○目的
漏水を検知するシステムの試作のため、
水道管取り付けたセンサから測定値を取得し、
ロギングするアプリの開発を行った。
また、条件に応じて漏水個所を強調するUIも開発した。
○規模
3名(PCアプリ 1名/センサ側ソフト開発 1名/ハードウェア開発 1名)
○担当業務
・PCアプリの開発全般(Ui実装/内部処理実装/通信処理開発)を行った。
○工夫点
・拡張性に富んだ構成にするため、MVVMアーキテクチャで開発を行った。
→仕様が不明瞭な部分が多く、今後も案件継続の可能性があったため、
MVVMアーキテクチャで開発を行った。
・クラスを細かく分けることで、責任を分散させ、
修正の影響範囲を抑えるようにコーディングを行った。
・WiFi処理部分は使いまわすことが多いため、
モジュール化が可能なコーディングを行った。
→継承することで、類似案件でも使用できるようにした。
・静的解析を実施し、コーディングルールの共通化を行った。
○課題点
・要求分析が甘く、手直しが多く発生していた。
→そもそもの要求仕様がA4一枚(文量で300文字以下)だったため、
仕方が無かったとも感じている。
・コメント記入量が少なく、設計資料が十分に用意できていない。
→ほかの方が開発するとなった場合に提供できる資料が準備できなかった。
静的解析は通っているので、詳しい方が見れば理解できるが、
社内にPCアプリ開発者が少ないため、実質、私しかコードを修正できない。
・所属部署にPCアプリ開発者がいないため、本当にMVVMアーキテクチャで
開発できているかが未確認である。
→UIと内部処理が分離できているため、恐らくできている…と思われる。