2022年07月〜現在
■業種:某官公庁
■案件名:情報システム運用保守,業務改善
■案件概要:メール,メール中継サーバ,コンテンツフィルタサーバの
運用保守業務ならびにSaaS製品の運用保守
■作業内容:メールセキュリティ製品の設定変更作業ならびに障害対応
コンテンツフィルタサーバの設定変更作業ならびに障害対応
メール中継サーバの設定変更作業
Exchange Onlineの設定変更作業
■システム構成:RHEL8,Windows Server2019,Office365,Exchange Online
InterSafe,bind,postfix,Zabbix,MCMail
【課題,問題点】
運用保守フェーズスタートから参画したのですが、課題管理表には大小含めて70件ほど存在している状況でした。
また、新卒社員のメンバーと一緒に参画したため、人材育成も同時進行で行わないといけない案件でありました。
【対応策】
最初に取り組んだことは課題管理表のタスクの優先順位付けとなります。システムに影響を及ぼすもの、
運用において見直しが必要なものを最優先に実施していきました。
タスクを対応していく中で、メンバーに対して
・作業手順の明確化(何をしないといけないのか、どういう状態が正しい状態なのかをはっきりと作業手順書に落とし込む)
・質問力の向上(「どうしたらいいですか?」と質問するのは控える。自分なりに考えや意見を組み立てた上で質問する)
・タスクの時間管理化(あるタスクに対して自分がどの程度工数(時間)がかかるかを把握し、それを元に作業スケジュールを立てる)
上記3点を特に意識をして、新人教育を行なっていきました。
【成果】
私と新卒メンバーの2名体制の現場でしたが、
新卒メンバーの飲み込みが早く、タスクに対して意欲的に取り組んでくれたお陰もあって、
70件ほどあった課題管理表の案件が、1年間で60件対応完了することができました。