アピールしたい強み:
・プロジェクトマネジメントスキル(QCD担保、チームメンバーのモチベーション維持、プロジェクト推進力、リスク管理)
・ベンダーコントロールスキル(要件定義・設計のレビュー、クライアントの要求とベンダー側の要件定義に齟齬があるときの立ち回りなど)
期間:
2025年1月~ 現在
案件概要/目的:
スマートフォンアプリ/データ同期ツールの刷新プロジェクトにおいて、私はプロジェクトサブリーダー兼サブシステムチームリーダー として、
要件の整合性確認、チームマネジメント、ベンダーコントロールを担いました。
・プロジェクト規模:501人月
・開発言語:dart(Flutter)、Java、C#、apache/tomcat, SQLite, SQL Anywhere,さくらのクラウド、AWS
体制:
・プロジェクトリーダー:1名
・プロジェクトサブリーダー:1名
・ベンダーリーダー:1名
・ベンダーサブリーダー:2名
・メンバー(ベンダー含む):32名 ※流動的なため現在の人数を記載
役割/スコープ:
・プロジェクトサブリーダー兼サブシステムチームリーダー
・ベンダーコントロール
・連携ツールの課題対応(設計、製造を一部対応)
他のメンバーからどのように言われている?:
(上司から)
厳しいスケジュールと限られたリソースの中でチーム全体の業務効率を常に意識し連携チームリーダーとして予定工数、期日を達成できている点より、努力家で責任感のある人だと評価いただきました。
どのようなモチベーションでそのような取り組みをしようと思ったのか:
全体的に課題が多く発生し、スケジュール遅延が発生していたため、
プロジェクトの遅延をなるべく解消したいと思って取り組んでおりました。
成果を出せるようになるまで苦労したことはありますか:
メンバー層の自走力がプロジェクト推進の鍵だと考え、
メンバー層に向けて、よりシステムの理解を深めてもらうため、情報整理や資料作成に時間をかけていたこと。
チームの成果を出すために工夫したこと:
・冗長的、不要な仕様や設計を見つけ、工数削減を図るために、レビューをする気持ちで設計書類を参照していた。
課題(苦労):
① レビュー済みの設計書にて、連携仕様の不整合が多数存在し、後工程で大きな手戻りが発生するリスクがあった
└連携先システムのDB定義やAPI仕様と整合が取れていない部分を複数発見
└設計段階で気づかないと、後続の製造・テスト工程で大幅な工数増加が見込まれた
② チーム体制が未整備の状態でプロジェクトが開始
└開発環境(WSL、IDE 等)が未構築
└新規参画者が仕様理解に苦しみ、立ち上がりに時間がかかる状況だった
工夫(どのように工夫し解決したか):
① すぐに連携先システムのリーダー(ベンダーリーダー、自社のリーダー)に情報を整理して展開し、
なぜそれが課題だと思うのか?(仕様上、対象のテーブルは不要で、こちらのテーブルで情報を管理できる等)課題を解決した場合、どのような効果があるのかを説明し、話し合いを得て合意いただいた。
上位工程(基本設計)で早期発見できたため、後続の工程(製造、単体テスト等)の工数削減、品質向上につながった。
なぜその工夫をしたのか?:冗長な仕様の排除は工数削減につながると考えたため
② 開発環境(WSL, visual studio)の刷新、レガシーシステムのモダナイゼーション(Java8 ⇒Java11、tomcat8 ⇒ tomcat10.1)、開発環境構築手順書、デバッグ手順書、アプリケーション仕様書を自発的に作成。
新規参画者や初学者が参画しやすいような環境を作り、なるべく各々が自走してタスクを消化できるように工夫した。
メンバー事に進捗状況については随時会話して認識合わせを実施。不明点や質問事項があった場合はその場で回答し、相手が理解しているかどうか(Output内容より判断)反応を見ながらコミュニケーションをとる工夫をした。
なぜその工夫をしたのか?:新規参画者や今後の運用保守メンバーが参画しやすいようにと、属人化解消につながると考えたため
成果:
後工程の工数削減と品質向上
└ 上位工程での仕様不整合を早期解決でき、製造・テストの手戻りを大幅に防止
チームが自走できる体制の構築
└ 新規参画者でも短期間で立ち上がれる環境を作り、チームの生産性向上に寄与
ベンダー含む関係者との調整力を評価され、プロジェクトサブリーダーとして継続的に任用