## 概要
大手SIerを退職後、中堅ソフトウェアパッケージの自社開発の会社にプログラマーとして転職しました。
小売・流通業向けのEDI(電子商取引)の通信ソフトウェアのメジャーバージョンアップを担当しました。
製品紹介ページ:https://www.intercom.co.jp/biware/rakuraku/
## 背景
入社後、C#のエンジニアが社内にいなかったため1人で開発を担当しました。
以下の様な困難な環境でした。
- 前任者が退職済み
- ドメイン知識がゼロ(パッケージ、通信プロトコル、業務・業界)
- 開発メンバーは1人
- 仕様書はスライドの企画書のみ
## 取り組んだ課題
全て丸投げ、放置状態だったため1つずつ不確実性を減らす取り組みを自分から積極的に取り組みました。
- ドメイン知識のキャッチアップのためにPjM、QAに質問をし知識をドキュメント化する。
- コードを解析して仕様を理解する。
- 企画をベースに設計書を作成して都度レビューをしてもらいFBをもらう。
- 別の商品と連携する機能もあり、担当者と直接仕様を詰める
技術的に難しいところはあまりなかったため、設計と既存仕様理解に時間を使いました。
## 取り組みの成果
当初のスケジュール通りにリリースすることができ、リリース後の不具合もありませんでした。
不具合がなかったのはQA担当者の方が優秀だった部分も大きいです