## 概要
オンライン本人確認サービス(eKYC) <sup>[1](#note1)</sup> の否認率<sup>[2](#note2)</sup>の改善。
改善を行うことで否認率を約20%程度下げることに成功。
*補足1 「eKYC」とは
ユーザーがPCやスマートフォン等で本人確認書類や顔写真を撮影し、送信することで本人確認を完了させることができるサービスを指します。
*補足2 「否認率」とは、
ユーザーが撮影し送信した本人確認書類や顔写真の画像が不鮮明であったり、重要な部分が隠れているものは否認として取り扱います。
弊社では、否認されたユーザーの数/書類や顔写真を提出したユーザーの合計を「否認率」と定義しています。
## 取り組み
- UIの変更
- 視覚的にユーザーが分かるような工夫
- 検知ロジックの見直し
- 画像が不鮮明等の理由で提出されても否認となるような画像を未然に防ぐロジック
- 撮影プロセスの見直し
- 別端末での撮影に誘導
## 使用技術
- 言語:
- Vue.js(Ver.2)
- Class Component
- Provide / Injectによる状態管理
- EventBusの利用
- TypeScript
- 分析ツール: GCP BigQuery, Sentry
- ライブラリ: eslint, jest, cypress
- ソース管理: GitHub
- コミュニケーション: Slack
### その他
- BigQuery
## プロジェクト規模
- フロントエンドチーム(全5名)
- PdMチーム
- CSXチーム
否認率改善のプロジェクトリーダーとして関わる
## 苦労した点
- 短い期間で根本原因の分析・問題解決の打ち手を考える・打ち手を実行し効果を測定を行ったこと
- 2ヶ月以内に顧客が求める目標の否認率に到達させること