ID:67637さん

# プロジェクト名 自社運営ホームページの再構築 # プロジェクト概要 現職の会社では宿泊施設の運営や開業コンサルの事業を行っており、施設ごとにブログ機能を持ったホームページを作成していました。 その結果。自社で運営しているホームページの数が増えてきており、都度Wordpress環境を構築するコストが課題でした。 サーバー費用やメンテナンスコストを抑えつつ、既存サイトを作り直すプロジェクトを技術選定から任され、構築や運用まで一人で行いました。 # 課題 1. 会社的に慣例化されてきた構成ではなく、新しい構成を１から考えなくてはならないこと 2. Wordpressに代わるコンテンツ管理機能を持ったシステムを構築する必要がある 3. 会社的にAWSとbitbucketを使っていることや金額的に、使用できるサービスには制限がある 4. 結果的にフロントにフレームワークを導入することにし、Neｘｔ.jsでSSGをすることにしたが初めての経験だった # 対応 1. 環境が増え続けるということが一番の課題であったことから、都度CMSを構築するのではなく、一つのCMSで全サイトのコンテンツを一元管理できないかというところからアプローチしました。そこからバックエンドとフロントエンドを分離させ、API経由でコンテンツを取得し静的HTMLを出力する構成にたどり着きました。 2. 会社的にもコンテンツ管理でWordpressを使用することが多かったですが、アプリケーション自体はLaravelで作ることが多く、Wordpress以外で使い勝手が良く無料なものを探していました。そこでコンテンツ管理だけを行い、フロント側は用意されていないヘッドレスCMSを導入し、複数サイトからでもAPIでコンテンツを取得できる状態を作ることができました。また、Wordpressと同様にセルフホスティング型で無料なStrapiを使用することにしました。 3. Next.jsを使用し、ビルドのタイミングでSSGでサイト出力する方法は調べれば情報は多かったですが、サイトのホスティングには料金が高かったり、CI/CDでgithub actionsを使用しているものばかりでした。その中で会社で使用しているAWSのS３と、bitbucketのpipelinesを使って同様な構成を、新しいサービスを導入することなく構築することができました。 4. サイトとしては既に動いているのでNext.jsを使って書き換える作業でしたが、フォルダ構成やSSGの使い方は公式のドキュメントなどを参考に実装しました。フレームワークとしてできることは多いものですが、必要なことだけに絞って学習し、時間をかけすぎないよう努めました。

# プロジェクト概要 自社の建築設計事務所で「自分の家は自分で作る」ことをコンセプトとした規格住宅を販売しております。その家づくりの過程で使用する「家づくりノート」という紙媒体のノートをアプリ化するプロジェクトにバックエンドエンジニアとして参画しました。 【課題】 - 初期開発時からドキュメントが更新されず追加機能開発時に現状の仕様と乖離が発生することがよくあった - 単体テストが導入されておらず追加機能開発時に予期せぬバグが混入することがある - Laravelをフレームワークとして使い始めた段階でノウハウが少ない - 途中からフロントエンドの開発も担当することになり、Reactを初めて触ることになった 【工夫】 - API仕様書をOpenAPIを使って出力できgit管理ができる状態にすることにした - 単体テストを導入しデプロイの段階でテストが実行されるような仕組みを構築した - 3層構造を導入したり、標準の認証や例外処理のカスタマイズを行なった - 業務外で学習する時間を確保するようにした 【成果】 - 継続的なドキュメント更新ができるようになり、その後別プロジェクトでもOpenAPIを使ったAPI仕様書の生成が標準的になった - 追加機能開発時に想定外の影響を未然に防ぐことができるようになり、Laravelで単体テストを書くことの良い事例になった - 単体テストを書く際にモック化できるようになった - スケジュール遅延はあったものの、リリース日をずらすことなくプロジェクトを終えることができた 【詳細】 バックエンドとフロントエンドで分離したSPAの開発で、Laravelを使用しAPIを新規で開発しました。 会社的にフレームワークとしてLaravelを使用し始めた段階で、単体テストの導入やOpenAPIを用いたAPI仕様の出力の仕組みも導入してみました。 初回リリース後はフロントエンドのエンジニアがプロジェクトから離れたため、フロントエンドエンジニアを採用しようとしておりましたが、個人的にReactに興味があったので手を挙げてフロントも担当するようになりました。 バックエンド側の開発があることと初めてReactを触るのもあり、スケジュールが遅延することもありましたが、開発タスクを入れ替えたり工夫することで開発スピードを上げることを心がけました。