HR製品の開発を行っている部署内の共通ラボというグループに所属し、製品内の各モジ ュールに共通する機能(ファイルの入出力、サーバーの設定、セキュリティ、ジョブ管理) の開発を担当していました。主な業務は以下です。
1. 自社製品(HR系のERP)の開発・保守
2. コンサルタントからの問い合わせ対応(顧客との折衝を含む)
3. Unix系OS(Solaris)の開発環境の構築および管理
4. 全体対応(ミドルウェア、OS、ブラウザ等のバージョンアップに伴う対応)
5. 出荷担当(製品出荷に伴うモジュールの管理 / Jenkinsによる出荷環境の作成等)
1と2がメインのタスクであったため、詳細を以下に記載します。
【1. 自社製品(HR系のERP)の開発・保守】
Java, Javascript, Delphiを用いた3層ウェブアプリケーションの機能改修・バグ修正・新機能開発を担当していました。私はHR系の部門の中でも、共通ラボというチームに所属しており、各チームが利用する共通モジュールの実装を担当していました。具体的にはサーバーの設定機能やバッチ管理の機能などです。
【2. コンサルタントからの問い合わせ対応】
コンサルタントという直接お客様とやり取りするメンバーがいるのですが、彼らが直接解決できない技術的な課題や質問が開発部門にエスカレーションされ、それらに対する調査・回答作成などを行っていました。客先で発生した問題に対し、それが実際にバグなのかどうかをソースコードをチェックして判断したり、お客様の課題(バッチ処理が遅い等)に対する解決策の提示(設定や構成をxxxxのように変更したら上手く行きます等)することがタスクでした。
一つの事例を挙げます。既存のユーザーで新規に親子会社間でNAT構成のネットワークを導入したいというお客様に対して、「アプリ側でxxxxの設定を変更する必要があります」「NAT導入前にxxxxのチェックをしてください」といった提案を実際のお客様に直接行いました。