# プロジェクト概要
- **目的、背景**
私がアサインされたプロジェクトは「ふるさと納税業務を支援するWEBシステムの開発・運用・保守」でした。
自治体が本来行うふるさと納税に係る業務は寄附証明書の発行管理や返礼品の配送管理など多岐にわたります。
データを効率よく・安全に管理するために2017年に自社で開発されたWEBシステムの開発・運用・保守が私の業務でした。
- **規模感、チーム構成、担当した役割**
規模感はユーザー数は300人ほど、AWSのRDSはdb.r5.xlargeを利用しています。
開発者は過去に約10名ほどいましたが私がアサインされた時のチーム構成は自分含め2人でした。
私は障害対応・QA・バグ改修・新機能の開発などを担当しておりました。
- **使用技術や開発環境等**
言語:Ruby on Rails, Vue.js
DB:MySQL
インフラ:heroku・AWS
開発環境:Docker
その他ツール:Graylog・PaperTrail・Bugnag
# 取り組んだ課題
- **どんな課題だったのか**
- ユーザビリティの向上
実際にユーザーから寄せられたフィードバックや要望を社内で検討し、プロジェクトに反映させることに重点を置いていました。ユーザーからのフィードバックを通じて、ソフトウェアの問題点や改善の余地を把握しました。
フィードバックを受けた要望を実装する際には、他のユーザーも混乱せずに使いやすい形にすることを意識していました。ユーザビリティの改善に取り組む際には、社内のメンバーと連携し、要望を実現するための最適な方法を検討しました。
- バグの修正
ユーザーからのバグ報告やを元に、バグの再現手順の特定とルートコーズの特定を行いました。
デバッグツールやログの分析し、バグの原因を特定し、その後修正のためのコード変更やテストの実施を行いました。
また、類似の問題が再発しないように、予防策や品質管理プロセスの改善にも取り組んでおりました。
## 取り組みの成果
アサイン当初、同プロジェクトは私の上司一人で開発・運用・保守を担っておりました。上司の業務内容を徹底的にキャッチアップし、上司がこのプロジェクトから離れて、私一人で担えるよう努めてきました。結果このプロジェクトの大部分は上司の手を離れ、上司は別の複数のプロジェクトのマネージメントする立場に担うようになりました。
また、上司一人でプロジェクトを担っていたときは、機能改修の部分がどうしても優先度が低くなり、着手できていない改修案件が山積しておりました。しかし、徐々に改修タスクも潰していくことができ、「開発チームに依頼すれば対応してくれる」という風土を作ることができたことにより、いろいろな要望を伝えてくれるようになりました。