株式会社MPX

電力業界の変革と脱炭素化に貢献することをミッションに、電力トレーディング向けのデータサービスを運営しています。

電力の全面自由化が実施された 2016 年に三菱総合研究所の社内事業としてスタートし、我が国初の電力取引向けフォワードカーブ配信サービスとして立ち上げたのが“MPX（MRI Power Price Index）”です。
2022年10月、さらなるサービスの拡大・成長を目指して、独立した組織の中で機動的に意思決定し、チャレンジに相応しい組織を作り上げるため、三菱総合研究所からカーブアウトしました。

今では電力トレーディングに不可欠なサービスとしてユニークなポジションを確立し、電力・ガス・石油会社、新電力、大手商社など電力ビジネスに関わる多くの企業様にご利用いただいています。

私たちの仕事は、電力市場参加者の共通の目線となる“公正価格を見出すこと（Find Fair Value）”です。

市場には、取引の場を提供するだけでなく、経営や投資判断のためのシグナルを発し、市場参加者間でリスクを最適化する重要な役割があります。そして、取引の目線となる価格指標が存在することではじめて正常に機能し、その役割を果たします。

私たちは、散在するデータを統合し、市場の価格形成をモデル化することで、価格指標と取引判断のためのインサイトを提供し、多様性に富む多くの企業の市場参加を促し、透明で流動性の高い電力市場の実現に貢献しています。

そしてこれからも、多様化し複雑化する取引に対して、より迅速に、創造的に新サービスを提供することで、安定した経営を支え、投資を促し、日本のエネルギーセキュリティ向上と脱炭素化の実現に貢献したいと願っています。

社員数10数名の小規模な組織ですが、それぞれが高い専門性を持ち寄り、お互いに刺激し合いつつ協力して仕事に取り組んでいます。
革新的なサービスのアイデアが日々生み出され、毎日がクリエイティビティに溢れています。
電力市場の変革を先駆けるチームの中で、自らの専門性を活かしてサービス開発に取り組める成長の場が当社にはあります。
社員の平均年齢も30代中盤と、経験値と勢いのバランスがよく、切磋琢磨できる環境であると自負しています。

組織体制としては、「事業部門」と「管理部門」に大別されます。
また、事業部門はさらに「企画開発グループ」と「システム開発グループ」に分かれています。
「企画開発グループ」は卸電力市場のデータ分析や数理モデル開発、顧客対応を担当するグループです。
「システム開発グループ」はまさしく今回ジョインいただくグループで、既存システムの保守と新しい機能・システムのクラウド実装を担当するグループとなっています。

まだまだ小さい組織ではありますが、社員数も今後５年間で少なくとも２倍にしていく計画です。
カーブアウト後の初期メンバーとしてジョインいただき、自身の成長とともにビジネスや組織が成長し、電力業界に大きく貢献していくダイナミズムを感じていただけるものと確信しています。