提案し続けるエンジニア組織を開発する
エンジニアとしての方向性は「技術 + チーム作り」で考えています。 以下、このような考えに至ったエピソードを記載します。 --- 一時期、社内受託の様な開発プロセスを続けた時があり、エンジニアチームがプロダクトに向かい合えない、組織に向かい合えないと言った状態にしてしまった事がありました。 その時に違和感を感じた事が、「何故提案をできないのか?」ということでした。 当時、不満の声は上がるが「現状を変えたい」といった意思も、「気持ちを共有する場を設けたい」という行動プランまでは声が上がって来ませんでした。 エンジニア提案できない問題の構造を考えた時に、そもそも私達のチームで提案をするエンジニアは極わずかなメンバーしかいなく、提案するメンバーは何かしら組織にもプロダクトにもインパクトを与えるメンバーである事に気づきました。 その時に「もしエンジニア全員が提案出来るようになったら組織もプロダクトも変化し続け成長を続けられるのでは?」と仮説を持つようになりました。 状況の改善と目指したい組織像に向かうため、自己組織化を一番の狙いとしてスクラム開発を導入し、スクラムマスターとリードエンジニアを兼務しました。 少しづつ分解しかかったエンジニアチームも落ち着きを取り戻し、プロダクトを語る様になってきました。ビジネスサイドと一緒に企画や優先順を検討する仕組みや、開発プロセスの改善など意思決定に関与する事が効いたと思われます。エンジニアから提案することが増えた事を実感した時に非常に嬉しい気持ちになった事を覚えています。 まだまだうまく行かない事が多いですが、人生を使って検証をするに値するテーマだと思っており、引き続き検証をしたいと思っています。
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