プロジェクト名: エンジニア組織の構造改革プロジェクト(60名規模)
期間: 2022年~現在
事業規模: 従業員数100〜150名
営業利益: 80億(全社)
役職・担当: システム部門長(全エンジニア責任者)
■ プロジェクト概要
エンジニア組織(社内プロパー40名+外部20名、合計60名)を対象に、4つの事業部門への最適配置を実現し、成長フェーズにある企業の収益最大化に貢献するための組織変革を推進。
■ プロジェクト背景・目的
会社全体が急成長(営業利益の拡大)する中で、従来のエンジニア組織は以下のような課題を抱えていた:
コミュニケーションロスの頻発
認識齟齬による品質低下
レガシーシステムと障害の多発
セキュリティ水準が低い
エンジニアの事業貢献意識の希薄化
これらを解決し、事業ごとのスピードと品質の向上を図るため、組織構造と技術基盤の抜本的見直しを実施。
■ 主な取り組み・成果
ストリームアラインドチームの導入(Team Topologies準拠)
→ 事業ごとに専任のエンジニアチームを配置。
→ 製販一体化により、開発スピード向上とコミュニケーションコストの大幅削減を実現。
→ 各エンジニアが事業KPIに向き合う体制を構築。
プラットフォームチームの構築(CoE設置)
→ 全社共通のSRE・セキュリティ・インフラ領域を専任化。
→ オンプレミス環境からAWSへの全面移行を完了し、 年間2,000万円規模のインフラコスト削減を達成。
セキュリティ水準と可用性の大幅向上。
継続的改善活動の推進中
→ エンジニアの育成や技術スタックの刷新を進め、さらなるパフォーマンス向上を目指す。
■ 使用技術・フレームワーク等
組織設計: Team Topologies
インフラ: AWS(オンプレミスからの移行)
セキュリティ・SRE: CoEによる標準化と推進
プロジェクト管理: REDmine、Jira、Notion