ID:77009さん

## プロジェクト概要 既存のExcelの社内日報システムを、より使いやすく効率的なWebアプリケーションへと刷新するプロジェクトを立案・主導しました。 要件定義から設計、開発、運用までを一貫して担当し、全社約100名規模のシステム移行を実現しました。 ### 開発チーム構成 自分：1名 ### 役割 - 問題提起 - 要件定義 - コード記述 - テスト - 保守・運営 ### 技術スタック - フロントエンド：JavaScript, CSS - バックエンド：WordPress, PHP - データベース：MySQL ### 機能実装 1. ログイン認証 2. 日報の記入 3. 日報の閲覧 1. ソート検索 2. コメント記入 3. 閲覧時フットプリントの追加 4. ソートリストまたは当人の前後の日報に遷移 4. コメントのついた未読の日報を表示・ナビゲート 5. 社員情報DBの作成 ### 技術選定のポイント WordPressを採用した理由として、以下の要因を考慮しました： 1. IT未経験ながらWordPress開発の知見があった 2. 複数ユーザーによる同時アクセスへの対応が容易 3. 将来的な機能拡張の柔軟性 ## 取り組んだ課題 ### 既存システムの問題点 1. 運用面での非効率 - 年次更新時の手動ファイル作成 - 固定長による記述制限 - 同時編集の制限 2. セキュリティ上の懸念 - アクセス制御の欠如 - 編集履歴の追跡不可 3. 管理者の負担 - 確認作業の非効率性 - 検索機能の不足 ### 解決のためのアプローチ 1. ユーザビリティの向上 - 各部署の管理職へのヒアリングによる要件の精緻化 - 既存システムの利点（操作の簡便さ）を維持しつつ、新機能を実装 - とにかくストレス無く使用できる事を第一に、必要最小限かつ分かりやすいUI 2. システム設計の工夫 - 社員管理テーブルの独立設計による柔軟な検索機能の実現 - ユーザー認証システムの実装によるセキュリティ強化 ## プロジェクトの成果 ### 定量的成果 1. システム管理工数の削減 - 年次更新作業：1時間 → 0時間 - 日報確認時間：1人あたり5分 → 1分 2. ユーザビリティの向上 - 記入制限の撤廃 - 同時アクセス制限の解消 ### 定性的成果 1. セキュリティの強化 - アクセス権限の適切な設定 - 編集履歴の追跡可能化 2. 将来的な拡張性の確保 - 弁当注文システムなど、新機能追加の基盤整備 - ユーザーフィードバックに基づく継続的な改善体制の確立 本プロジェクトを通じて、業務効率化とユーザビリティの向上を両立させ、全社的な業務改善に貢献することができました。

## プロジェクト概要 基幹システムのデータベースから取引先別の商品販売実績を抽出し、前年比較を含めた詳細な分析データをExcel形式で出力する業務効率化システムの開発を担当しました。複数の取引先データを一括処理することで、従来の手作業による集計作業を大幅に効率化することに成功しました。 ## 技術スタック - 開発言語：C# - データベース：SQLServer - 出力形式：Microsoft Excel ### 機能実装 1. 基幹システムDBとの接続 2. 取引先リストの取得 3. 取引先の売上リストの取得 4. 売上の前年比計算 5. 指定フォーマットでExcelに出力 ### 技術選定のポイント 当初はPythonでの開発を検討しましたが、以下の理由からC#を採用しました： 1. 大量データ処理におけるパフォーマンスの優位性 2. 既存の開発知識の活用による開発期間の短縮 3. Windowsプラットフォームとの親和性の高さ ## 取り組んだ課題 ### 既存システムの問題点 1. データの正確性の問題 - 商品価格変更時の単価計算が平均値となり、正確な売上集計が困難 - 前年比較データの作成が実質的に不可能 2. 運用上の非効率 - 取引先ごとの個別データ出力が必要 - 手作業による集計作業の膨大な工数 - 複数取引先の一括処理が不可能 ### 解決のためのアプローチ 1. データ処理の効率化 - 複数取引先の一括データ取得機能の実装 - 取引先別の自動シート分割機能の開発 - 前年比較データの自動計算処理の実装 2. ユーザビリティの向上 - 期間指定による柔軟なデータ抽出 - 商品並び順のカスタマイズ機能 - Excel形式での見やすいレポート出力 ## プロジェクトの成果 ### 定量的成果 1. 作業時間の大幅削減 - データ集計時間：10時間 → 15分（97.5%削減） - 取引先1社あたりの処理時間：30分 → 1分未満 2. 業務効率の向上 - 複数取引先の一括処理が可能に - 前年比較データの自動生成による工数削減 ### 定性的成果 1. データ品質の向上 - 手作業によるミスの排除 - 価格変更を考慮した正確な売上計算の実現 2. 分析業務の高度化 - 任意期間での柔軟な分析が可能に - 前年比較データの定期的な確認が実現 - 商品カテゴリ別の傾向分析が容易に 本プロジェクトにより、データ集計業務の効率化だけでなく、より精度の高い売上分析が可能となりました。