# 概要
ユーザが2万社を超える労務管理システムの機能開発プロジェクト
労務手続きやワークフロー、入社手続き、給与明細発行、有給管理など多数の機能がある。
# 担当
参画当初はチームのテックリードとして設計・製造の作業を行っていました。(約1年)
現在はプロジェクトリーダーを担当しています。業務内容は以下の通りです。
- 担当プロダクトの新機能のリリースについての責任を持つ。
- スケジュール見積作成・実績管理
- 営業担当者とのMTGを行い要件定義
- 設計書レビュー
- お客様からの問い合わせ対応
- 新人の教育担当
# 使用技術
PHP, Laravel, JQuery, MySQL, JavaScript, AWS RDS
# 課題と取り組み
・営業から新しい機能の要望が多く上がってくる
→要件定義を早めに終わらせることで、
スムーズにエンジニアに作業に入ってもらえるように準備をすることを意識する
→作業見積が多くなってしまった場合は、機能をドロップするなどの提案を行う
→案件によってはデザイナーともミーティングを行い、UI/UXの面で品質を高めるための調整を行う
・自チームのレスポンス遅延解消対策
→本番DBのスロークエリを収集し、管理表を作成する。
各チームに展開しチューニング作業を依頼する活動を定期的に行っている。
・新卒社員の教育を行う
→定期的にミーティングを行い状況をヒアリングする。
→最終的にしっかりと戦力となる人材に成長させることを目的としている。
# 工夫した点
・担当しているチームとは毎日定例ミーティングを行い、日々の状況をヒアリングしている。
→SEとPGからの困りごとを気軽に言える雰囲気作りを意識している。
その結果、既存のコードと実装したい機能が実装しにくい作りになっているなど、
早めに問題をピックアップできるようにしている。
・属人化の解消、作業の分担による超過時間の抑制
→他の人でも出来る仕事はドキュメントに作業内容を残し、他メンバーに担当をお願いし、リーダー陣の負担を減らすことで残業時間の抑制に繋げている。
・ふりかえりMTGの実施
→不具合発生時は修正完了後にMTGを必ず実施し再発防止に努めている。
・MTGの質を上げる。
→非同期化を実施。書いてわかることは口頭で報告せず状況を記載してもらうだけに留める。
・要件定義段階で、ステークホルダーを書き出しておく
→万が一問題が起きた際に、優先して誰に連絡を入れれば良いかのガイドとなる。
・プロジェクトの製造が始まる前にチーム全体でリスクを洗い出す。
→最悪のケースが発生した場合を想定して、それを回避できる策を洗い出す。
→一部の機能をドロップしてリリースすることや、非機能要件で性能の上限値を低めに設定するなど
安定してプロダクトがリリースできるためのB案、C案を考えておく。
・設計作業を行っていた時は、図を駆使して読みやすい設計を行い高い評価を得た。
・製造に関しては保守性の高さや可読性の高いコーディングを意識し、かつ処理効率を意識しながら高い品質の納品物を作成した。