## プロジェクト概要(目的・人数・体制)
***
レガシーな生産システムと販売システムにSAPに置き換える。
情報システム5名、ITコンサル15名、営業統括6名、生産部門5名の計31名体制。
## プロジェクトにおける自身の役割
***
1. マスタ整備
2. エンドユーザーへの教育
3. 業務フロー作成
4. 要件定義
5. 運用保守
## 当時の背景/抱えていた課題等
***
現場の方が情報システム部、ITコンサルの言っていることが理解できずに、双方伝えたいことが伝わらない状態でした。
また、業務をパッケージに合わせて変えるのではなく、パッケージシステムを業務に合わせようとしたため、多くのアドオン機能が必要になっていました。
## 自身が発揮したバリュー及び成果
***
・データーベース構築の際のデータークレンジング移行整理の一時的データーベースを格納、定義付けに関わり分かりやすい管理を行った。結果、マスタの稼働時には業務に影響を与えず、大きなデータ移行を達成した。
・現場の営業管理への教育実施。営業管理の業務経験を活かし、新システム(SAP)の操作マニュアル、業務運用のマニュアル、また業務のトレーニングも実施した。Power Point資料を作成する際は、アニメーションやイラストを活用し、受講者の復習意欲を高める工夫を意識。営業現場で勤務する従業員とは積極的にコミュニケーションをとることを心がけ、互いに質問や意見を交わしやすい雰囲気を作ることを心がけた。
・統合テストではシナリオからテストの作成までを行った。工場、営業現場と連携を密にとり、問題点の洗い出しとスケジュール管理を行った。
・SAP稼働後は現場からシステム問合せに対応し、必要に応じてシステムコンサルや情報システム部と連携しながらシステム改修を行った。システム改修をするときには、事前に費用対効果を収益還元法ベースで試算し、マネージメントに上程するようにした。その結果、本当に現場で必要な改修のみ行われ、かつ効果が高い案のみを上程出来た。