## プロジェクト概要
オンプレミスPBXのEOS対応として、AWS上にコールセンターシステムをクラウドリプレイスしました。
## 役割・体制
### 自身のポジションと役割
- AWSチームリーダーとして、インフラ設計とバックエンド開発および運用設計を担当しました。
- プロジェクト中盤以降はプロジェクトマネージャーに就任し、顧客折衝や進捗管理を主導しました。
- Amazon Connectのフロー設計・実装に加え、非機能要件の定義からシステム全体の品質確保まで幅広く対応しました。
### チーム規模と構成
- エンジニア8名で構成され、シニアエンジニアと若手エンジニアが混在する体制の中でプロジェクトを推進しました。
## 背景・課題
- オンプレミスのPBXがEOSを迎えることに伴い、最新のクラウド技術を活用したシステムへのリプレイスが不可欠でした。
- 前任プロジェクトマネージャの見積もりが甘く、人的リソース不足が顕在化し、特にシニアエンジニアに作業が属人化して稼働過多となりました。
- 若手メンバーの経験不足による作業効率低下と、スケジュール遅延のリスクが増大していました。
## 実際の取り組み
### 開発環境
- 開発手法はウォーターフォールを採用し、非機能要件の定義から運用設計、実装、テスト、運用保守まで一貫して対応しました。
- AWSを基盤にAmazon Connectを活用し、コールフローの設計・実装を行いました。
- バックエンドはPythonで開発し、AWS環境の構築や運用設計も並行して実施しました。
### 設計・改善内容
- 非機能要件を詳細に定義し、それに基づいて安定稼働かつ運用効率の高い運用設計を策定しました。
- 属人化によるシニアエンジニアの負荷集中を軽減するため、若手メンバーの育成計画を提案し、業務分担の見直しを進めました。
- 顧客と密なコミュニケーションを図り、スケジュール調整を段階的に実施し、並行作業可能なタスクを抽出して後ろ倒しにすることでリリース遅延を回避しました。
### その他アピールポイント
- プロジェクトマネージャーとして、顧客折衝を通じて現実的なスケジュール提案を行い、関係者間の合意形成を円滑に進めました。
- 若手エンジニアの教育や技術共有も推進し、チーム全体のスキル底上げに貢献しました。
## 成果・価値
- リソース不足による炎上リスクを軽減し、納期を遵守してクラウドリプレイスを完遂しました。
- 顧客との信頼関係を維持しつつ、チームの疲弊を防ぎ、安定したシステム移行を実現しました。
- Amazon Connectを活用した新システムにより、将来の拡張性と運用効率が向上した堅牢なコールセンター基盤を構築しました。