ID:71492さん

### プロジェクト概要 *** 大手証券会社様のクライアントが使用するFX取引サイトのシステム刷新プロジェクトで 業務サーバ処理、および、PCWeb画面機能などの投資家向け機能の開発を一括して担当した。 他社と所属が違うメンバーの他、個人事業主として契約を交わしているメンバーで開発を行った。 ### 開発メンバー *** PM x 1人 エンジニア x 6 ~ 7人 (テストチームやインフラチームなど領域ごとにメンバーが分かれており、そのうちのPCWebサイトのバックエンド側を担当するチームに所属) ### 担当工程 *** *詳細設計 *開発 *単体テスト *結合テスト ### 担当内容 *** メンバーとして参加し、バックエンド側の開発を担当した。 *投資家様が過去~現在に渡って購入した金融商品を種別ごとに照会する照会系システムの設計/実装 　　注文照会・約定照会・建玉照会・決済明細・移管明細など。 *REST APIを使用した設計 *既存システムのパフォーマンス改善 ### 開発環境 *** *開発言語：Java (フレームワーク：Seasar2) *使用エディタ：Eclipse *DB：Oracle *他：SQL・gitLabを使用したコード管理/レビュー・JUnitを使用した単体テスト ### 課題 → 取り組み(工夫した点) *** * FXのロールオーバー処理という「建玉の乗り換え処理を行い、決済日（受渡日）を翌営業日へ持ち越す」機能の計算方式が、2017年以前と2017年以降で異なっている影響で、画面上に表示される損益値が実態と異なっている問題が発生 　- 上記の問題についてPMに提起し、2017年以降の損益計算方式で統一していただくようにした。 * FX取引する上での基礎知識を前提として理解してないと、DBに格納されるデータの組み合わせや、なぜレスポンスAPIで特定の値を返却するのかなどの意図が理解できず、キャッチアップに苦労した。 また、画面設計書にも記載がない、特定のデータの場合のみ表示される項目が存在したり、スマホ側の修正に合わせてWEB側のレスポンス項目も修正する必要があるなど、開発段階ではキャッチアップが難しい仕様が多々存在した。 * プロジェクト内で共有されているFX情報だけでなく、大手証券サイトで案内されているドキュメントの熟読や、過去の取引形式が記載された資料を読み漁り、システムの根本的な理解に努めることで、早い段階での問題のキャッチアップを行えるように工夫した。 ### 取り組みの成果 *** * タイトな開発スケジュールの中、自チームでは大きな残業が発生することもなく、予定通りに開発作業を終えることができた。