転職ドラフトスカウトは、リアルな年収と仕事内容を最初に提示されることが特徴的なサービスです。
参加するエンジニアは、企業が指名(年収付きスカウト)を提示するために充分な情報を記載したレジュメを書いて、審査に通過することが必要です。
そのため、参加前のハードルが高いと感じる方も多く、転職ドラフトスカウトにせっかく登録したものの、
「レジュメを書くのめっちゃ大変!」
「参加前に書くこと多すぎて途中でやめた!」
という声がSNSなどで見られます。
でも実は、転職ドラフトスカウトのレジュメはコツを押さえれば難しいことはありません。
今回の記事では、レジュメを効率よく完成させるコツを、5つのステップでご紹介します。
登録したばかりの方も、レジュメを書くのを途中でやめたことがある方も、参考にしてみてください。
転職ドラフトスカウトのレジュメは、とにかく項目が多い!と思われがちですが、まずはプロジェクト経験以外の部分から始めてみましょう。選択するだけで回答のできる項目を中心に入力していくうちに、自分のキャリアについて整理され、大まかなキャリアプランに気づくきっかけを得られます。
レジュメには、好きな仕事の進め方や好きな会社の規模など、選択するだけであなたの人柄を伝える項目が数多く用意されています。
なかには「手を動かして設計してコードを書きたい」や「価値あるプロダクトを作り成長したい」など、あなたのやりたいことについて質問する項目もあります。
これらの質問に答えているうちに
「自分はどんなエンジニアになりたいのか」
「どんな風に仕事をしたいか」
というエンジニアとしての将来像が見えてくるかもしれません。
「さっそくプロジェクト経験を埋めていこう!」と思ってしまいがちですが、いきなり入力をはじめるのはNG!
考えをまとめてから取り組んだ方が「書いているうちに混乱してきた…!」という事態を避けることができます。
まずは今まであなたが取り組んできた仕事について、箇条書きで書き出してみましょう。
例えば
などでしょうか。
プロジェクト経験の項目が「プロジェクト名」から書き始めることになっていることで、
「何をプロジェクトとして書いていいのかわからない」
「どんな粒度が適切なのか悩んで書けない」
という声が寄せられることがありますが、必ずしもプロジェクト単位になっていなくてもOK。まずは、 1機能単位でも、業務外の個人開発でもよいので、粒度を気にせず書き並べてみてください。
Step2で今までの仕事を振り返れたので、だいぶキャリアの棚卸しができたのではないでしょうか。この勢いのままに、プロジェクトのアピールポイントを探っていきましょう。
まず、作った箇条書きの中から一番ドヤれるプロジェクトをピックアップします。そして、下記の3つの観点でそのプロジェクトについて書き出してみてください。
ここで重要なのは、 3つの観点について具体的に書き出すことです。
例えばプロダクトを開発する際に、実際に使う人の使い勝手を考えて工夫したことや要件定義をする際に難しかった点や、それを克服するために取り組んだことなど。
一番ドヤれるプロジェクトの3つの観点を書き出すことで、Step4でスムーズに進められる準備が整います。
Step3では「成果・目標」「課題」「工夫」の3点で一番ドヤれるプロジェクトを振り返りました。
この3点を散りばめながら、以下のようなポイントに添ってプロジェクトを最大限にアピールできる文章構成に落とし込んでみましょう。
ここまできちんと準備できれば、あなたの実力が伝わりやすい文章を書き上げられるはずです。さっそく、プロジェクト経験を記入してみましょう。
年収提示するのに必要な情報量の目安としては、1プロジェクト800文字、2つ以上のプロジェクトを記入することを推奨しています。
「そんなに多く書けることが思い浮かばないよ」
「書いてる途中でよくわからなくなっちゃった」
と、途中で行き詰まった状態での審査申請もウェルカムです。審査通過のために必要なことを審査チームからフィードバックします。
ここまで書けたら審査を申請して、結果を待ちましょう。
なお、記入した内容で実力が本当に伝わるのだろうか?と心配な際には、実力が分かるレジュメの共通点が盛り込まれているか、読み返してみるのがオススメです。
また、
「指名がもらえるレジュメの書き方の具体例を知りたい!」
「審査基準を詳しく知ったうえで書き進めたい!」
という方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
レジュメ審査の結果はいかがだったでしょうか。晴れて通過した方は、あなたの魅力がより伝わるように内容をブラッシュアップしてみましょう。
初回の審査申請で通過しなかったとしても、 転職ドラフトスカウトの参加をあきらめる必要なんて一切ありません。 審査の不通過は、必ずしもスキル不足によるものではないからです。
実は不通過のほとんどは、エンジニアとしての実力を客観的に判断できる情報が不足しているというケースです。
言い換えればより実力を客観的に判断できる情報を書けば、審査に通過できるレジュメになる!といえます。
転職ドラフトスカウトの審査に通過したエンジニアの申請回数は平均3回程度。審査申請回数に制限はなく、無料で何度でもレジュメのフィードバックが受けられる仕組みになっています。
「審査チームにキャリアの棚卸しを手伝ってほしい」くらいの感覚でフィードバックをもらいながら、レジュメを仕上げてみてください。
今回は、効率よくレジュメを仕上げる5つのステップをご紹介しました。
転職ドラフトスカウトに参加して得られる指名は「あなただけ」に提示された新しいキャリアの選択肢です。
ぜひ、今回の記事を参考にレジュメを書き上げて、転職ドラフトスカウトに参加してみてください。