自らの専門分野のスキルを磨きながら、より良いサービス・価値を提供するために、主体性を活かしてチーム全体の成果を高めるエンジニアを目指していきたい。
サービスは最終的に、ユーザーの期待や課題を解決するものであり、その実現には確かな技術力とチームの力が不可欠だと考えています。
そのため、まずは自らの専門スキルを磨き続けるとともに、チームとしてより大きな成果を生み出せるよう、主体性を持って働きかけるエンジニアを目指しています。
具体的には、技術面では現在取り組んでいるアウトプット活動や、社内での勉強会開催を通じて学びの機会を広げつつ、チームに対しては設計・コードレビューや情報共有の促進を図り、組織全体の底上げに貢献していきたいと考えています。
特にレビューの場面では、ドメイン知識を共有する勉強会の実施や、仕様決定後に疑似コード、モデル図、フロー図などを作成・共有することで、レビュー参加へのハードルを下げる工夫を行っています。今後もこうした取り組みを続けながら、他の良いものも吸収しながら、チーム全体のレベルアップに貢献していきたいと考えています。
【業務内容】
医薬系BtoBアプリケーションの開発において、
仕入発注・在庫管理領域を中心に、バックエンドの実装・設計業務を担当しました。
【担当フェーズ】
追加開発フェーズにおいて
ドメイン設計・バッチの設計・開発・テスト・保守・運用
フロント開発・インフラ修正
【開発手法】
アジャイル開発 |ドメイン駆動開発(オニオンアーキテクチャ)
【主な業務】
・バッチ処理の最適化や新規バッチ実装:
並列化・SQLクエリの見直し・インデックス再設計による性能向上
・発注・仕入・在庫機能の追加要件:
要件定義 → 設計 → 実装 → テストまで一貫して担当
・パフォーマンス課題の改善
・障害要因の追跡と解決策提案
・チーム進行管理・ドキュメント化:
班のチケット管理、PlantUML/draw.ioを使った仕様書整備やドキュメント作成
【実績・取り組み】
・成果・工夫したこと
・バッチ処理の処理速度改善を担当し、処理時間を12分→6分に短縮
(クエリの見直し/並列化/インデックスの再設計などを実施)
・設計・実装においては、意図しない影響が出にくいよう、副作用を抑えることや、
責務・ドメインの整理と共有を常に意識しています。Arrow.ktなど関数型の要素も活用しつつ、
読みやすく保守性の高い設計を意識しています。これらの知識は、勉強会でも積極的に発表しています。
・お客様との会話も積極的にとり、業務の本質に基づいた責務の切り分けや
将来的な業務の変化に耐えうる柔軟性のあるモデル設計と実装を実施しています。
・チームへの貢献
・ドメイン知識の属人化を防ぐため、自ら提案して発注・仕入に関する勉強会を定期開催。
結果としてレビュー参加率・開発速度が向上し、チーム内の会話も活性化
・サーバー側にとどまらず、アプリチームの課題感を踏まえた勉強会を実施しチームを横断した
業務効率化も行った。
・設計レビュー時に疑似コードやモデル図を活用し、認識のズレによる手戻りを削減。