作るものを決める段階から関わり、実装から運用まで一貫して持てるエンジニアでいたい。
これまでの約20年は、要件が固まった後の実装を引き受ける立場が中心でした。受託・制作の現場が長く、ヘルスケア・不動産・金融・教育・ECなど幅広い領域を横断してきましたが、入るのは「何を作るか」が決まった後がほとんどでした。 その部分を自分で埋めるために、個人事業主として6プロダクト(Shopifyアプリ2本/モバイルアプリ4本)を、企画・技術選定・スキーマ設計・実装・ストア審査対応・課金実装・リリース後の運用まで単独で完遂してきました。そこで分かったのは、技術選定の精度は「何のために作るか」を持っている人間が決めたときに一番上がる、ということです。埋め込みアプリの認証でOAuthリダイレクトがiframeの制約に阻まれたときも、仕様の意図を自分で握っていたため、短命JWTを検証して必要時にトークンを取得する方式へ早い段階で切り替えられました。要件と実装を別の人が持っていたら、後戻りはもっと大きかったはずです。 同時に、一人で速く作れることよりも、チームで作り続けられることのほうがプロダクトの寿命には効くと考えています。設計判断は「採用しなかった選択肢とその理由」まで書き残し、チーム開発ではブランチ戦略・PRフロー・CSS命名規則を自ら策定してREADMEとして明文化してきました。実装そのものより「他の人が入ってきても同じ品質で書ける状態」を作ることに、意識的に時間を割いています。 2006年にFlash Developerとしてキャリアを始め、Flashの終焉とともにHTML/CSS/JavaScriptへ、さらにReact/TypeScript/Next.jsへと軸足を移してきました。プラットフォームが消える経験を一度しているので、いま使っている技術が続く前提は置いていません。直近はクラウド(2025年にAWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトを取得)と、AIエージェントを開発フローに組み込むことに時間を使っています。 個人開発で企画から運用まで一人で回してきた経験を、チームの仕事に接続させたい。これが、このキャリアビジョンを掲げている理由です。
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