## プロジェクト概要
自社セキュリティ機器のファームウェア開発において、要件定義から運用まで一貫して担当し、複数プロジェクトのマネジメントも兼務しました。
## 役割・体制
### 自身のポジションと役割
- 組み込みソフトウェアエンジニアとして、C言語によるファームウェアの設計・実装・評価を担当し、要件定義からシステムテストまで幅広く対応しました。
- プロジェクトマネージャーとして、進捗管理・品質管理・チームリードを担い、4名のメンバーを管理しました。
- 顧客折衝を含む要求分析や製造現場との仕様調整も担当し、円滑な開発プロセスを推進しました。
### チーム規模と構成
- 全体で約10名規模のチームでプロジェクトを進行し、管理下の4名メンバーと連携しながら開発を進めました。
- 品質保証担当や製造担当を含む多職種が連携するクロスファンクショナルチームとして構成されていました。
## 背景・課題
- セキュリティ機器の高品質なファームウェア開発に向けて、複数プロジェクトが並行稼働しており、進捗管理および品質管理の複雑化が課題となりました。
- 複数プロジェクト同時進行によるリソース競合や優先順位付けが困難で、適切なタスク配分が求められていました。
- 製造現場との要件調整や検査プログラムの仕様変更により、開発と製造工程間の連携強化が急務でした。
## 実際の取り組み
### 開発環境
- 開発言語はCを用い、ウォーターフォール開発モデルに基づいて、要件定義から設計、コーディング、テスト、運用保守までの全工程を実施しました
- 製造現場との連携のため、仕様書や検査プログラムのドキュメント化を徹底し、現場との情報共有を強化しました。
### 設計・改善内容
- 複数プロジェクトを円滑に管理するため、自身のリソースをチームに共有し、タスクを細分化して後輩メンバーに委譲する体制を構築しました。
- 警備ロボットの検査プログラムの仕様変更を主導し、検査時間の大幅短縮(約60%削減)を実現しました。
- 部品メーカーおよび製造工程の見直しを推進し、年間約2000万円のコストダウンに貢献しました。
- 流用可能なモジュールのデータベース化を推進し、1機種あたり約200万円の開発コスト削減を達成しました。
### その他アピールポイント
- 複数プロジェクトに跨る品質・進捗管理をリードし、納期遵守率を高水準に維持しました。
- 品質向上に向けたレビュー体制の強化や継続的な改善活動も積極的に推進しました。
## 成果・価値
- 警備ロボットの検査プログラム改善により、製造検査時間を90〜120分×2名から40分×1名に削減し、工数大幅削減を実現しました。
- 部品メーカーおよび製造工程の改善により、年間約2000万円のコスト削減を達成しました。
- 流用モジュールのデータベース化によって、1機種あたり約200万円の開発コスト削減に貢献しました。
- 複数プロジェクトの進捗と品質管理を適切に行い、全プロジェクトの納期遵守を継続的に実現しました。