* 参画期間
* 2019年9月~2020年7月(11ヶ月間)
* 参画背景
* 過去に2度、SESで参画した企業。直前の1年間の育児休業期間中に、ゼロイチでスクラッチ開発を自走できるメンバーを探しているとのことでプロパーから直接オファーされ、参画に至る
* 撤退背景
* 受託プロジェクト終了
* アプリ構成
* Androidネイティブアプリ+AWS+WebAPI+Firebase
* メンバー構成
* PM:1名(プロパー1)
* バックエンドエンジニア:2名(プロパー2)
* フロントエンドエンジニア:2名(プロパー2)
* Androidエンジニア:2名(プロパー1、BP1=私)
* UI/UXデザイナー:1名(BP1)
* 役割
* Androidメインエンジニア、リーダー
コードベースの製造、アーキテクチャ設計、OSSの選定、技術説明、タスクを難易度で仕分けて割り振り
* 詳細
* 本アプリの主要機能の根幹を成すAPIとして、Android SDKのUsageStatsを利用した。要件定義フェーズの後半に参画したが、この時点で当該APIが要件を満たすかどうかは、公式リファレンスの確認のみであった。そのため、PMに次の2点を提案し、実行した。
・プロパーのAndroidエンジニアには顧客折衝に集中してもらうこと。
・要件定義フェーズの間にプロトタイプを作成し当該APIの実動作を確認すること。
* プロトタイプの作成により、当該APIが端末によって要件を満たさないことが分かった。具体的には、UsageStatsは期間を指定して値を取得するAPIだが、端末によって遡れる期間の長さが変わる。そのため、必要になったタイミングで都度取得する設計から、WorkManagerで定期的に永続化して参照する設計に変更した。また、この現象をPMに技術説明し、テスト期間を待たずに複数種類のテスト端末を用意してもらい、プロトタイプの段階で端末差分を吸収することで、最終的なアプリの品質を向上させることに成功した。
* ファーストリリースに向けた開発期間の中盤、UI要素としてインタラクティブなアニメーションを導入することをUI/UXデザイナーとPMに提案した。使用しているアニメIPのキャラクターがスマホアプリという媒体と親和性が高かっこと。そのキャラクターの劇中モーションが段階的に解放されていくインセンティブがあったこと。アプリ中に、キャラクターのモチーフがちりばめられていたことを踏まえて、Androidとして可能な表現を仮実装で複数提示し、デザイナーと共にブラッシュアップしていった。