エンジニア組織をリードできる立場になりたい。
技術的なリーダーシップを発揮し、良いサービスを開発・提供したいからです。 技術的なリーダーとして、顧客にとって良いサービスとは何かを常に念頭に置いて、組織に貢献できる立場になりたいです。 私は現在、自社サービス(SaaS)を運営する組織でバックエンドエンジニアとして従事しています。新サービスの開発や機能開発、保守運用を経験する中で、「サービス開発で重要なことは何か?」ということを常に考えてきました。私が考えるそれは以下の通りです。 1. ビジョンと戦略の策定 チームがどのような理念に基づきどこを目指しているのかが明確にされていない場合、チームの意思が統一されず良いサービスは開発できないと考えています。今自分が作っているこのサービスはどのような意味があるのか?また今後どのような意味を持つのか?が分からなければいいサービスを作ることはできません。これはチームのモチベーションにもつながります。従って、ビジョンおよび戦略を適切に策定し、かつ、それをメンバーに伝えることはサービス開発で重要であると考えています。これは数ある施策にどのように優先順位をつけるかにも関わってきます。ユーザーから望まれるものを考えなしにあれもこれもと手をつけていてはすぐにリソースが枯渇し手が回らなくなります。より多くのユーザーにインパクトのあるサービスを提供することがユーザーの満足度につながると考えています。そのためにはある程度の事前リサーチが必要です。このサービスを追加することで本当にユーザーの利便性が向上するのか吟味する必要があります。ただ事前にすべてを予測することは現実的ではありません。したがって、MVPを意識し素早くリリースし素早くユーザーのフィードバックを受けるというやり方は効果的であると考えています。 2. ビジネスサイドの理解・業務知識 良いサービスとは顧客の課題を解決できるサービスであると認識しています。つまり良いサービスを作るためにはどうすれば顧客の課題を解決できるか?に焦点を当てる必要があります。そのためにはビジネスサイドの理解、業務知識が必要です。たとえば自社サービスの新機能を開発する場合、そもそもこの機能が本当に必要なのか?顧客のニーズに合っているのか?という点はビジネスサイドの理解や業務知識がない限り検討することができません。機能を実装する段になっても同様に、これらが不足していると多角的に実装を検討することができず品質に問題が発生したり進捗が思うようにいかなかくなったりするはずです。これは1.「ビジョンと戦略の策定」においても必要な事項です。業務知識を理解するため、たとえば自社で実際の業務を体験する施策を打ちたいです。 3. 成果を出すことのできるエンジニア組織の構築 「成果を出すことのできるエンジニア組織」には様々な要素が含まれていると考えています。まずは1.「ビジョンと戦略の策定」で挙げたビジョンや戦略がチームに提供され、チームの意思が統一されていることです。この提供が適切にされるためのリーダーシップを発揮できるリーダーが必要です。それに伴って、目標や進捗状況、課題やアイデアなどがチーム全体で透明性を持って共有されることも重要であると考えています。これらによって、チームのコミュニケーションが促進され、認識の齟齬が生まれにくい状況になります。また、チーム全員が自分ごととしてサービス開発を捉えることができ、自ずと優先すべき事項や集中すべき点が浮かび上がり、それが良いサービス開発につながると考えています。このエンジニア組織を構築するため、ビジョンや戦略をメンバーに共有し、開発の目標や進捗状況の透明化、メンバーが忌憚ない意見を出すことのできる文化の醸成を行いたいです。
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