「2日で8割完成させられるエンジニア」になりたい
Windows95の開発者である中島聡氏の著書『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である』に登場する言葉です。
この本では10日間の開発スケジュールであれば2日間で8割の機能を開発するつもりで行い、残りの8日間は完成度や細部、ビジネスオーナーとの認識合わせに時間を費やすという速度感で開発を行うことが良い成果に繋がるということが説明されています。
初めて使用する技術や概念が関わってくる開発の場合、基本的な部分から試しながら開発をしていくので、どうしてもスケジュールぴったりの開発速度になってしまいます。
幅広い分野に対して「これは多分こうなるだろう」と予想できる状態になれば様々な場面でこのような活躍ができるのではないかと考えています。
現在受託開発企業でWebサービスの機能追加に従事しており、できるだけ早いタイミングで形にしてからビジネスオーナーのフィードバックを得ることの重要性を実感しています。
どうしても要件定義の段階ではお互いにイメージしきれない部分が多く、モノを触ってからこうした方がよかった。こっちのほうがよかった。そんなに使わなかった。となってしまう場面に数多く出会ったことがあります。
何回か、経験がある内容だったのでスムーズに進んだことによって、かなり早いタイミングで開発を進めてモノを触ってもらってフィードバックを得られたということがありました。このようなときはビジネスオーナーから満足いく反応を得られて、ビジネスに大きく貢献できた実感がありました。毎回このような速度感で開発できればそれだけビジネスの貢献度が高くなると考えています。
ビジネスに近いポジションで利用者が必要とする機能をどんどん開発していくという経験がしたいです。
私がエンジニアとしてのキャリアに進むときに考えたことは、「自分の仕事で自分も周りの人も楽にしたい」と思ったからであり、エンジニアとして開発を行うときには「なぜこの機能が必要なのか?なぜこの機能があると利用者は嬉しいのか?」を考えることを重要視しています。
職場によっては「何も考えずに言われたとおりに作る。その後のことは考えなくてよい。」という動きが求められることがあるかもしれませんが、そういった環境はあまり合わないと考えております。
このプロジェクト詳細は公開されていません
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考えていることを言語化することが面倒にならない人が多い環境で仕事していると、とてもやりやすいと感じました。