【概要】
管理画面で登録されたURLに対して自動で画像取得を行い、
ユーザーブラウザに合わせてwebp, avif等の拡張子にて、CDNを使用し配信する仕組み
画像の配信速度が向上し、ユーザーエクスペリエンスが向上することで離脱率の低下を狙う目的で作成しました。
【きっかけ】
下記、経営課題の解決を目的に企画、設計、開発を行いました。
・社内にて薄利で受託していた、LP, HP制作に独自性をもたせるため
・関連企業にてアフィリエイト事業を行っており、表示速度に問題を抱えていたため
【役割】
プロダクトの責任者としてアサイン。
チームメンバーの選定から行い、デザイナー、WEBマーケター含めて5人ほどのチームを作成しました。
【学んだ点】
・セキュリティについて
ユーザーが登録したサイトにタグを埋め込んでもらう形で実装するように設計したため、不正利用を防ぐためにセキュリティを強化する点に注意を払いました。
結果的に API Gateway + Lambda + DynamoDB
を採用し、速度とセキュリティの両方を担保できるようになったかと思いますが、未だ改良の余地は残されているように思います。
・担当領域を跨いだ指示の仕方について
チームメンバーとしてデザイナー、マーケターもアサインしていたためにサーバーサイド、インフラの説明をわかりやすく行うように意識しました。
その際に、概要をざっくりと理解している箇所についての調べ直すことで、チーム全体へ理解度の高い打ち合わせが行えたのではないかと思います。
またClaude, ChatGPTといったAIと事前に壁打ちし、不明点を出していたことも良かったのではないかと思います。
【反省点】
実装コードがEC2, S3, Lambdaとさまざまな箇所で展開されている構造のため、バージョン管理が煩雑になってしまった点は改善策を探っていきたいと考えております。
Gitにてモノリポ化することもできたかと思いますが、適切な方法が思いつかなかったことに心残りを感じております