## 経験・実績(2023年12月〜現在)
### スクラムチームの立て直し
#### プロジェクト概要
**目的・背景**
- チームの開発効率が低下し、スプリント目標の未達成が頻発。
- スクラムイベントの形骸化や、チーム内のコミュニケーション不足が課題。
**規模感・チーム構成・担当した役割**
- 7名のエンジニアチーム。
- スクラムマスターとしてチームの改善を主導。
#### 取り組んだ課題
- デイリースクラムの形骸化、振り返りの形だけの実施。
- スキル不足のメンバーによるタスクの停滞。
- 不本意なリーダーアサインによりモチベーションの低下。
#### 技術的アプローチ・工夫
- デイリースクラムの改善: 進捗共有に加え、障害や課題解決を重視。
- フロー効率を重視し、時間がかかっても終わらせることを意識させた。
- ペアプロの実施。スキル不足のメンバーをフォローした。
- PdMとの連携強化: プロダクトの方針をチーム内で明確に共有。
#### 取り組みの成果
- チームの開発速度が向上し、スプリント目標達成率が向上。
- メンバー間のコミュニケーションが活発化し、心理的安全性が向上。
- PdMとの連携が円滑になり、タスクの優先順位が明確化。
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### Four Keys 指標導入によるチームパフォーマンス可視化
#### 概要
**目的・背景**
- スクラム開発の改善を目的とし、スプリントの目標が曖昧で達成度が低いという課題に対処するため、Four Keys を導入。
- これにより、デリバリーの健全性を定量的に評価し、改善の方向性を明確化。
**規模感・チーム構成・担当した役割**
- 8名程度のエンジニアチームで進行。
- Findy Team+ を活用し、チームのパフォーマンス指標を可視化。
- エンジニアリングマネージャーとして導入の企画、設定、運用を担当。
**使用技術・開発環境**
- Ruby on Rails
- GitHub Actions / CI/CD
- Findy Team+
#### 取り組んだ課題
- スプリントごとの成果が不明瞭で、改善の方向性が定量的に測れない。
- デプロイ頻度やリードタイムの可視化が不十分。
- 目標の設定、全員が関心を持つよう促すしくみをスクラムのプロセスに組み込んだ。
#### 技術的アプローチ・工夫
- Findy Team+ を活用し、Four Keys の指標を自動取得する仕組みを構築。
- データの可視化を行い、チームとともに振り返りを実施。
- チーム内での意識向上、行動変容を促した。
#### 取り組みの成果
- Four Keys 指標の導入後、素早くレビューし、Mergeに持っていく意識を高めた。
- スプリント計画の精度が向上し、完了率が改善。
- チーム内でデリバリーに関する共通認識が醸成され、開発の効率が向上。
- うまく周りだし開発チーム自身がテンポの良い開発を楽しむようになった。
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### プロジェクト3: エンジニア採用活動
#### プロジェクト概要
**目的・背景**
- 開発チームを強化するため、エンジニア採用を推進。
- スカウトメールの引き付け度向上や、面接プロセスの改善を実施。
**規模感・チーム構成・担当した役割**
- エンジニアリングマネージャーとして採用戦略の策定、実施。
#### 取り組んだ課題
- そもそもスカウトメールの作成コストが大きく満足にスカウトできていなかった。
- スカウトの返信率が低く、ターゲット層に刺さるメッセージが不足。
- 面接の評価基準が曖昧で、採用の一貫性が確保できていなかった。
#### 技術的アプローチ・工夫
- エンジニア向けのスカウト文章を作成・スカウト実施。
- HireRooを導入し、スキルをできるだけ定量的に判断できるようにした。
- HireRooのスコアだけで判断せず、具体的なコードや成果物を見ながら技術面接を行い、相手に関心があることを伝える努力をした。
#### 取り組みの成果
- スカウトの返信率が向上し、優秀な候補者の面談設定率が向上。
- 採用基準を明確化し、候補者の評価精度が向上。
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### 技術広報活動・カンファレンススポンサーシップの企画・実施
#### 概要
**目的・背景**
- 弊社サービスの技術的な認知度向上とエンジニア採用強化を目的として、技術広報活動を推進。
- RubyKaigi, Kaigi on Rails, RubyWorld Conference, 東急Ruby会議, 東京Ruby会議, その他Rubyの地域コミュニティのスポンサーシップを主導し、企業とサービスの認知度を向上。
**担当した役割**
- カンファレンスのスポンサー契約交渉、企画立案、運営調整。
- 社内エンジニアの登壇推進、広報戦略の立案。
#### 取り組みの成果
- RubyKaigi のスポンサーシップにより、エンジニア1名獲得。
- 技術系求職者の認知度が向上。
- 技術ブログの公開を強化。
## できること
- Ruby on Rails を中心とした Web アプリケーション開発
- スクラムでの開発の改善・パフォーマンス指標の導入・運用・改善への促し
- スクラムマスターとしてチームの運営・改善
- エンジニア採用活動(スカウト文章作成・面接実施)
- エンジニアリングマネージャーとしての1on1実施、評価・組織運営
- プロダクトマネジメントへの関与・円滑なチーム間調整
- 技術広報活動・カンファレンススポンサーシップの企画・実施
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これらの経験を活かし、開発チームの生産性向上や組織の強化に貢献できます。