## プロジェクト概要
次世代の国税総合管理システム開発において、ペーパーレス化と税目横断の一元管理を実現し、AIによる税務調査の高度化を推進しました。
## 役割・体制
### 自身のポジションと役割
- フロントエンド・バックエンドエンジニアとして、Javaを用いた設計・コーディング・テスト・リリースまでの一連の開発業務を担当しました。
- エンジニアリングマネージャーとして、チームメンバーの技術力向上を目的とした勉強会を企画・実施し、技術的な課題解決をリードしました。
- プロジェクト遅延の巻き返しに向けて、自社ナレッジを活用したテスト工程の効率化施策を推進し、品質向上と納期短縮に貢献しました。
### チーム規模と構成
- SES契約によるエンジニア12名とエンジニアマネージャー1名の計13名規模のチームでプロジェクトを推進しました。
- 複数のステークホルダーが関与する大規模かつ複雑な環境下で、チームの技術力強化とメンバー追加を継続的に行いました。
## 背景・課題
- 既存システムの紙ベースの申告書管理をデジタル化し、業務効率化と物理的保管スペース削減を実現する必要がありました。
- 所得税、法人税、消費税など複数税目を横断的に統合管理し、納税者の全体像を迅速に把握できる体制づくりが求められました。
- 参画時にチームの技術力不足とプロジェクト全体の2カ月遅延という課題があり、ウォーターフォール開発での遅延影響が全工程に及んでいました。
## 実際の取り組み
### 開発環境
- 開発環境はJavaを中心に、Oracle Databaseを利用した堅牢なデータ管理基盤を構築しました。
- DevOpsの観点からDockerを活用し、開発環境のコンテナ化やRedmineによるタスク管理、GitLab CIによる継続的インテグレーションを実践しました。
- ウォーターフォール開発のため、各工程の品質管理とレビューを徹底する体制を構築しました。
### 設計・改善内容
- 結合テスト工程で発生していた遅延を巻き返すために、テストプロセスの自動化と効率化を自社ナレッジを用いて推進しました。
- チームメンバーのスキル差を埋めるため、定期的な勉強会を開催し、Javaの設計パターンやテスト手法の共有を行いました。
- 遅延を解消しながらも機能改修を継続的に実施し、リリース品質を維持するため、設計とコードレビューの改善をリードしました。
- リリース後の運用・保守フェーズにおいても、問題の早期検出と対応体制の強化を図りました。
### その他アピールポイント
- プレイングマネージャーとして、開発業務に加えメンバーの教育・マネジメントを両立し、組織の技術力底上げに大きく寄与しました。
## 成果・価値
- チームの技術力向上とテスト工程の効率化により、遅延していた結合テストの巻き返しに成功し、プロジェクト全体の納期遅延を解消しました。
- お客様からチームへの高評価を獲得し、メンバーの追加参画が実現するなど、プロジェクトの安定的な推進が可能となりました。
- システムのペーパーレス化と統合管理により、業務効率と情報共有の透明性が大幅に向上し、税務調査の精度向上にも寄与しました。