## プロジェクト概要
レガシーな生産管理システムの大幅なカスタマイズ課題を解決し、Fit to Standard方針で新システムの導入と運用を実現しました。
## 役割・体制
### 自身のポジションと役割
- 全体のプロジェクトマネージャーとして、生産管理システムおよびインフラの要件定義、設計、周辺システムインターフェース設計を主導しました。
- インフラエンジニアとして、AWS環境の設計を担当し、システムの安定稼働に寄与しました。
- ユーザーやベンダーとの調整を含むプロジェクト全体の進捗管理と課題解決に従事しました。
### チーム規模と構成
- システム開発メンバー約8名、ユーザー代表約15名、生産管理システムパッケージベンダーを含む複数のステークホルダーで構成されたチームで推進しました。
- プロジェクト全体で約30名規模の組織体制の中で、複数の部門と連携しながらプロジェクトを推進しました。
## 背景・課題
- 従来のレガシー生産管理システムが大幅にカスタマイズされており、保守負荷や運用課題が顕在化していました。
- Fit to Standard方針に基づき、システムカスタマイズを極力抑え、標準機能で業務運用を実現する必要がありました。
- ユーザーはシステムを業務に合わせることに強い抵抗感を示し、従来の柔軟なカスタマイズから制約の多い運用への移行に不安を抱えていました。
## 実際の取り組み
### 開発環境
- 開発手法はウォーターフォールで、段階的に要件定義、設計、テスト、運用準備を進めました。
- インフラはAWSを基盤とし、可用性と拡張性を考慮したクラウド環境の設計と構築を行いました。
### 設計・改善内容
- ユーザーとの密接なコミュニケーションを通じて、経営層に業務のコアコンピタンスと変更可能な業務を明確に分けて判断してもらい、導入方針の合意形成を図りました。
- 生産管理システムの外部システムで対応可能な機能は外部に委ねることで、システムのカスタマイズを最小限に抑え、標準機能利用を促進しました。
- 周辺システムとのインターフェース設計を最適化し、業務プロセスの効率化とデータ連携の信頼性向上に寄与しました。
- テストフェーズではシナリオテストを中心に不具合の早期発見と品質確保に努めました。
### その他アピールポイント
- 問題発生時には迅速な対応体制を構築し、運用・保守フェーズにおいても継続的な改善を推進しました。
## 成果・価値
- 問い合わせやバグによるサポート対応件数が大幅に削減され、運用コストの低減に貢献しました。
- Fit to Standardの方針により、システムの保守性と安定性が向上し、将来的な拡張性の基盤を確立しました。
- ユーザーの業務理解を深めたうえでの合意形成により、プロジェクトの円滑な推進とユーザー満足度の向上を実現しました。