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一年採用できなかったニジボックスが転職ドラフトで2名採用できた秘訣(後編)

2017-01-05 15:12

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第2回転職ドラフトで2名のエンジニア採用に成功したニジボックス。実はこの1年間、なかなかエンジニアが採れず採用に苦戦していたのだとか。1年ぶりの採用成功には、どんな秘訣があったのか?インタビュー後編では、ニジボックスの勝因と魅力を探る。

株式会社ニジボックス
開発室 マネジャー
藤原 裕司
株式会社リクルートが主催する日本最大級の開発コンテスト「Mashup Awards」での入賞を機に、SIerからリクルートに転職。子会社のニジボックスへ出向となり、現職に至る。

株式会社ニジボックス
経営企画室 広報グループ グループリーダー
兼 人事戦略グループ 中途採用セクション
横山 知可
新卒で現・リクルートコミュニケーションズに入社。人事、広報、HR制作を経験した後、退社。4年間の専業主婦期間を経て、ニジボックスに入社。現在は経営企画室にて、採用と広報を担当。

株式会社ニジボックス
開発室 開発2グループ 第1セクション
れーふぉ
中小ソフトウェア企業で4年間エンジニアとして従事。業務アプリケーションを中心に上流から下流まで幅広く携わる。2016年11月、転職ドラフトを通じてニジボックスに入社。

1人1人オリジナルの指名を92名!担当者が燃え尽きるほど「指名したくなる」レジュメ

――このたびは2名のご採用おめでとうございます。何でも1年ほどエンジニアを採用できない状態が続いていたとか。

藤原: そうなんです。というのも、当社は1年ほど前に大きく事業転換し、それまでゲーム事業メインだったところを、新規事業の受託開発が中心となりました。

横山: 今まではゲームがやりたいというエンジニアが一定数いたおかげで、ある程度の母集団形成が見込めていたんですけど、事業方針の変更によりそうしたゲームエンジニアは採用対象外に。一方で受託開発となると、他社さんとのバッティングで良い方はどうしても奪い合いになってしまう。

藤原: 結果、内定をお出ししても最終的に他社さんに競り負けてしまうという状況が続いていたんです。

――それが今回は2名の採用に至った、と。大きな変化は何があったのでしょう?

藤原: 転職ドラフトに参加したことです。転職ドラフトを利用して何より驚いたのは、登録されているレジュメの質が非常に高いということ。きちんと運営側で審査をしているのだなと、読んでひと目で実感しました。

横山: その上でちゃんと当社のほしいターゲットのレジュメだけを厳選してチェックできる。だから他の媒体で送るよりも多くの方に指名を送ることができました。

――ちなみに初参加となるドラフトでは、計何人の方に指名を送ったんですか?

藤原: 92名です。その回のドラフトの最多記録だったそうで(笑)。全員にオリジナルの指名メッセージを送ったので、さすがに燃え尽きました(笑)。もちろん誰彼構わず送っていたわけではありません。読めば読むほど、純粋に送りたいと思う人が増えていった。そこが転職ドラフトのすごいところです。私も他の転職サービスを使って登録者のレジュメを読む機会はありますが、正直、送りたいと思える人がこれだけいたのは転職ドラフトが初めてです。

――他のサービスと何が違ったんでしょうか?

藤原: レジュメの内容ですね。「オファーメッセージを送るときはテンプレメールではダメだ」、とよく言いますけど、オリジナルのメッセージを送りたくても通常の職務経歴書だとみんな書いている内容が似通っていて、なかなかその材料が見つからないんです。

でも転職ドラフトのレジュメはストーリー性があって、一人ひとりの個性が見えた。だから自然とこちらも各自の書いた内容に合わせて、口説き文句を考えることができました。これだけ質の高い母集団とOne to Oneのコミュニケーションができたことが、採用2名という結果につながったと思います。

――他にも転職ドラフトを使って良いと思ったことがあれば是非。

藤原: これは副産物的なメリットですが、他社の動向がすべて見えるというのは他のサービスにはない画期的なポイントだと思います。どの人にいくらの金額を提示しているかまでわかるというのは、ちょっと見たことがない。

横山: おかげで社内で採用の話をする上で、いい材料になりました。世の中の人事のみなさんってきっと上から「何でエンジニアが採れないんだ」と言われてると思うんです(笑)
ただ、上と話し合ってもはっきりした論拠が手元にないから大抵の場合は曖昧な内容で着地しがちです。

一方で、転職ドラフトのようにこれだけ生の相場データがリアルタイムで出せると、より各論ベースで採用課題について検討し合えるし、打ち手もスムーズに打つことができました。

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プライベートで作ったアプリに「責任」と「愛」を持つ姿勢。そこに惹かれて指名した。

――ニジボックスさんは、れーふぉさんのどんなところに魅力を感じましたか?

藤原: れーふぉくんの場合、何より印象的だったのは、プライベートで作っている成果物がどれも良くて。しかも、リリースした後もちゃんとこまめに改善しているって聞いて、その姿勢に好感を持ちました。今時、個人でアプリをつくる人は珍しくないけど、つくったら終わりっていうケースが結構多いじゃないですか。

れーふぉ: そこは僕自身が自分のつくったアプリのヘビーユーザーだからだと思います。たとえば、最近だと「TV-kko」ってアプリをつくったんですけど、僕はテレビ番組を見るとき、「torne」や「nasne」を使うことが多いんですね。ただこれの検索が少し使いにくくて。僕は出演者を基準にして番組をチェックしたりするんですが、それをtorneでやろうとすると、出演者ごとに検索をかけなければいけないんですね。それがすごく面倒だったので、登録した出演者が出る番組を一括で引っぱってこられるアプリがあったらいいなと思って開発したんです。

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――(稼働するアプリを見ながら)おお、めちゃくちゃ便利!

れーふぉ: でしょう!(ドヤ) これも僕が普段から使い倒しているので、何か不便な点があったらすぐに改善するようにしています。開発者に大事なのは、”自分のつくったアプリに「責任」と「愛」を持つこと”だと思っています。

――おお、名言出ましたね。

れーふぉ: 良かったらマーカー引いておいてください(笑)。

※しっかり、太文字&下線にしときました(笑)

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採用した2人とも内定年収は入札金額より大幅アップ。ニジボックスは加点しかない。

――こうした業務外の姿勢が評価につながった、と。内定時には入札金額より年収も上がったそうですね。

横山: そうなんです。ここは是非お伝えしておきたいのですが、ニジボックスでは入札するときの年収は、あくまで書類で判断できる事実のみを判断材料にして、提示しているんです。過剰な期待値を盛り込んでいないから、他社さんと比べると低い入札金額になってしまっているかもしれません。
でも逆に言えば、以降は面接で得た材料をもとに、どんどん加点をしていくので、理論上、内定年収は入札金額より上がるしかありません。

れーふぉ: 実際、僕も年収の交渉とか一切してないですから。

横山: れーふぉさんとは別にもう1人ご入社いただきましたが、2人とも入札金額より内定年収は120~130%アップしました(例:400万円で入札した場合、内定年収は480~520万円)。だから、そこについてはご安心いただければと思います。

――90%ルールがある中で、理論上入札金額より上がるしかない、というのはいいですね。

横山: 90%ルールがあるので保守的な入札金額を提示せざるを得ないので(笑)是非、ここは強調したいんです。

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指名されたいなら、JSONでレジュメを書いたりアウトプットで”空気感”をアピール

――では最後に、読者に向けて次回の転職ドラフトで指名される上でのアドバイスがあればぜひ。

藤原: レジュメに関してですが、新卒の自己PRみたいな抽象的な内容じゃダメ。自分の言葉で、自分の空気感が伝わる内容の方が企業の目にもとまりやすいと思います。

横山: 転職ドラフトって言葉で人柄を伝えられるサービスだと思うので、ぜひ本人の人柄がわかることを書いてほしい。私たちが引っかかるポイントをいっぱい書いてもらえたら、指名も送りやすくなると思います。

れーふぉ: あとは、レジュメを書くときは外部での発信も大事です。僕も、正直に言って自分の会社本来の業務内容だけでは差別化できないと思ったので、さっき話したようなプライベートでやっているアプリのこととかにボリュームを割きました。

――そういえばれーふぉさんの場合、レジュメをJSONで書かれている所も目を引きました。ちなみに実はリブセンスもれーふぉさんに指名したのですが、その理由の一つはJSONです(笑)

れーふぉ: 自分をアピールしようと思って、JSONで書きました(笑)

藤原: 転職ドラフトだと時々JSONでレジュメを書いてる人いますよね。

れーふぉ: あと、もうひとつ大事なのが、できることだけを羅列するんじゃなく、自分は何ができないかを書いておくこと。転職活動って短い時間の中で行うものなので、できる限り双方の間でミスマッチを防ぐことは重要なのではないかなと思います。

藤原: ミスマッチを防ぐことはとても大事。自分の言葉で書いてほしいのも、その方がその人の色が出るからです。生意気な人材を求めている会社もあれば、几帳面な人材がほしい会社もある。生意気な人は生意気な感じでレジュメを書いた方がミスマッチはありません。事前に相互に空気感を理解し合うことが、入社後のミスマッチ防止にもつながると思います。

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