良い意思決定が生まれるチームをつくり、技術とプロダクトの両面から事業をドライブできるエンジニアになりたい。
開発の現場でユーザーやコードに一番近い場所にいると、「これは刺さらないんじゃな いか」「この作り方は後で詰む」といった気づきが自然と溜まっていきます。その気づ きが意思決定に還元されないまま実装だけが進む状態が、最も価値を取りこぼすと考え ています。 原点は、チームで複雑な機能を作り込んだものの、結果としてあまり使われなかった経 験です。大きく作り込む前に小さく早く出して価値を確かめ、その学びを次の判断に回 す。直近のリプレイスでは、この考えを設計そのものに落とし込みました。仕様が1〜2 日単位で変わる前提のもと、外部サービスを差し替え可能な構造とすることで、初期は 静的インフラで素早く動くものを見せながらPOと要件を詰め、段階的に本番相当の環境 へ移行する形をとり、3ヶ月半にわたって変更に追従し続けました。 同時に、判断の質はチームの状態に依存するとも考えています。属人化した仕組みや、 率直に意見を出しにくい空気は、そのまま意思決定の精度を下げます。これまでも、自 分にしか回せなかった運用を非エンジニアでも担える工程に作り替えて委任したり、社 内で勉強会を1年間主催したりと、自分の手を離れても回る状態をつくることに取り組ん できました。 今後は、テックリードとして担ってきた範囲をさらに広げ、技術選定や開発の進め方に 裁量を持ちながら、企画段階から「何が本当に価値になるのか」を一緒に探る関わり方 をしていきたい。3〜5年後には、技術とプロダクトの両面からチームの判断の質を引き 上げられる存在になることを目指しています。
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