
- 多くのユーザがリモートワークに関して多大な関心を寄せていることが回答数からも伺えます。
- 一方で、企業の回答数は13件と全体の傾向を捉えるには不十分と認識しております。
- 近日中に、企業のリモートワーク制度の実情について、より詳細な内容がわかる機能のリリースを予定しております。ご期待ください。