- **スターバックスコーヒー(トレーナー)**
- トレーナーとして、新人スタッフの育成と教育を担当しました。
接客対応の仕方、バリスタ業務のオペレーション、レジ操作など、店舗業務全般を一人で遂行できるようになるまで指導を行いました。
また、スターバックスの理念やコーヒーの歴史など、ブランドに関する知識面でのコーチングも担当しました。
- 新人スタッフが自信を持って一人で店舗業務を遂行できる状態に育成する
- コミュニケーションスキルと接客力を向上させ、「また来たい」と思わせるような接客を実現する
- 商品知識を深め、お客様に正確で魅力的な情報を提供できるようにする
忙しい店舗環境の中で、**一人ひとりの理解度や性格に合わせた教育**が不可欠だと感じました。
各トレーニングには所定の時間が設けられており、限られた時間の中で成果を出すことが求められていました。しかし、実際にマニュアル通りに進めても、スタッフによって理解度や吸収スピードに差があり、
**「全員に同じ教え方」は通用しない**と痛感しました。
例えば、メモを細かく取りながら学ぶタイプもいれば、実践を通して感覚的に覚えるタイプもいる。
そこで、相手の性格や学習スタイルを観察し、**個々に合わせた指導方法**を意識しました。
また、トレーニング中でも常に**些細なコミュニケーションをとり、話しかけやすい環境**を整えるよう心がけました。
実践に不安を感じるスタッフには、隣でフォローしながら少しずつ自信をつけてもらい、慣れた段階で一人での接客にステップアップしてもらうようサポートしました。
その結果、教育担当として指名される機会が増え、トレーニング制度の改善にも意見を求められるようになりました。結果的に、チーム全体の成長スピードと店舗全体の生産性向上に貢献することができました。
- **Reebok Store (ストアマネージャー)**
- 店長として店舗運営全般を統括し、売上・在庫管理、スタッフ教育、ディスプレイ、展示会対応など、店舗運営に関わる幅広い業務を担当しました。
- スタッフ一人ひとりが自立して業務を遂行し、ブランド価値を体現した接客を実現できる店舗体制を構築する
- 売上向上と新規・リピーター顧客の獲得を通じて、店舗全体の業績を安定的に成長させる
- 展示会での顧客層分析をもとに、次期の仕入れ・ラインナップを戦略的に決定し、売上最大化につなげる
Reebokのブランド価値を維持・強化しながら、チームとしてのパフォーマンスを最大化するために、
**「人を活かすマネジメント」**を意識して取り組みました。
まず、一人ひとりの得意分野を把握し、販売・ディスプレイ・在庫などの担当領域を最適化を行い、明確な役割分担を行うことで、スタッフが主体的に動き、責任感を持って業務に取り組める体制を構築しました。
また、店舗が銀座・松屋デパート内にあったことから、顧客層の年齢が比較的高く、
**丁寧で誠実な接客**が求められました。そこで、お客様の好みや購入履歴をスタッフ間で共有し、個々に合わせた提案を行う仕組みを整備をし、結果として、**顧客満足度の向上とリピーター**の増加につなげました。
さらに、定期的にスタッフとのコミュニケーションミーティングを実施し、意見や提案を積極的に吸い上げることで、チーム全体の一体感を醸成しました。
その結果、店舗の売上と顧客満足度がともに向上し、Reebok本社から評価を受け、本社勤務の打診をいただくまでに至りました。
- **Island Sweetie(アシスタントセールスマネージャー)**
- ハワイ・ワイキキにあるアパレルストアで、アシスタントセールスマネージャーとして勤務。
夜間シフト責任者として、スタッフ教育、売上・在庫管理、ディスプレイ調整など店舗運営全般を担当しました。
- お店の世界観を理解し、それを接客や店舗づくりを通して表現できるスタッフを育成
- 英語での丁寧かつ一歩先を読んだ接客を全員が体現できるようにする
- チーム全体のパフォーマンスを高め、売上を最大化する
文化や価値観の異なるメンバーと働く中で、
**「相手の気持ちを汲み取り一歩先を読むこと」と「お互いの文化を尊重すること」**の大切さを学びました。
ハワイという土地柄、世界各国からお客様が来店されるため、英語での接客はもちろん、日本式の丁寧なホスピタリティも求められました。**相手の行動を観察し、何を求めているのかを一歩先に読んで行動**できるよう、スタッフ一人ひとりに合わせた指導を行いました。
また、日本人同士では当たり前でも、アメリカ人スタッフには伝わりづらい場面も多くありました。そこで、文化や価値観の違いを共有しながら、
**「なぜその行動が必要なのか」「どんな効果があるのか」**を具体的に説明。相互理解を深めることで、チーム全体の接客レベルと協調性が大きく向上しました。
さらに、成果を褒め合うフィードバック文化を意識的に取り入れ、チームのモチベーションを維持しました。
その結果、店舗の売上は安定的に伸び、**観光客だけでなくローカルのリピーターも増加**しました。チーム運営と成果が評価され、ビザサポートおよび昇進のオファーを受けるまでに至りました。