サーバ構築からアプリ開発まで万能にできるエンジニアになりたい
一般的にフロントエンドやバックエンド、インフラといったいくつかのポジションに分けられています。インフラを構築するのなら構築した基盤でどのようなアプリケーションが動くのか、アプリケーションを開発するのならどういった基盤上で動いているのか、そういった知識を持っていたほうがサービス全体の質があがると考えています。また、いくつかプロジェクトに携わる中でjavaの実装経験がある人がいない、linuxOSを触ったことがある人が少ないといった理由で急遽担当することもありました。エンジニアの需要が多い中でそういったニーズにも応えられるようフルスタックに活躍できるエンジニアになりたいです。
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担当工程: サーバ構築、クラスター構築、NW機器変更、サービスイン
業務内容:
RHEL8を基盤としたマイナンバー関連システムのサーバ環境設計、構築、運用を担当しました。
各機関との照合システムに必要なミドルウェアの構築、提供されたアプリケーションのデプロイ、サービス提供まで一貫して担当しました。
チーム内レビューを主体的に実施し、技術的な課題の早期発見と品質向上に貢献しました。
顧客との間で技術的な調整やスケジュールに関する協議を行い、円滑なプロジェクト推進に寄与しました。
担当工程: OS設計、構築
業務内容:
RHEL7からRHEL8へのマイグレーションに伴うOS設計を担当しました。
データセンターにて物理サーバのラッキング後、OSインストールからLVMによるボリューム設定、ファイルシステム作成を実施しました。
ネットワークインターフェースの設定を行い、専用ネットワークへの接続を確立しました。
担当工程: HAクラスター構築
業務内容:
ミドルウェアであるLifeKeeperを用いたHAクラスターをGUI操作にて構築しました。
既存のクラスター構築経験に基づき、リソース定義、フェイルオーバーポリシー設定などを実施し、高可用性を実現しました。
フェイルオーバーテストを実施し、システムの冗長性と信頼性を検証しました。
担当工程: LB/FW設定変更
業務内容:
LB/FWのリプレイスに伴い、システム構成の変更作業を担当しました。
LB設定: GUIおよびCLIを用いて、分散先サーバの指定、優先度設定、ヘルスチェック追加などを実施し、負荷分散と可用性を向上させました。リプレイス後の既存ネットワークとの疎通確認を行いました。
FW設定: アドレスオブジェクトの追加、セキュリティポリシーの作成を行い、セキュリティレベルを維持しました。
担当工程: スケジュール管理、テスト推進、本番移行
業務内容:
複数の外部機関が連携するサービスの特性を考慮し、入れ替えリハーサルおよび本番入れ替えに向けた余裕のあるスケジュールを策定・管理しました。
各種テストを計画・推進し、システムの品質を確保しました。
本番移行当日、手順書に基づき作業を実施し、サービスを予定通りに移行させることに成功しました。
・当初予定外のOSインストール作業を、限られた準備期間で実施する必要がありました。基本デフォルト設定をベースに迅速なセットアップを行い、早期に次の工程へ移行できる基盤を構築しました。
ボリューム設定差異: サーバ構築時のボリューム設定において、設計書との差異(ボリュームサイズ、ボリュームグループ名)を発見しました。ルートボリュームの縮小が困難な状況下で、実機環境かつ外部ツール利用不可という制約の中、xdump コマンドを用いたバックアップ・リストア方式を考案し、顧客の承認を得て実行しました。ブートローダーの設定を一時的に変更することで、設計書通りのボリューム構成への再構築を実現しました。
・チームメンバーが開発環境のファイルを誤って更新してしまい、統合管理システムのプロセス監視が正常に動作しない事態が発生しました。タスク担当外ではありましたがプロジェクトへの貢献度から直ちに私が復旧作業を任されました。confファイルのプロセス監視定義と実行コマンドから誤った作業手順を特定し、元の状態へファイルを復旧する作業を実施しました。この際、影響範囲を最小限に抑えるため、慎重に差分を確認しながら作業を進め、正常な手順を確立しながら迅速に開発環境を正常な状態に戻すことができました。この経験を通じて、初見であるファイルの理解力や緊急時の冷静な対応能力を改めて認識しました。
・緊急のチームメンバーの欠員により、複数のタスクが停滞する恐れが生じました。私は、構築タスクと並行して、手順書レビューや設計レビューを巻き取りました。当初担当していなかったバックアップ・リストアのタスクも引き受けることになりましたが他のメンバーと連携しながら迅速にキャッチアップし、期日内にタスクを完了させました。自分自身のタスクだけでなく、プロジェクト全体の設計を理解するよう努めていたことから滞りなく対応することができました。その結果としてプロジェクト全体の遅延を防ぎ、チームの生産性維持に貢献しました。
担当工程: サーバ構築、アプリケーション改修、テスト
業務内容:
某省庁からの電文をもとに予測・到達情報を配信するシステムの構築からテストまで、実機環境にて一貫して担当しました(サーバ20台)。
設計誤りや設計漏れの箇所に対し、再設計を実施し、システムの安定化に貢献しました。
アプリケーションの要件に基づき、Javaによるコーディング(ログ監査機能追加)およびテスト(UT、IT)を単独で実施しました。
クラスター構築(8台)において、メイン担当者の実機検証を支援し、安定稼働に貢献しました。
担当工程: OSインストール、設定、ミドルウェア導入、テスト
業務内容:
RHEL6からRHEL9へのOSマイグレーションを含む、サーバ20台のOSインストール、専用ネットワークへの参加設定を担当しました。
logrotate、sshdをはじめとする各種コンフィグレーションファイルの編集を行い、セキュリティ強化と運用効率化を図りました。
各種ミドルウェアのインストールおよび動作確認、各サーバ・アプリケーション間の疎通確認、システムテストまで一貫して実施しました。
ポイント: Linuxサーバ構築・運用スキル (RHEL6/9), OSマイグレーション経験, 各種ミドルウェア知識
担当工程: 要件定義(一部)、設計、開発、テスト
業務内容:
アプリケーションのログ監査機能追加要件に基づき、Javaによるコーディング、デプロイ、単体テスト(UT)、結合テスト(IT)を一人で実施しました。
ユーザー情報や操作ログの記録により、システム監査性とトレーサビリティを向上させました。
担当工程: 実機検証
業務内容:
サーバ20台中8台のHAクラスター構築において、メイン担当者の設計に基づいた実機での動作確認、検証作業を支援しました。
フェイルオーバー時の動作確認などを通じて、クラスターの安定稼働に貢献しました。
ポイント: HAクラスターに関する基礎知識
苦労した作業:
手動による大規模サーバ構築: 20台のサーバをAnsibleなどのCI/CDツールを用いずに手動で構築したため、設定ミスが頻発し、テストフェイズで多くの課題が発見されました。
属人的な作業とチェック体制の欠如: ダブルチェック体制がなかったため、修正作業におけるミスが再発し、設定値の把握が困難になりました。
対応:
限られたローカル環境で使用可能なツールとして、共通ファイルの一括配置や特定サーバへの個別配置を可能にするバッチファイル(bat)を作成し、作業の効率化と正確性の向上を図りました。
煩雑な手動作業によるミスを減らし、リリース遅延のリスクを低減しました。
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