## ✅京セラ基幹システム 運用保守業務
■業務内容
京セラ基幹システムのプロジェクトメンバーとして並行して複数の案件に参画。要件定義や基本設計を開発チームへ共有。その後実装されたモジュールに対して様々な観点からテストケースを作成し問題が無いかを検証を行った。また、客先からの問い合わせ対応、障害対応を行いました。
■ ログファイル整形ツールの作成。展開
【課題と要因】
システムに障害が発生した際、原因の調査に時間がかかってしまうことがチームの課題でした。
(平均対応時間:約50分)
要因の1つとして、サーバから出力されるログファイルが見づらく何が起因して障害が起こったか即座に判断ができないことだと私は考えました。
【上記課題に対して以下を実施】
テキストエディタのマクロ機能を用いて、ログファイル整形ツールの作成
1.ログファイルの規則性を把握して、調査に必要な情報の取捨選択
2.不要な情報は削除、必要な情報を調査しやすいように正規表現を使用して整形
※必要な情報はSQLやSQLにかかった時間、トランザクションIDなど
3.チームメンバーに配布し、使用感をヒアリングしながら修正
【功績】
上記の整形ツールを用いることで調査にかかる時間を1回あたり約10分削減することができました。
このツールはチームメンバーだけでなく基幹システムプロジェクトメンバー全体の約80人で使用されることになり、プロジェクト全体の生産性向上に寄与しました。
【学んだ点】
問題点を考察する分析力と、小さな身近な改善が大きな改善に繋がることを学びました。私の強みである、課題点を分析して改善をやり切る「課題解決力」が活かすことができたので、転職した際もチームの課題を定義し、解決していきます。
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## ✅ 7人規模のチームにドキュメントツールNotionを導入
【課題と要因】
チームのドキュメント管理の手段として15年以上前からExcel,Wordを使用しており、下記の課題を感じていました。
・ドキュメントの最新のバージョンがわからず、どの情報が正しいかわからない
・容量が大きくなると、起動に時間がかかる
・検索、共有に時間がかかる
【上記課題に対して以下を実施】
1.ドキュメント共有ツールについて比較検討(Notion,Kibera,QiitaTeamなど)
2.編集までのリードタイムが短く多機能であるNotionに選定。個人プランで使用して操作感を覚える
3.自身が所属する部署の上長や事業部長に対してプレゼンテーション(提案)を実施。チームに導入
4.社内で浸透させるため、他部署も巻き込み約15名に対して勉強会に実施
【功績】
Notionを導入することで、ドキュメントの最新バージョンがわからないという課題を解決することができ、
ドキュメントの検索に使う時間を「1人・月:約90分」減少させることができました。
また、リアルタイムでドキュメントを共有することができチーム全体の生産性が向上したと感じており、メンバーにも「提案してくれてありがとう」と感謝の言葉をいただきました。
【学んだ点】
自分が行動を起こせば周りの環境を変えることができることを学びました。
転職した際も、現場の非効率な点に目を向け積極的に改善していきます。