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## 概要 確定申告をより簡単に完了できるようにするアプリ。 確定申告する必要があることは分かっているが、それ以外何も分からない人でも問題なく確定申告を進められるように、診断機能があったり、仕訳を作成するのを出来る限り簡単にするために明細から自動で作成したり、同社の別サービスと連携して仕訳作成や控除を得るための金額入力を自動化したり出来る。 電子申告にも対応していて、マイナンバーカードと読み取りが出来るスマートフォン端末があれば提出出来る機能もある。 ## 担当 モバイルチームのチームリーダー。(5人チーム) 主にiOSの開発を担当し、状況に依ってAndroidの開発も行う。 マネジメント業務も行っており、チームメンバーの目標設定・評価、モバイルエンジニアの採用活動(カジュアル面談/スカウト/面接/技術試験の採点/業務委託採用)を行っている。 チームで出た組織的な課題を解決するためにアクションを取ったり、解決策をチームで出し目標として設定してチームでアクションを取るように導いたりしている。 開発に関しては、PdMなどから提案があった機能の改善要望・新規追加に対して技術調査や別チームとの役割分担を行いつつ、エンジニア側から提案されたテクニカルなタスクをまとめ実行出来るように調整する。 ## 自分が行った開発 開発に関してはiOSが主担当だが、軽微な修正に関してはサーバーサイド(Rails)の修正もたまに担当している。 リニューアル時から開発に携わっており、大抵の機能は開発・レビューを行っている。 主担当したタスクについて以下に挙げる。 - リアーキテクチャ: MVP→(RxSwiftを使ったMVVM)→Combineを使ったMVVM - アプリ内課金のリファクタリング - 一部画面のSwiftUI化 - Swift Package Manager移行 - APIリクエスト周りの基盤修正 - 仕訳作成I/Fの実装 - データ連携機能の実装 - CI改善 ## 工夫した点 確定申告というドメイン知識が必須で期限厳守なサービスで、不具合を出さない様に継続的に効率よく機能のリリースを行える状態を目指して取り組んだ。 主に開発面では実装方法を統一出来て、ドメイン知識が必要な所には必ずテストを追加出来るようなアーキテクチャを選定したり、両プラットフォームをレビューすることで、処理がズレないようにした。 更に開発効率を上げるために、新しい技術の導入やCIの調整、自動化にはコストを掛け、掛けられるような環境整備も行った。 最近ではより多くの機能をリリース出来るように採用面でも力を入れている。