あらゆるチームに心理的安全性をもたらしたい
私は学生の頃より、プロジェクトマネジメントやチームのパフォーマンス最大化という領域に興味を持っています。そしてこれらを達成するためにはチームメンバーの心理的安全性が何よりも大事であるという哲学を持っています。 原体験は高専在学中の学祭でした。その時の私は20,30人ほどのチームのリーダーを任されていました。それまでは純粋に技術が好きで何でも自分で開発すれば良いという価値観で、チームメンバーに役割をお願いしながらも私自身も目玉となるコンテンツの開発を行っていました。 ハッとなったのは学祭当日までの数日間でした。その時私の開発していたコンテンツは全くできていないわけではないですが、完成品には程遠い状態でした。それでいて、一人でほとんど開発を進めていたために他のメンバーに頼ることもできず、結局学校に徹夜しながらやりきりました(それはそれで楽しかったですが……!) しかし無茶をしながら迎えた当日でしたので、当然体力的には無理が出てきて恥ずかしいことに学祭当日はリーダーとしての動きが全くできませんでした。実際には他のメンバーが各々の判断で臨機応変に動いてくれたおかげで失敗に終わることはなかったのですが、次の2点に気づくことができました。 - チームリーダーという役割は、過度に現場に出すぎてはいけないこと - 20〜30人ほどいるメンバーと上手くチームとしての動きができるともっと楽しい出し物が実現できたかもしれないこと それで高専専攻科から進学した大学院も、PBL(Project Based Learning)という実際にプロジェクトを回すカリキュラムがあるところを選んだのです。今、社会人エンジニアとしてある程度の経験を積み、どうやら自分の強みが次のものらしいということに気づきました。 - 技術を尊重しつつも、あくまで問題解決の手段であると捉え業務を遂行する能力 - 親しみやすい人柄・何を言っても大丈夫に見える性格 - それ故にコミュニケーションのハブとなり全体の交渉や調整を行う役回り 私の目標として40代以降、技術顧問としての働き方をしたいというものがあります。それを見据えたときの30代という、開発のハードワークとチームマネジメントや開発に限らない視点を持った動き方が両立できる攻守のバランスの良い時期だからこそなりたい自分への投資をしていきたいと考えています。
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