くま

「技術に理解のあるマネージャー」として、組織作りやメンバー育成に携わっていきたい

現職ではもともと東京本社で勤務していましたが、昨年、札幌に新しく支社を立ち上げることになり、その立ち上げ要員のリーダーとして札幌転勤し、新拠点の運営に関わってきました。 現地でエンジニア未経験の新人を6名中途で採用し、３ヶ月にわたる研修カリキュラムの作成と実施、研修後の案件アサインの割り振り検討やアサイン後の作業状況の把握、新人たち一人ひとりが抱える問題の1on1でのヒアリングやエンジニアとしての目標設定のアドバイスなどを行いました。 また、単純なメンバー育成だけではなく会社全体として技術力の足りていない領域の課題を見つけ出し、技術力向上と水平展開を図るために開発標準の作成も行いました。特に現職ではReactを使った開発に対して会社として弱点があると感じたため、どんな開発案件でも使えるようなDocker+Reactの構成のテンプレートを作成し、AWSのサーバ(S3+CloudFrontのため実質サーバレスですが)へのJenkinsを使ったデプロイまでを含めた開発標準の作成を行いました。これによりその後の開発案件への導入や新人たちへの教育が容易になりました。 また、東京本社のマネージャー陣と定期MTGを行い、札幌支社の現状抱える問題や今後取り組みたい課題などを整理して今後に向けた動きについて本社側と合意を取るなど、会社としての意思決定の部分にも関わりました。 上記のような新拠点運営に関する業務を、私自身が東京本社時代から担当していた開発案件と同時並行で遂行してきました。 １年と少しのリーダーとしての札幌支社勤務の期間が経過したこと、札幌現地での管理職となるマネージャーの方が新たに採用されたこと、東京本社側でメンバーマネジメントできる人間が少ない点が大きな問題になったことから東京本社へ戻ることが決まったのですが、札幌支社での上記のような経験から新しい環境を自分の力で立ち上げることに魅力を感じるようになり、今後の人生ではそういった方向に進みたいと考えるようになりました。