ID:64509さん

- **プロジェクト概要** 災害対応時のタスクをチャットツール「Chatwork」と Google スプレッドシートの双方向で同期して管理可能な仕組みを構築 - **プロジェクト規模 / 役割** - ウォーターフォール開発（リリース後追加開発はアジャイル） - 担当 5 名（うち協力会社 2 名）/ サブリーダー（CTO 補助） - **担当業務** - クライアントへのサービス機能要件ヒアリング、仕様調整 - Backlog によるチケット作成や協力会社様含めた開発進捗管理 - GAS + Chatwork API での設計、機能実装 - テスト仕様の作成、不具合管理 - **課題** - 委託していた協力会社様で大幅遅延し、納期まで 1 か月の状況で立直しをミッションに任されたプロジェクト。初めて外部の協力会社様を交えて進める PJ で、要件ですら固まっていない状態であったため、早急に立て直しを図らなければいけない状況であった。 - 十分な調査時間を確保できなかったこともあり、実装段階でGAS におけるプログラム実行数のクォータ制限が壁となり当初の機能要件（2分間隔での定期実行）を満たすことが難しいことが判明した。 - **工夫** - 協力会社様のメンバーやお客様にヒアリングを重ね、漠然としていた要件を 2～3 日で共通言語となる要件整理資料にまとめた。お客様との要件 FIX を図る会議を調整し、後戻りのないよう1度の打ち合わせで確認箇所を網羅した。また、CTOと最短で要件を満たす方法を話し合い、当初AWSを使った仕組みを考えていたが、GASのみで要件を満たす設計を共に行った。自身がPJ に入るまで協力会社の方とほぼコミュニケーションがとれていなかった点が問題だと思ったため、毎日協力会社様のメンバーと進捗報告を行い、時点での課題やスケジュールについて互いに都度共有し、密なコミュニケーションを図った。課題についてこちらで吸い上げお客様との調整を図るように動いた。 - GAS におけるプログラム実行数のクォータ制限引き上げが困難であったため、お客様には状況を伝えるのと同時に、複数アカウントをローテーションさせることで当初の要件を満たせることを伝えつつ、本開発ではプログラムの定期実行の間隔を制限値に届かない安全ラインで実装を行うことを擦り合わせ、リリース後のアップデートを視野に入れた合意の取り付けを行った。 - **成果** これらの工夫によって、期日に問題なく PJ 着地に貢献できた。進捗が芳しくなかったためお客様が非常に不安だったとのことだったが、大西さんが入ってくれて安心したとおっしゃって頂けた。