ID:77413さん

【プロジェクト概要】 貨物を輸出する際にフォワーダーから送付される輸出申告書と基幹システム内で管理している自社輸出インボイスに記載されている内容が一致しているかを判定するシステムにおいて、サーバーリプレースと現行運用にそぐわないマッチング処理や取込条件の改修を実施。 【担当フェーズ】 追加機能の見積・要件定義・基本設計、テスト、運用保守 【業務内容】 ・クライアントへのヒアリング、仕様書作成 ・要件定義・基本設計 ・結合、総合テスト ・保守メンテナンス ・顧客からの問い合わせ、トラブル対応 【チーム情報】 全5名　プロジェクトリーダー 【実績・取り組み】 ・初めて担当するシステムの改修かつ古いシステムのため有識者が少なかったが、設計書を読み込み現状の課題点と改修点を把握しもれなくテストを実施できた結果、トラブルなく本稼働を迎えることができた。また、後任のために内容が不足・一部揃えられていなかった設計書も追記・作成し、今後の保守性を向上させた。 -実施内容①　「マッチング処理改修部分の設計」 【どのような機能の開発・実装か】 お客様にて管理されている輸出情報の取込機能とフォワーダーが管理している輸出許可情報と輸出情報のマッチングを行う機能の改修設計を担当 【課題・問題点】 機能設計書が文字ベースで記載されており、お客様の要望されている改修内容が設計書のどの部分で反映されているのか分かり辛い問題点があった また機器構成に関する設計書が存在せず、メンテナンスや保守がしづらい課題があった 【打ち手・使用した技術】 改修部分について文字ベースで記載を行うとともに、改修前後でフロー図を作成し、どの機能のどの部分の処理に変更があったかをわかりやすく表記を行った。 【成果】 改修を行った箇所の処理を明確にできたことで、お客様・開発部隊との仕様の認識合わせのスピードアップと内部での保守性が向上した。 あわせて改修部分に関してお客様と認識が異なってしまうことを防ぐことができ、トラブルの防止に繋がった。 -実施内容②　「リプレース以前に存在しなかった機器構成の設計」 【どのような機能の開発・実装か】 リプレースの際に新環境へ移行する際の機器構成の設計 【課題・問題点】 機器構成に関する設計書が存在せず、現行の使用機器や関連性が不明となってメンテナンスや保守がしづらい課題があった 【打ち手・使用した技術】 実機を確認の上棚卸を行い、現行構成の把握とリプレースが必要な箇所の把握を行った。 またOSやミドルウェアのバージョン変更による影響点も合わせて確認し、従来の設定・パラメータで問題ないかの確認と修正を実施。 【成果】 新環境の機器構成や各OS・ミドルウェア設定を設計書に落とし込みを行い、使用している機能(S3やEFS)・搭載しているOSやミドルウェアを可視化することができたことでシステム全体の構造を把握でき、トラブルシューティングの早期解決や保守性向上に務めることができた。

【プロジェクト概要】 電子帳簿保存法の施行により取引先に見積を行うための内部承認～見積送付～見積受領～見積保管のワークフローシステムを設計し、導入と改修を実施。 【担当フェーズ】 基本設計、テスト、運用保守 【業務内容】 ・DB・機能・バッチ設計 ・結合、総合テスト ・導入・保守メンテナンス 【チーム情報】 全6名　サブリーダー 【実績・取り組み】 ・自社初のMicrosoftPowerPlatformによるシステム設計・導入を実施。 　想定していたバッチ処理や導入方法が使用できなかったりと大きな難所がありながらも想定していた納期にて納品することができた。 -実施内容①　「マスタ更新を行うバッチ機能の設計と実装」 【どのような機能の開発・実装か】 マスタとして利用する人事情報や組織情報の登録を行う、一連のバッチ処理の設計と開発 - バッチ処理：TrendAPIを用いたデータ取得を行う機能の設計 - Automate：取得したデータをシステムに取り込みを行う機能の設計と開発 【課題・問題点】 Automateのデータフロー機能がお客様のセキュリティポリシーにより禁止されており、使用できない問題点があった 【打ち手・使用した技術】 バッチ処理にてインプットのCSVファイルをApache POIを用いてExcelに加工し、Automate側で扱えるように仕様を変更。 Automate側でもExcelを用いた処理が行えるように、仕様を変更し実装を行った。 -実施内容②　「ワークフロー回覧時に発生したバグの対処」 【どのような機能の開発・実装か】 見積の入力から回覧、承認後は取引先へ自動で見積内容が送信されるワークフロー機能の設計 【課題・問題点】 見積内容を入力後に同じ部署のユーザーが同時にデータを登録すると一意な番号が生成されず、その後の回覧処理が正しく動かない問題が発生した。 【打ち手・使用した技術】 SharePointでは一意性を設けていても一意な値にならない場合が存在するため、値を採番した際に必ず一位な値となるID列を使用し採番ルールの最後尾にIDを追加した。 その結果採番し際に必ず一意な値となり、想定していた形で処理を流すことができた。